2024年8月

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近所のお父さんが体調不良となり、農地の管理を任されました。

今日は、稲を作付けしていない田んぼの草刈りです。

草ぼうぼうで、かなりハードな仕事です。



この一帯は農地の条件が良くないのと、所有者が高齢の方が多く、稲を作付けしていない田んぼが多いです。



お米が足りないと騒いていますが、お米を作っても収益を得ることが難しいため、どんどん農業を辞めて行っています。

当集落でも20年ぐらい前は30戸ぐらいのお米農家がいましたが、来年は私を含めて4~5戸になる見込みです。

何とも寂しい限りです。

農業を辞める方がいても、ここの農地条件では規模拡大が難しいので、引き受け手がいません。

次の写真の奥に私の田んぼが見えます。



減反田の草刈りは、あと2日ぐらい掛かりそうです。

これが終われば、今シーズン5回目、最後の田んぼの草刈りに入ります。

家の前に小さな虹が掛かりました。



見えにくいのですが、写真の右端から左端までの小さな虹が掛かっています。

虹の足元が見えることは稀ですが、両端が見える小さな虹は初めて見ました。

写真では分かりにくいのですが、実際は、すぐ目の前なので、くっきり見えました。

無数のトンボが飛び交う景色なども、写真に写らないので伝えきれません。

稲は穂を出し、花が咲いています。早い穂は頭を垂れ始めています。



こちらはササニシキの田んぼです。



こちらは、亀の尾の田んぼです。

亀の尾は草丈が高いです。中央にあるスコップと比べてみてください。



見た目、稲はすごく良く育っているのですが、見た目の割に収穫量が少ないのが難点です。

伸びてくれるのはありがたいのですが、草丈が高い分倒れやすく、栽培が難しい品種です。

今は、田んぼを一旦乾かしている時期です。

この暑い時期に田んぼを乾かして固めておかないと、秋に猛暑となったとしても土は固まりません。

夏の暑さと、秋の暑さは別物だと実感します。

田んぼを乾かすことで土の中に酸素が供給され、稲の根を発達させる効果もあります。

朝露で生き生きしている稲です。




田んぼは、雑草の花盛りです。かわいらしい花ですが、田んぼの難敵なので、余り見たくない花です。





子供たちは夏休み。

今年は、何回海に連れて行ってあげられるかな。