稲穂が黄金色に染まって来ました!

もう少しで稲刈シーズンの到来です。

当農場の稲は、少し遅れ気味ですので、9月末ごろからになりそうですが、

稲刈を頼まれている他の農家さんの田んぼは、9月25日頃から稲刈を始める予定です。

秋田県のお米の品種と言えば「あきたこまち」です。

当農場で栽培しているササニシキは、あきたこまちより遅く収穫出来る品種ですので、
あきたこまちの収穫が終わってから稲刈が始まる感じです。

あきたこまちは、あと10日ぐらいで収穫出来る感じですが、ササニシキはようやく黄金色に染まり始めた程度です。

写真は、ササニシキの稲穂です。



ササニシキは病気に弱い品種です。

今年、畑から田んぼにした田んぼの稲でいもち病が出てしまいました。
畑から田んぼに転換した年は、稲の出来が良くなり過ぎるので、病気が出ることを覚悟していましたが、
思いのほか少なく助かりました。

いもち病は、稲の病気としては一番恐れられている病気で、通常の栽培方法では、苗の段階から4~5回ぐらい農薬が使われています。いもち病は、収穫量を多く求めず、稲を健全に育てると大きな被害はありません。肥料を沢山やって収穫量を多く取ろうとすると、稲が混みあって田んぼの風通しが悪くなり、稲も軟弱に育って病気にかかります。満員電車と、皆が座って乗れる電車の違いのような感じです。

右側の稲穂がいもち病になってしまって稲穂が枯れて白くなっています。
左側が正常な稲穂です。
畑家から転換して一年目は、肥料を入れなくても養分が多いのでやむを得ません。