先進地視察

いやー、久々の更新です。
写真を撮っている暇が無くて、更新していなかったのですが、
これからは、割り切って、写真なしでも書いていこうと思います。
今日は、ちょっと余裕が出来たので、
タラノメ栽培を10年以上されている方のところに、
視察に行ってきました。
職人気質の方でしたし、私の視点と異なる視点の方だったので、
ちょっと肩が凝ってしまいました。

多くの農家がそうであるように、何よりも市場からの評価を優先していました。市場の話は一生懸命話をして下さったのですが、消費者の話は一切出てきませんでした。

市場の評価は、消費者の評価とも言えますが、決してイコールではありません。市場は、同一規格ものを安定的に供給することが最も重要視されるので、そうで無いものは、消費者が好むものでも、市場では扱い難く、価格に反映されません。

市場からの評価は、お金しかありません。それは、当然必要なことではありますが、消費者への直販を主としている私としては、本当に味気無いものです。生産に追われて、営業をする暇が無いのですが、口コミで徐々に買い求めに来てくれるお客様が増えてきたのは嬉しいことです。地域の特産として、旅館や民宿などで利用していただき、地域においでくださってお客様に喜んでいただけるように出来たらと思っています。