ヘビとカエル

ヘビが大きなアマガエルを咥えていた。
アマガエルは後ろ足を咥えられ、前足で必死にもがいていた。
滅多に見れるものではないので、しばらく観察していたんだけれども、
ヘビは何をするでもなく、じっとしていているだけだった。
私の方が痺れを切らして観察を止めてしまった。

次の日行ってみたら、カエルの死体だけがそこにあった。
あまりに大きなカエルだったので、ヘビは飲み込むことが出来ず、
諦めてしまったようです。

身に余るものは、一時は持っていれても、
長くは自分の物には出来ないようです。