2019年7月

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我が家の田んぼでは、トンボの羽化が最盛期を迎えています。

早朝、まん丸お月様が田んぼを照らしています。

4時頃には、ヤゴからトンボが出ています。



朝日の当らない田んぼでは、7時頃でも羽化が行われています。



一つの稲株で、3匹のトンボが羽化していました。

正式名称は分かりませんが、当地で神様トンボと言われているトンボも羽化しています。



このトンボは、通常のトンボとヤゴの形も違います。

田んぼでヤゴを見掛けていましたが、他のトンボのヤゴと形が違うので、何の生物か分かりませんでした。

数年前、羽化しているのを見つけ、神様トンボのヤゴだったことを知って大喜びしました。

息子に付けてあげた羽化したばかりのシオカラトンボです。



羽化したてのトンボは、羽が柔らかいので直ぐに飛び立つことが出来ません。

朝限定のトンボのブローチです。

田んぼの除草は、もう一息です。あと4日ぐらいで一旦終了です。

田んぼを乾かしてから、ヒエ限定の除草作業をします。

梅雨が明けず、日照時間が少なくて気温も低いです。

稲の生育はまずまずですが、夏が待ち遠しい今日この頃です。

毎日、田んぼの草取りに明け暮れています。

ブルーベリーが少し採れ始めましたが、収穫量が増えるまで嫁さんにお任せです。

現在の我が家の稲は、こんな感じです。



通常の栽培方法の稲は、こんな感じです。



生育量が大きく違いますが、これでも我が家の稲にしては、良く出来ている方です。

田んぼの除草は、機械の除草機も使いますが、手押しの除草機を使う方が多いです。






稲が小さいうちは手押しの除草機を使用します。

雑草が大きくなると手押しの除草機では対応できないので、機械の除草機を使用し、細かい部分を手押しで処理します。

機械の除草機だと根が傷んで生育が停滞する場合があるので、出来るだけ手押しの除草機を使用するようにしています。

問題は株と株の間。株間の除草です。

山間地の小さく四角で無い田んぼの多い所では、株間の処理に有効な機械が無いので、手取りが基本です。



稲株の周りを指で引っ掻くようにして雑草を取り除きます。

腰を屈めての作業なので、腰は痛いし、肩も痛くなります。

全部の田んぼはやり切れないので、稲の生育に大きな影響を及ぼす雑草が生えている田んぼから順番に作業を進め、やれるだけやります。

タイムリミットは、7月20日頃です。

田んぼを乾かす中干し(なかぼし)をすると、雑草を取る事が出来なくなります。

お父さんの仕事を監督しに来た子供たちと一枚。