2014年11月

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タラノキは、樹木ですが、6年ぐらいで生産力が落ちてしまいます。1年間の生長量は素晴らしいのですが、樹木では有っても、それほど長生きする樹では有りません。そのため、植え替えが必要です。植え替えに向けて、タラノキの抜根作業をしています。

タラノキ畑に、3年ぐらい前から何らかの獣が棲みついていました。直径15cmぐらいの穴が、かなり深くまで掘られていたのです。穴の周りに掘り出された土は、10畳ぐらいの広さに30cmぐらい積み上げられていました。

私が作業をしていると、10mぐらい先に立派な大きな狐がいて、じっとこちらを見ていました。私はビックリしましたが、気付かないふりをしながら狐を観察しました。私をしばらく見てから、穴の有った所に行って様子を探り、その近くの土手に横になって私を観察し、しばらくしてから山に帰って行きました。

穴の周りには、何の足跡も無かったので、もう使われていないと思っていたのですが、狐が利用していたようです。確か、狐は数か所に巣を持っていると思ったので、1つが壊されても大丈夫だと思います。でも、うなだれているように見えた狐を見ると、申し訳なかったなと思いました。

さて、4日後以降は、急激に気温が下がり、毎日雪だるまマークが並んでいます。今年の外作業は、残すところ3日しかないと思います。急ピッチで作業を進めます。





大根とタラノキを収穫しました。

大根は、切干大根や、1cmぐらいの厚い輪切りにして干す干し大根に加工します。
地元の農産物直売所「菜々こまち」で販売しています。この大根も無農薬、そして肥料を使用していません。タラノキを植えた後の畑なので、適度な養分が有ってのでしょう。立派な大根になってくれました。



タラノキは、根元から切り取って小屋に置き、年明けからハウスに入れて芽を出させます。植えてから長く経っている畑は、株が高齢化して余り良く生育してくれませんでした。植え替えをした若い畑でも、連作障害なのか良く育ってくれず、収穫量はそれほど多く有りませんでした。どうしようかなと考え中です。



どちらも、雪が積もる前に収穫出来ました。
4年連続の大雪でしたので、今年は少し少なめでお願いしたいところです。
嫁殿の実家に行って、我が子を沐浴して来ました。沐浴初体験です。
最初は気持ちよさそうに大人しくしていましたので、簡単だなと思っていました。次第に暴れだしたので、後半は適当にやって済ませました。いつもこの調子なので、暴れだす前に一通り済ませるのがコツだとか。それにしても、この時期の成長は早いものですね。一週間見ないだけで変わっていました。これから忙しくなるので、迎えに行く11月末まで会いに行く事が出来ません。大きくなっているかな。



これからは、タラノ木と大根の収穫、そして、来年の春仕事の先取りです。雪が降って外仕事が出来なくなるまでは、可能な限り外仕事を仕上げます。