山の農場だより

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昨日、秋田県特別栽培農産物認証の現地検査が行われました。

いつもどおり、何の問題も無く終わりました。

田んぼを見ながら栽培方法を確認し、様々な情報交換をさせて頂いている感じです。

検査と全く関係ないことなのですが、検査員の方から、綺麗な田んぼですね。絶対美味しいお米になりますね。と言って頂きました。





田んぼの中は草だらけですが、田んぼ全体の見た目や稲の姿、色合いが綺麗なのです。



稲穂が黄金色に染まって来て、青さが残るこの時期が一番綺麗ですね。

今年は気温の高い日が続いていますので、稲刈りが早まりそうです。

稲刈りが遅れると食味が落ちてしまいますので、刈り遅れが無いよう早めに稲刈りの準備を進めて行きます。

稲が美味しそうになって来ました。





田んぼの中まで太陽の光が差し込んで明るく、稲は全身で光を浴びてお米を育んでくれます。



こんな田んぼは収穫量が少なくなりますが、お米一粒一粒にギュッと栄養を蓄えてくれます。

子供たち夏休みの最後に、立山を歩いて来ました。

後ろに見えるのは大汝山から見える黒部ダムです。



子供たちはバテバテでしたが、良く歩きました。
お天気に恵まれ最高でしたよ。
稲の花が咲き始めました。



お天気は思わしくないのですが、15日頃には稲穂が出揃いそうです。

田んぼに、ちっちゃいトンボがいました。

初めて見るトンボです。





田んぼを害虫から守ってくれている沢山のクモの巣の一つに捕らえられていたのを発見しました。

クモの朝食を奪ってしまって申し訳ないのですが、今回は観察したくて救出しました。

今年は、オニヤンマが極端に少ないです。

いつも外にいる私が、1度しか見かけていません。

猛暑の影響で、オニヤンマのヤゴが好む場所が干上がってしまったのかも知れません。
稲穂が出始めました。

当地の中心的な品種あきたこまちは、稲穂が出揃い、稲穂が垂れ始めました。

我が家のササニシキと亀の尾は、稲穂が出始めた所です。



今日は、1か月ぶりぐらいで雨が降りました。

土を濡らす程度の雨にはなっていませんが、3日ほど雨の予報となっておりますので、まとまった雨が降ってくれることを期待しています。

我が家の田んぼは、何とか水を確保出来ていますが、高温対策で後手に回ってしまい、田んぼの土手を崩落させてしまいました。



昨年は豪雨で崩落、今年は高温で崩落です。

写真を見て頂くと、田んぼに亀裂が入っているのが分かるかと思います。

田んぼは、代掻きをすることでが水が地下に浸透するのを防いでいます。

田んぼに大きな亀裂が入ったことで水が地下に浸透し、土手が崩落してしまったのです。

平場や、小さな土手ではこのようになりませんが、土手が高い田んぼは、常に土手崩落の危険が有ります。

雨続きの春、田植え後から雨の無い高温続きの天候で、いつもと違う管理方法にしたことが原因です。

とりあえず、仮設の畔を作って、稲刈り後に復旧工事を依頼します。

山間地の田んぼは、農作業も大変ですし、農地を維持することにも労力や費用が掛かります。

雨が全く降らず、猛暑が続いています。

昔だったら、30℃越えも珍しいぐらいでしたが、今は35℃越えも珍しくなくなりました。

今年は水が少なく、田んぼに入れた水もすぐに無くなってしまうので、田んぼに水を引っ張ってくるのに難儀しています。

このまま、まとまった雨が降らないと、水の来ない田んぼが出て来てしまいます。

田んぼに水が無いと、お米が育たず収穫量が減り、品質にも影響してしまいます。

最善を尽くして、祈るしか有りません。

今の一般的な田んぼは、こんな感じです。



私の田んぼは、こんな感じです。



除草作業を精いっぱい頑張っても、雑草は残ってしまいます。
今年の除草作業も大変でした。
ずーっと田んぼの草取りです。

2人除草作業のお手伝いをお願いしているのですが、2人ともダウンし、1人でせっせと除草作業をしています。

流石に連日の30℃越えはキツイです。

雑草は除草作業を待ってくれず、猛暑の影響で急激に成長して来ています。

株間除草さえ終われば先が見えてくるのですが、畔の草刈りも手が付けられず、どんどん仕事が溜まって行きます。

さてさて、コツコツです。

田んぼは、こんな感じです。



一般的な田んぼは、こんな感じです。



これから、7月末頃まで、どんどん差が開いて行きます。

稲は伸びず、雑草は元気に育ち、猛暑の中、抜かる田んぼに足を取られながら半分熱中症気味で除草作業です。

まともな人間に出来る仕事では有りません。

どこまで狂えるかが勝負です。7月末まで続きます。
ずーっと田んぼを歩いています。

相棒です。



改造した4条除草機。

朝から夕方まで、一緒に田んぼを散歩です。

先日は機械の方が疲労骨折し、軸を新品に取り替えました。

機械は交換できますが、人は交換出来ないので体に気を付けねば。

田んぼはと言うと、





スクスク育つには程遠く、何とか生きています。

最近は、ちょっと伸びているのが見えるようになって来て嬉しいです。

除草機を掛けると稲が育ってくれるので、何とか気持ちが乗ります。

あと3日ぐらいで機械除草を終え、除草用の道具と手取りで株間の除草をして行きます。

株間除草は気が遠くなるような作業で先が見えず、助っ人を頼みながら進めて行きます。

畔の草刈りもしなければならず、この時点で仕事が1か月ぐらい遅れている気分です。

は~、久々の更新です。

今年は雨続きで田んぼの仕事が進まず、ようやく田植えが終わりました。

雑草対策のため、代掻きをして、直ぐに田植えをしますので、泥水田んぼです。



まだ、補植作業が有りますが、まずは、育苗ハウスの後片付けからです。



これを後回しすると、お盆頃まで後片付けが出来ないままになってしまいます。

育苗ハウスから別の方向を見ると、ほぼジャングルのような感じです。



雨続きで田んぼが乾かず、その田んぼを耕起したので代掻きも難儀しました。

乾かない田んぼを耕起すると、耕起する深さが安定せず、土も細かく出来ないため代掻きが大変なのです。

いつもより5日遅れの田植え終了となりました。

天候も思わしくなく、今年は難儀なお米づくりになりそうです。

最善を尽くします。
参っっちゃいますね~。

毎日雨で、田んぼの仕事が出来ません。

他の外仕事も出来ず、農繁期なのに時間に余裕が有ります。

季節は勝手に過ぎて行きますので、仕事の先延ばしで仕事が集中し、かなり大変な状況になりそうです。



畔塗は何とか出来ましたが、田んぼが乾かず田んぼを耕すことが出来ません。

お天道様次第、成るようにしか成りませんね~。

種まきが終わり、芽が少しで始めました。

種まきは、子供たち頼みです。

子供たちの休み合わせて準備しておきます。





沢山手伝ってくれるので、お礼に欲しいものをプレゼントします。

上の子はヘッドホン、下の子はおもちゃでした。

春。桜も良いですが、私は、この花が好きです。



夏場には藪になるような場所生え、他の草木が芽吹く前に咲いてしまいます。
弱そうに見えて強く、他と争わないで生き延びます。

我が家の家の前の土手にも咲き、紫と白、カタクリの赤が混じって咲いて早春のお花畑になります。
我が家の前に植えてあるブルーベリーをふと見ると、トンボが止まっていました。

代かき頃から見え始める種類のトンボですが、こんな時期に見るのは初めてです。



息子に教えたら、早速、捕まえようとしました。でも、失敗してどこかに行ってしまいました。



寒い時期なので簡単に捕まえられるかと思いきや、結構素早かったです。

今は、種まきに向けて、育苗ハウスや苗床の準備を進めているところです。



18日頃に種まきの予定です。

雪解けが進み、流れてくる水の量が増えてきたので、水路を確認しに行きました。

家の後ろの沢は、雪解け水で増水して来ますので、水量を少なく調整しました。



この沢の水を家の前に引込み、雪を融かしています。有難い沢水です。

沢沿いはバッケが顔を出してきていました。



ついでに貝沼まで登ってみました。



1週間前、子供たちが沼の上で遊びましたが一気に雪解けが進んでいました。

帰り道、熊の足跡がありました。



足跡を辿ってみると、我が家から200mぐらいの所を歩いていたようです。

昨年は山が豊作でしたので、今年は熊の出没が多いかも知れません。

気をつけねば。
寒さが緩み、雪が締まってきました。

雪があるうちに、ブルーベリーの冬囲いのてっぺんだけ取り除きに行きました。

ブルーベリー畑の入り口は、まだ雪の壁なので、軽トラの荷台から上陸です。



ブルーベリー畑には、まだ1m70cmぐらいの雪が積もっていました。



まだまだ雪が多いのですが、ブルーベリーの花芽は膨らんできています。



これだけ寒くても生命活動を開始する生命力って不思議です。

息子たちと田んぼの水源地「貝沼」に行きました。



家から雪道を登って30分ぐらいの場所です。子供の頃からの遊び場で、この場所にいるだけでホッとします。



今シーズン、どか雪は余りないのですが、静かにずーと降り続けています。

2月も後半なので、もうそろそろ春の雪に変わってくるかなと思っています。



2階建ての車庫の軒先まで雪が積もってきました。

あと、もう一降りて、軒先につっかえそうです。

雪が多いと言っても、当地では平年並み位の積雪量なので、この程度であれば何とかなります。

今シーズンで屋根の雪下ろしを6回やっていますので、6~7回だと平年並みです。

さすがに9回やった年は、春になっても雪が無くならないのではと思うぐらい埋まりました。

これだけの雪の量でも何とかなっているのは、豊富な水のお陰です。

家のすぐ後ろを流れる沢から塩ビ管で水を持って来て、家の前と車庫の前に流しているので、ずいぶん助けられています。



この水が無かったら、毎日1時間ぐらい除雪作業をしなければならないでしょう。

田んぼも冬も、豊かな水に感謝であります。
連日の雪で、久々にお日様が顔を出してくれました。

今日は、今シーズン5回目の屋根の雪下ろしです。



1階の軒先まで雪が積もり、場所によっては軒先以上に高くなってしました。

これ以上雪が降ると、これから先は雪下ろしではなく雪上げになります。

煙突も埋まりそうなので、煙突周りの雪を掘らなければなりません。

あと雪は勘弁して欲しいところです。
ようやくセリの収穫作業が終わり、春まで農作業は休みです。

事務仕事と雑用をしながら、次のシーズンに向けた学びの時間にしています。

先日、我が家から車で10分ぐらいの所で「しがっこまつり」が行われました。

しがっことは、氷の「つらら」の事です。

小安峡谷から噴き出す温泉の湯気などで峡谷に巨大なつららが出来ます。

それにライトアップして催物が行われたり、花火の打ち上げが有ります。

しがっこのライトアップ



しがっこと花火



小安大橋



子供自作の山盛り誕生日ケーキ


子供たちのスキー教室は、好天に恵まれて楽しい一日となりました。

焼石岳が美しいです。



昨年は雪が少なくて予定より大幅に遅れてのオープンとなりましたが、今年は雪が多くて良いゲレンデ状態です。

各地でスキー場の料金も値上がりしていますが、地元の稲川スキー場は頑張っています。

小学生だとシーズン券で5千円、スキークラブに入っていると半額です。

当地のスキー場は、とっても気軽に楽しめる遊び場です。

それに、地元のちびっこスキークラブは保険料程度の入会金で週1~2回上手な人たちが教えてくれるので、大助かりです。

今日は小学校のスキー教室があり、私もお手伝いで参加します。

地元の人間にとっては学校でスキー教室をやるのが当たり前なのですが、スキー教室やらなくても良いんじゃないのと考える人も増えて来ていますし、先生方にとっても負担が大きいので、豪雪地帯の当地でもスキー教室が当たり前では無くなってきています。

用具を準備するのに相応のお金が掛かりますし、成長に合わせて買い替えも必要になります。

小学校から高校までスキー教室がありますので、学校のスキー教室でしかスキーをしない子の親にとっては、決して少ない負担では有りません。

スキーは冬を楽しむ一つの方法ですし、運動不足解消になります。特にバランス能力を育み、他のスポーツにも良い効果があります。

子供たちは楽しんでいますけど、親は大変ですね。

子供たちが作った氷ランタンです。冬もまた楽し。



セリの収穫作業がもう少しで終わります。何とか1月中に終われそうです。

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

セリの出荷作業が31日まであり、午前中までで終わらせて午後から子供たちとスキーに。

雨でびしょ濡れとなり、早々に退却。

家に帰ってから作業小屋の2回目となる雪下ろし。

集落の神社の当番となっていたので、参拝客を受け入れるための除雪作業や準備をし、神社で待機。

深夜1時頃に帰宅し、早朝6時からまた神社へ。

朝食後、自宅の2回目となる雪下ろしをし、ようやくゆっくりしたところです。

明日2日から、またセリの収穫作業がスタートします。

年末年始はセリの稼ぎ時のため、ゆっくり休んでもいられません。

1月20日過ぎ頃には終われそうですので、その後ゆっくり休みます。

今年の目標は、子供たちと沢山遊ぶこと。簡単なようで出来ていませんね~。

今年の農業は、セリが終わってからゆっくり考えます。

今年もよろしくお願い致します。

今シーズンは、早くも1回目の雪下ろしです。



静かに、ずーっと降りっぱなしです。

重い雨雪で雪下ろしが大変です。

今日は、とりあえず小屋だけ、明後日に家の雪下ろしをする予定です。

家の前のトドマツ?が伸び過ぎたので上の方を切って家の前にクリスマスツリーとして雪に刺しました。

ついでに大きなつららを立てて見ました。見た目が寒いですね。

雪のため露地のセリが強制終了となりました。

引き続きハウスのセリの収穫をしたかったのですが、予定より早く露地セリが終わりとなった分、ハウスセリが短いため、数日収穫作業を休むことにしました。

そこで、晴れ間を見ながら雪山の散策を楽しみます。

目指すは、キノコです。





家の近くの山を散策しながらナメコ、ムキダケ、アカモダシを探します。

キノコは凍っても大丈夫なので、凍ったキノコも収穫出来ます。

自然の中の宝探しが楽しいですよ。

明日からセリの収穫作業を再開しますので、今シーズンのキノコ採りは終了です。