2011年9月

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稲刈りがスタートしました。
もう少し後に始めたかったのですが、雨の日が多い予報でしたので、ちょっと早めのスタートとなりました。
稲刈りをして見ると、思いのほか雑草優勢で稲が少なく、少々落ち込み気味。ん~、またもや雑草に負けてしまったか。参ったな~。雑草の種類が変わって行き、その雑草に応じて対策が違ってきます。ある優勢雑草の対策をすると、こんどは、その環境を好む雑草が増えて来てと、終わり無き戦いです。
来年の作戦を考えねば。

まずは、少しでも、収穫できたことに感謝、感謝。
じっくり、ゆっくり時間を掛けて乾燥し、美味しく仕上げたいと思います。

新米は、10月5日頃から発送出来る予定です。

毎日、雨、雨、雨。今日も雨。
明日から、ようやく天気回復する予報なので、2~3日後ぐらいから稲刈りを始められそうです。
大雪の影響で春の作業が遅れ、いつもより2週間程度遅れた春の作業でしたが、好天に恵まれ、例年並みの時期に稲刈りを迎えられそうです。
毎年、毎年、「はー、何とか収穫まで漕ぎ着けた。」と思うのです。
ここは、山間地のため、田んぼが何角形か分らないぐらいの田んぼや、小さな田んぼが殆どなので、除草機を使っても除草しきれない部分が多く、結局は手取り除草となります。毎年、毎年試行錯誤しながらの草取りですが、最終的には体力勝負の草取りとなってしまうため、「はー、何とか乗り切った。」と言った感じになります。実は、雑草優勢で、殆ど収穫出来ないような田んぼもあるので、乗り切ったとは言えないのですが。
大変な思いをしているだけに、黄金色に染まった田んぼを見ると、本当に嬉しくなります。刈り取るのが勿体無い。
まー、そうは言っていられないので、ありがたく刈り取らせていただきます。有機質肥料を使用している田んぼでも、その使用量は少ないですし、また、有機質肥料も一切使用していない田んぼもあります。特に、有機質肥料も使用しない無肥料栽培の田んぼは、まさに、田んぼからの恵み。田んぼのお米です。色んな資材を使う栽培方法は沢山あります。それはそれで良いのですが、自然豊かな山間地の田んぼで、山から生まれたての水を使用し、田んぼと稲の力で育った純粋なお米って良いな~と思うのです。
さて、収穫の秋です。お楽しみに。


地元の山の達人に同行させていただいて、地元の源流を歩いてきました。
一泊二日の行程で、源流を登り雄大な自然を満喫。舞茸を探したり、焚き火を囲んで酒盛りしたり、何とも楽しい二日間でした。残念ながら舞茸の時期にはちょっと早かったようで見つけることが出来ませんでしたが、平茸とミズで「かやき」を作り、自然の味覚も楽しめました。
皆瀬は、総面積の90数%が山林地帯で、人が容易に立ち入ることが出来ない懐の深い山々があります。この豊かな自然をもう少し人々に知っていただくような機会を作れないかを探る旅でもあったのですが、知って欲しいような、知って欲しく無いような。
上手に、保全しながら活用して行く方法を考えられたらと思います。

また、紅葉の時期にでも行って見たいと思います。