2020年6月

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今朝は、水路でオニヤンマが羽化していました。



アキアカネより一足先に、オニヤンマの羽化が始まります。

7月5日頃から、徐々に田んぼでアキアカネなどの羽化が始まると思います。

今日のオニヤンマは、子供たちへのお土産です。



昔は、沢山のオニヤンマが飛び交っていました。

子供の頃、一日20匹ぐらい捕まえていたことも有ります。

今では、オニヤンマも貴重な存在となっています。

特に、今日のオニヤンマは雌のオニヤンマでしたので、観察したら解放させます。

今日は山沿いの田んぼの草取りです。

山側の左側が未処理、右側が除草処理したところです。



これで終わりではなく、この後、もう1~2回行わなければなりません。

山沿いの田んぼは、日中でも虫の来襲が有るのですが、風が強いため虫が寄って来ません。

風に感謝です。

さて、もう一息。

とは言っても、草が大きくなってしまっているので、あと半日掛かりそうです。



毎日、田んぼの除草作業と草刈りをしています。

今日は、朝飯前に草刈りをし、日中は除草作業です。

朝露のある時だと草が柔らかく刈りやすいので、草刈りが朝飯前の仕事になります。

今の除草作業は、狭い株間の除草作業です。





もっと効率的に出来る機械も有りますが、狭くて、必ずしも四角形ではない当農園の田んぼでは使えないので、手作業でコツコツやります。とにかく時間が掛かり、多くの面積は出来ません。私は一休さん方式と言っています。

お餅を搗く対決で、大男は臼と杵で餅を搗く時、一休さんは数粒ずつ棒で丁寧に餅を搗いたのです。一休さんお餅の方が良く搗けていて、一休さんが勝ちました。

一休さんの方式は現実的では有りませんし、私のやり方も現代の稲作技術からすれば現実的なやり方でもありません。

しかし、より自然なお米を育てようとすると、遠回りのように見えて、近道ではないかと思っています。

最後は、この狭い株間の雑草に稲が食われてしまうんです。

草刈り、株間の除草があと2週間ぐらい掛かる予定です。その後は条間を手押しか機械除草機で除草します。

その後は、雑草を見て対応します。

お父さん、おやつだよー。



今年は気温の高い日が続いているからか、田植え時からトンボが飛び交っています。



こちらは、ムカシヤンマです。

オニヤンマにそっくりで、オニヤンマより小柄です。



こちらは名前知らず。

田植え時から合体トンボを見掛けますが、どこで生まれているのか分かりません。

田んぼに居ますので、田んぼにも卵を産んでいると思うのですが。

アキアカネに限らず、色んな種類のトンボが田んぼに棲みついています。

今は、毎日田んぼの除草作業をしています。

まだ葉っぱ2~3枚の小さな雑草ですが、あっという間に大きくなってしまいます。

まだ早いと思うぐらいから手を掛けて行かないと、最後の方は手が付けられなくなります。

いつもは、条間から除草していますが、今年は株間からスタートです。

株間の除草は時間が掛かるので、どうしても後回しになります。

そして、雑草が大きくなると、手が付けられなくて断念する事が多いです。

今年は、手の掛かる株間をとりあえず1回処理して置こう作戦です。

1回処理して置けば、また生えても手が付けられない状態にならず、再度処理出来ます。

条間は、後回しです。条間は、少々雑草が大きくなっても動力除草機であれば何とかなります。

さて、結果は如何に。

私は、夜明け前の静かな時間が好きです。



これからの季節、昼から3時ごろまでは暑くて仕事になりません。

ゆっくり昼寝をして、3時ごろまでは軽作業をし、涼しくなってくる3時頃から本格的に仕事を始める感じです。

一日の中で最も仕事が捗るのは、夜明け前から朝食までの間です。

日中の暑い時間帯に仕事をするより、眠くても早く起きて仕事をする方が、身体への負担が少なく、仕事が捗ります。

さて、田んぼの土手の野の花が見ごろを迎えました。

2回目の草刈りを始める時期ですが、この部分はしばらく草刈りせず、花を楽しみます。



無事、田植えが終わりました。



好天に恵まれ、雨の中の田植えは1日のみ。

気温も高く、良い田植えとなりました。

田植え時に天気が良いと根つきが良く、その後の生育が良くなります。

とりあえず、とは、田植機の調子が思わしくなく、植え損じている箇所が多い事です。

これから、植え損じた箇所を埋める補植を行います。

田植機は、自分で修理出来そうもない状態なので、来年に向けて農機具屋さんに修理してもらわなければなりません。

代掻きしたばかりの田んぼに苗を植えるので、植えた後はしばらく泥水状態です。



田植えをすると、すぐに虫がついて苗を食べ始めます。

農薬を使用している田んぼは青々なのに、我が家の稲は虫に食べられて白くなり、悲惨な状態になります。

苗に付いている黒い点のようなのが虫です。

泥のような虫なので、イネドロオイムシと言います。

田植えが終わったので、早々雑草対策です。

苗の補植と雑草対策、水管理と、田植え後、一息つく間もなく作業が続きます。