2011年3月

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今日も雪で寒いです。もう3月も終わろうとしているのに、こんなに寒い日々が続くなんて。
農作業への影響も心配ですが、春は必ず来るので、その時期に合わせてやるしかないのですが、被災地の方々にとっては本当に大変な気候だと思います。少しでも暖かく過ごせる環境であって欲しいと願っています。
被害に遭われた農家の方が、早く帰ってお米をつくりたいと言っていました。どんなことがあっても、やはり、農家は春に種を蒔きます。お金を稼ぐという意味もありますが、気持ちとしてはちょっと違うんだろうと思います。農家は、生きると、食べるが直結していて、食べ物をお金で買うという考え方では無く、自分で作ると考えています。生きるためには種を蒔かなければなりません。種を蒔くことで、生きる希望が出てきます。出来れば、今年の春に種を蒔ける環境に戻ってもらえたらと願っています。
ようやく宅配便が復活しました。クール便の利用も可能となりました。
被害の大きかった地域への発送は未だ制約があります。被災地に物資を発送するためにも、早く回復して欲しいと願っています。

こんな山奥でも自分のやりたい農業が出来そうだと思ったのは、インターネットの可能性が見え、宅配便の利便性が上がって来ていたからです。これらのどちらが使えなくても、ここは陸の孤島と化してしまいます。宅配便が復活してくれて安心しました。

今は、徐々に春作業に取り掛かっています。
秋田県もガソリンがありません。
下手に動けません。
物流も回復せず、お客様にご不便をお掛けして、申し訳なく思っています。

地震後、ようやく今日からお米の発送を再開しました。

宅配便も燃料が無いため、自宅まで集荷に来てくれません。
自宅から15km程度の営業所まで荷物を持っていかなければなりませんので、ガソリンの無い私にとっても大変です。

申し訳ありませんが、3~4日程度に1回の発送とさせていただきたいと思っています。

ガソリンは、とりあえず、被災地優先。私とお客さんは後回し。ご協力いただければ幸いです。

お米は発送できますが、冷凍ブルーベリーなど、冷凍便はまだご利用出来ません。
地震の影響で停電となり、携帯も使用できず、ネットにも繋がりませんでした。
今、ようやくネットに繋がりました。

こちらは、特に被害は無く、大丈夫です。
ただ、東北全体の交通網に支障が生じており、食料、ガソリンなどが不足しています。
そのため、宅配便のサービスが一時休止状態です。

ご注文をいただいても、発送出来る時期が未定です。
発送が可能となり次第、お知らせさせていただきます。

地震の直後から停電となり、何の情報を得ることも出来ず、状況が全く分りませんでした。地震自体は大きかったのですが、3年前の地震に比べると規模が小さかったため、被害等はそれほど心配していませんでした。電気が来てテレビを見ると、津波に飲み込まれる市街地の映像が映し出されました。最初は、映像を見ても何の事か理解できませんでしたが、事の重大さに気付くと、もう言葉が出ませんでした。

未だ、連絡の取れない岩手、宮城の友人達を心配する日々が続いています。
それに、仙台市にもお客様が多いため、お客様方は無事なのか心配しています。被害の状況を見ると、本当に、とにかく、生きていて欲しいと願うばかりです。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、少しでも行方不明の方の生存が確認されることを願っております。避難所生活を送られている方々については、微力ながら、応援させていただきます。