2010年10月

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秋は、何処に行ってしまったんだ。
紅葉もしないのに、雪が降ってきてしまいました。
まだ、10月だと言うのに。
ここでは、11月第一週に降ることはありますが、10月は、ちょっと記憶に無い。
今年は、冬長いのかな。
秋田の駒ケ岳に登りたいと思っていたのに、雨天と雪で行けずにいます。
悪天候で農作業も遅れているので、今年は無理かな~。
う~ん。スケジュールが詰まってきた。
雪が降ってしまうと、今年の外仕事強制終了なので、何とか回復して欲しいものです。
参ったな~。山にきのこ採りにも行きたいし。
寒いですね~。急激に冷え込んできました。
今日は、今シーズン初の雪だるまマークが天気予報に登場しました。
まだ雪は降っていませんが、雨と風が強く、しかも寒いので、今日は外仕事お休みです。豆炭コタツに入って、溜まりに溜まった雑務を片付けています。
まだまだ外仕事盛り沢山。あんまり荒れないで欲しいところです。
夕方、地元の温泉に行って来ようかな~。
今年は、たらの木の葉が残りわずか。こんなに早く落葉するのは初めてです。
未だ、周辺の山の木々が紅葉しないのに、たらの木は、11月中旬頃の状態になってしまいました。どうしたんだ、たらの木!
夏の高温のせいか、有機質肥料の散布量を極端に減らしたせいか、両方が原因か、はたまた別の原因か。
芽は出てくれると思いますが、良い芽が出てくれるかどうか。
今年は、全ての農産物で、良くも悪くも新たな一面を見ることが出来た年でした。
ブルーベリーなど果樹類は、今年の影響が来年現れてきます。さて、どうなるか。
稲刈りが終わり、これから、冬に向けての仕事が始まります。
気の早い人は、家の周りの冬囲いを始めました。
我が家でも、薪を準備したり、ハスカップ、ブルーベリーなどの冬囲いを始めます。
雪が降ってくる11月下旬頃は、たらの木の収穫で忙しくなるため、
その前に、ブルーベリーなどの冬囲いを済ませなければなりません。
現在、ハスカップが300本、ブルーベリー600本ほどあるります。
それを一本一本冬囲いをするので、かなり大変な作業になります。
カシスは、比較的雪に強いので、囲いはしません。
本当は、囲いをしてあげると良いのですが、ちょっと手が回りません。

これから雪が降るまでの一ヶ月間。
またもや、何かと忙しくなります。
大変お待たせしました。
新米の発送を開始しました。

今年は、春先の低温が響き、大減収となってしまいました。
その分、沢山のお日様を浴びた貴重なお米です。

これだけ収穫量が落ちてしまうと、収穫の喜び半分、「迷い」が半分になってしまいます。
収穫量が落ちてしまったのは、天候だけが原因では無いと思っています。栽培方法の見直しが必要だと思っています。どう見直したら良いものか。う~んと、今から来年のことばかり考えています。

難儀して、手間暇愛情を掛けて育てたお米たちをお楽しみいただければ幸いです。

天気の良い日は、毎日稲刈りです。
自分の田んぼ以外に、近隣の農家さんの田んぼの稲刈りもしているので、あっちこっち走り回っています。雨の日もあるので、おおよそ20日間程度掛かります。
山間地の田んぼなので、本当に手間が掛かります。一日精一杯刈取っても、3反歩程度しか刈取り出来ないような田んぼも有ります。
平場の農家では、2町歩(20反歩)刈取るのに、3~4時間で終わる人もいます。私が20日間掛かって刈取る面積は、2日ぐらいでゆっくり刈取ってしまうでしょう。
このように効率的な農業が出来る平場でさえ、農業を辞めていく人が多いときに、山間部の農業を維持するのは、並大抵の事ではありません。平場に比べ、作業労力が多く掛かり、また、労働強度も高いです。それに、収穫量も少ないです。

この頃、「農業は駄目だ」と言う人が少なくなったような気がします。
決して良くなったわけではなく、農業に希望を見出せなくなり、諦めてしまったからのように思います。う~ん。何となくまずい状況。どうしたものか。
まずは、しばし収穫の秋を楽しみたいところです。