2012年10月

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毎日、毎日雨です。
夏場は、雨が欲しくて欲しくて天気予報とにらめっこしていましたが、
今は、太陽が欲しくて欲しくて天気予報とにらめっこしています。

夏の分を挽回するかのように毎日雨で、太陽がさっぱり出てきません。
勝手な都合では有りますが、極端すぎる天気は勘弁して欲しいな~。

今は、果樹園の大改造中です。
数種の果樹をまとめて植えていましたが、
例えば、カシスに付く害虫がブルーベリーに悪影響を及ぼすなど、
当初想定していなかった問題が出てきたりしたので、
カシスを離れた畑に移植するなどしています。

農薬を使用するのであれば、特に問題になるものではありません。
しかし、農薬を使用しないため、
少しでも良い環境で農作物を育てる方法を考えなければならないのです。

天気が悪いため、ただでさえ重い苗木が更に重くなり、かなり大変な作業です。
もう直ぐ雪が降ってきてしまうため、天気が良くなるのを待つ事も出来ません。

は~、天気が良くなって欲しいな~。


急に寒くなってきたら、山々が秋めいて来ました。
日々、山の色が変わって来ます。
今、ブルーベリー畑の支柱を立てているのですが、日々、ブルーベリーの葉も赤みを増して来ています。
普段見慣れた景色では有りますが、やはり秋はいいですね~。
仕事の合間にボーっと景色を見ているだけで豊かな気持ちになって来ます。

今度の休日頃には、里山の紅葉も見ごろになりそうです。

先日、栗駒山に登ってきたのですが、突然、吹雪に見舞われてしまいました。
下山時、キノコでも採っていこうと思っていたのですが、逃げ帰って来てしまいました。
暑いと思っていたのに、冬がそこまで来ているんだな~。
この前まで暖かかったのですが、一気に寒くなってきました。
今日の夕方は、日が暮れると急に冷え込んできたので逃げ帰ってきました。

無事稲刈りが終わり、今は、来年に向けて田んぼの整備をしています。
田んぼに人の姿は見えず、田んぼにいるのは私ぐらいです。

今年も豊かな恵みをくれた田んぼに感謝しながら、田んぼを眺めつつ、より良い田んぼにするためにせっせと手を掛けています。

田んぼは生き物です。単に固形物の「土」が有るのではなく、多くの微生物の住処で、その微生物の働きによって稲が育ちます。田んぼの整備とは、単に形を整えるのではなく、田んぼの生物が住みやすい環境を整えることを目的にしています。

田んぼを育てるのが私の仕事です。