2015年5月

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無事、田植えが終わりました。まずは、一息です。
でも、もう除草作業を開始しました。

私の田植えは、早朝から代かきをし、代かきをした田んぼに田植えをします。
今年は、計画どおり5日間で作業終了となりました。

植えられた稲の様子です。通常の稲は、青々としていますが、私の稲は色が薄く、何とも頼り無い感じです。これから、ますます通常の稲の生育と差が付いてきます。肥料を使用していない稲は、全く伸びません。我慢、我慢で、せっせと雑草対策をします。



じいちゃんが、孫のために「秋田ふき」を貰って来ました。
早速、息子と記念写真。
秋田ふきも、今年はマイマイガに食べられて穴だらけ。破れ傘です。
今日は、何と気温が30℃。暑い、暑い。日傘代わりです。

今年は、天気が良すぎて作物の生育が進み、仕事が追いつきませんでしたが、ようやく目途が立ちました。目途が立ったというか、目途を立てることにした感じです。遅れていたアロニアとカシスの剪定をするため畑に行きました。アロニア畑の様子。



カシスは、花が咲いていました。写真の真ん中あたりに毛虫が見えます。この毛虫が「マイマイガ」の幼虫です。


昨年大発生し、葉や花、果実が食べられ、カシス、アロニアは、殆ど収穫する事が出来ませんでした。殺虫剤など農薬を使用しませんので、ゴム手袋をはめて、一匹、一匹補殺します。ブルーベリーを救うのに精一杯で、カシス、アロニアにまで手が回りませんでした。ブルーベリー1株に100匹以上も付いていたのです。今は小さいのですが、いずれ、小指の太さぐらいにまで大きくなり、食べる量が一気に増えて葉も花も実も全て食べつくしてしまいます。

毛虫が今年も沢山付いていたので、あえて剪定をせず、様子を見る事にしました。今年も、ブルーベリー対策で精一杯で、カシス、アロニアに手が回らないと思うので、葉や果実を多く残して置く事にしたのです。さて、どうなる事か。

自然栽培をすると、害虫がいなくなると誤解している消費者の方がいます。昨年は、自然の山でさえ、丸坊主にされるぐらい「マイマイガ」の被害が有りました。自然の大きな流れの中で、畑の環境を整えるだけでは対応出来ない状況も多々あります。そこを人が調整しなければ、何も収穫物を得られなくなります。

結局、畑の仕事をせず、下の沢に行って「わさび」と「わらび」を採り、「いたどり」を食べ、帰りました。この時期、ちょっと山に入るだけで食べ物が沢山あります。山は豊かだな~と思える時期です。

息子が、ばあちゃんのゼンマイ揉みを手伝って?いました。
ゼンマイは、良く揉みながら乾燥させることで美味しくなります。
上手に揉めたかな?