2008年12月

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急激に冬到来です。タラノメを栽培している温泉ハウスに向かう途中、軽トラの前輪と後輪を側溝に落としてしまい、朝から脱出作業をしてしまいました。吹雪いていて、視界が良くなかったことも有るのですが、除雪車の除雪の仕方が悪いのが一番の原因です。除雪した道路の真ん中を走っていて側溝に落ちたんですよ。しかも、落ちたのは進行方向に向かって右側。道路の思いっきり右側よりを除雪していたんです。道路に落とし穴を掘ったようなものです。側溝から脱出させるのに1時間以上掛かってしまいました。市町村合併してから、本当に除雪が悪い。しかも下手。何とかして欲しいものです。
今年は、雪の降らない珍しい年です。一度降った雪も消えてしまったので、このチャンスに近くの山をうろうろして来ました。特に何の目的も無かったのですが、何と、フキノトウが食べごろになっていたので収穫してきました。一旦寒くなってから、暖かい日が続いたので、フキノトウが春と勘違いして大きく成長してしまったようです。ほろ苦い春の味覚を早速てんぷらでいただきました。と、これは昨日までのこと、今日から一転、冬到来です。やっぱり冬は寒いなー。
タラノキの伏せ込み作業をしています。根元から刈り取ったタラノキを一芽ずつ切って、床に伏せこみます。一本のタラノキから、平均して15芽程度のタラノメが収穫できます。一芽ずつ切り分けるのは、電気丸鋸を利用しています。その丸鋸周辺で指先が行ったり来たりするので、細心の注意を払って集中して作業しなければなりません。実際、誤って指を切り落としている人も居ます。話を聞くだけで指先がムズムズしてきますし、顔をしかめて背けたくなるような話ですね。今となっては慣れた作業ですが、タラノキを導入した当時は、大変でしたよ。幾ら慣れても危険な作業には違いありません。気をつけて作業したいと思います。正月過ぎから出荷予定です。
今日は、県主催の米粉活用の研修会に参加しました。研修では、米粉を使ったうどん、饅頭作りをしました。40名近くの参加者がいたのですが、男性は、私を含めて2名だけ。ちょっと恥ずかしくなりながらの研修でした。うどんは美味い。コシがあって、モチモチした感じです。饅頭は、ちょっと駄目でした。米を粉にする技術が進歩して、米粉の活用方法が広がってきていますが、自らが育てたお米を粉にして何らかの商品を作るというのは、まだまだ難しいようです。自家用の製粉機では、細かい粉にすることが出来ないのです。それでも、パンなどは、自家用製粉機で製粉した米粉でも充分美味しいパンが出来るようです。これから、米粉の可能性はどんどん広がっていくように感じた研修会でした。
今日、大型特殊とけん引の実技が合格しました。大型特殊は余裕だったのですが、けん引は大苦戦してしまいました。まず、スピードオーバー。次の直線で時速30km出して下さいと言われ、45kmぐらい出してしまいました。結構短い直線だったので、一気に加速しようと思ったら、スピードを出しすぎてしまったのです。「スピードオーバーです。」といわれて、「えーーーっ!」。試験のしょっぱなだったので、焦ってしまいました。何とか平静を装い運転していましたが、最後の難関の方向転換でパニックに。3回までの切り替えしまでOKなのですが、3回の切り返しをフルに使う事態に陥ってしまったのです。練習では、3回も切り返しをしたことが無かったので、かなり焦りました。1回目の切り返しの時点で、「不合格」を覚悟したのですが、何とか脱出出来たときには、本当にほっとしました。明日は、秋田市にある免許センターに行って、免許の申請をしてくる予定です。あー、ホッとした。これで、ようやくタラノメの作業が出来ます。
寒くなってきましたねー。今年は、寒さ対策として、念願の「どんぶく」を買いました。ずっと欲しかったのですが、中々買えずにいました。ちなみに「どんぶく」は、綿入れの袢纏のことです。これが、とにかく温かい。きっと温かいだろうなと思っていたのですが、フリーストかそんな類のものとは比べ物になりません。省エネ対策に、豆炭コタツとどんぶくがお奨めです。