2021年7月

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中干を完了した田んぼから、再度、水を入れ始めました。



今日は、素晴らしい青空です。



田んぼに水を入れ始めたら、くちばしの長い、「オオハシシギ」(多分)がやってきました。



この辺で見かける事の無い鳥なのですが、当農場の田んぼがエサ場になっているようです。

先日、地域の子供会でカヌー体験に行って来ました。



遊んでベッドから落ちて鎖骨を骨折しているため、パドルを持つ予定ではなかったのですが、無理しなければ漕げていました。

息子にとっては、この後の夕食会の時におやつ食べ放題だったのが楽しかったようです。

仕事が一段落したので、息子たちを海に連れて行きました。

平日だったので、プライベートビーチ状態でした。




小砂川海水浴場は小さな海水浴場ですが、鳥海山の伏流水が湧き出ていて水が綺麗で岩場もあり、海遊びが楽しめます。

昨日は、タコを取り逃がしたので、今度はヤスを持って行こうと思います。

カニは、30匹ぐらい捕まえました。

砂浜が駐車場で、波打ち際に車を止めると物を運ばなくても良いのが楽です。

車から海まで、徒歩10歩ぐらいです。

シャワーの場所に車を横付け出来るのも楽ですよ。


田んぼを一旦乾かす中干(なかぼし)を始めました。

肥料を使用していないため稲の生育が緩慢なので、通常の栽培方法より20日ぐらい遅くスタートです。



中干は、田んぼの土を固めて稲刈り作業をしやすくするために行います。

このまま水を入れ続けて秋に乾かそうと思っても、土は乾きません。

昔、試しに中干をしなかったところ、どんなに天気が良くても乾かず、稲刈り作業が散々な状況になってしまいました。

もちろん、地域や田んぼの状況によって違ってきますが、当地の気候では中干が欠かせない作業になります。

また、中干は、稲の根を健全に保つために必要な作業でもあります。

稲わらなど、田んぼの土の中の有機物が分解される過程でガスが発生します。

このガスは稲の根にとって良く無いガスで、根っこを腐らせたりします。

土を乾かすことで、土中のガスが抜け、根っこが伸び易くなります。

中干後は、水を出し入れしながら根っこを健全に保つような水管理をして行きます。

まだ草取り中のため中干開始していない田んぼも、今日で草取りを終わらせて中干を開始する予定です。

来週からは、田んぼの畔の草刈りです。

連日30℃以上の好天日が続き、日中の作業は暑さとの闘いでもあります。

それでも夜は涼しく、寝苦しくて扇風機を使用したのは2日間だけなので、思ったり疲れが溜まりません。

何とか夏を乗り切ります。




田植が終わってから、ずっと田んぼの除草作業をしています。

今は、稲株と稲株の間、株間の除草作業をしています。

列間を除草しても、株間の雑草が残ります。



株間を除草器具でせっせと除草して行きます。



左が除草済み、右側が除草前です。

一つ一つの株間を除草して行くので、膨大な時間が掛かります。

これくらいの雑草と思うかもしれませんが、ここを残しておくと、稲は雑草に飲み込まれてしまいます。

次の写真の中央部に赤い草が見えます。

この小さい草は、稲刈り頃になると稲より高く成長し、太くて硬い茎の大きいヨモギのようになります。



この写真のころより雑草が大きく成長し、除草スピードが落ちてきています。

少しでも早く終わらせたいのですが、どんどんゴールが遠ざかる感じです。

株間除草は、あと1週間掛かる見込みです。ふ~。

その後、条間2回目の除草、手取り除草と続きます。

それが終われば、3回目の畔の草刈りです。

雑草との格闘が続きます。