山の農場だより

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今日は久々に晴れたので冬支度です。

冬に食べる野菜類の収穫第一弾と柿の収穫です。





ついでに貝沼を散策しながらキノコ狩りです。



こちらは、我が家から徒歩3分の滝です。写真左手の木にムキダケが生えています。



我が家から徒歩3分ぐらいで天然のナメコ、ムキダケ、サワモダシが収穫出来るって豊かだな~と思います。

子供たちは、わざわざ遠くに遊びに連れて行くより、家の周辺の山に連れて行った方が楽しそうにしています。
初霜が降りました。



ブルーベリーは真っ赤に色付いて来ています。



晩秋になって来ました。

田んぼは、何も無いように見えて、目に見えない微生物が活動しています。

秋にこのような感じにしておければ、来年は良い稲が期待できます。



今は、セリの収穫と冬支度で大忙しです。

1月末ごろまでセリの収穫が続きます。

無事、稲刈りが終わりました。ふ~。





今年は天候の影響で稲刈り適期が早まり、いつもより早く稲刈りを開始し、早く終わりました。

春の天候の影響で茎数が増えず、自然栽培米は昨年より1割程度収穫量が減りました。

減農薬栽培米は昨年並みの収穫量を頂く事が出来ましたので、自然栽培米は雑草の成長スピードに除草作業が追いつけなかった影響もあったのだろうと思います。

春先の天気が良くても、そうでなくても、簡単には行きません。

無事、お米を頂くことが出来て感謝感謝であります。



新米を美味しく食べていただければ幸いです。

ヒエ取りです。来年のために、少しでも雑草の種を減らしておきます。

生えないように管理出来れば良いのですが、ヒエの全く生えない田んぼ、ヒエの生えやすい田んぼがあります。

ここはヒエ田。
自分で圃場整備した田んぼで、圃場整備をした田んぼはヒエが生えやすいです。



息子もお手伝い。



今日は大雨、明日はもっと大雨。しばらく雨の予報で、稲刈りが出来そうもありません。

あと、3~5日ぐらいで稲刈りと思っていましたが、スタートが遅れそうです。

大雨でぐにゃっと曲がった亀の尾。



潰れるというより、茎が長い品種なので、潰れなくても稲穂の重みでたわみます。

亀の尾の立派な稲穂。とっても美味しそうです。



稔るほど、地べたに稲穂が付くぐらい頭を垂れます。

稲に学ぶことが多いです。

昨日、秋田県の特別栽培農産物の認証を得るための現地検査がありました。

認証には、栽培方法を記した書類審査と現地検査があります。

各地の田んぼを見て回っている検査員の方が、田んぼと稲をを見て、「佐藤さんのお米は絶対美味しいと思う。見るからに美味しそうだ。」と言ってくださいました。

写真では伝わりにくいと思いますが、美味しそうな稲になって来ましたよ。

ちなみに、食味は検査項目にありません。



今日から赤とんぼが見られるようになりました。

秋ですね~。



田んぼも美味しそうになって来ました。



今は、畔の草刈りとヒエ取りをしているところです。

セリの植え付け作業もあるので、稲刈りに向けて忙しくなって来ました。

近所のお父さんが体調不良となり、農地の管理を任されました。

今日は、稲を作付けしていない田んぼの草刈りです。

草ぼうぼうで、かなりハードな仕事です。



この一帯は農地の条件が良くないのと、所有者が高齢の方が多く、稲を作付けしていない田んぼが多いです。



お米が足りないと騒いていますが、お米を作っても収益を得ることが難しいため、どんどん農業を辞めて行っています。

当集落でも20年ぐらい前は30戸ぐらいのお米農家がいましたが、来年は私を含めて4~5戸になる見込みです。

何とも寂しい限りです。

農業を辞める方がいても、ここの農地条件では規模拡大が難しいので、引き受け手がいません。

次の写真の奥に私の田んぼが見えます。



減反田の草刈りは、あと2日ぐらい掛かりそうです。

これが終われば、今シーズン5回目、最後の田んぼの草刈りに入ります。

家の前に小さな虹が掛かりました。



見えにくいのですが、写真の右端から左端までの小さな虹が掛かっています。

虹の足元が見えることは稀ですが、両端が見える小さな虹は初めて見ました。

写真では分かりにくいのですが、実際は、すぐ目の前なので、くっきり見えました。

無数のトンボが飛び交う景色なども、写真に写らないので伝えきれません。

稲は穂を出し、花が咲いています。早い穂は頭を垂れ始めています。



こちらはササニシキの田んぼです。



こちらは、亀の尾の田んぼです。

亀の尾は草丈が高いです。中央にあるスコップと比べてみてください。



見た目、稲はすごく良く育っているのですが、見た目の割に収穫量が少ないのが難点です。

伸びてくれるのはありがたいのですが、草丈が高い分倒れやすく、栽培が難しい品種です。

今は、田んぼを一旦乾かしている時期です。

この暑い時期に田んぼを乾かして固めておかないと、秋に猛暑となったとしても土は固まりません。

夏の暑さと、秋の暑さは別物だと実感します。

田んぼを乾かすことで土の中に酸素が供給され、稲の根を発達させる効果もあります。

朝露で生き生きしている稲です。




田んぼは、雑草の花盛りです。かわいらしい花ですが、田んぼの難敵なので、余り見たくない花です。





子供たちは夏休み。

今年は、何回海に連れて行ってあげられるかな。


4回目の除草作業は、条間の機械除草です。



この機械除草が終わりましたので、田んぼを一旦乾かす中干に入ります。

田んぼが乾くまでの間、取れるだけ手取り除草をしていきます。

ある程度乾いたら田んぼに水路のような溝を切る作業をし、畔の草刈りをして行きます。

まだまだハードな作業が続きます。

田んぼではトンボの羽化が終わり近づいて来ています。

早朝、羽化したてのトンボの密集地帯です。



私もバテバテですが、機械もバテバテ。

軸が疲労骨折したので、軸の周りにギブスをはめるような感じて修理して何とか終わりました。



田植えから続いたハードな仕事も、ようやく先が見え始めました。
まだまだ株間の除草作業中です。
あと5日ぐらい掛かりそうです。

除草前と、除草後でこんな感じです。





狭い隙間を1本1本手作業で除草するので、とにかく時間が掛かります。

綺麗に除草されているように見えて、数日もすればすぐに草だらけになります。

株間の除草作業が終われば、直ぐに条間の機械除草をして仕上げです。

今年は草の伸びが早く、除草作業が遅れ気味です。

遅れるほど草が伸びで手間が掛かり、更に遅れていきます。

最近、このトンボが増えて来ました。


毎日田んぼを歩き回って除草作業をしています。

連日30℃以上の気温にバテバテです。



今年は雨が少なく、田んぼの水源地の貝沼も水が少なめです。



アロニアの花が咲き、早いものは身が大きくなってきました。



田植え開始から1週間、あと、もう少しで終了です。

雑草対策のため、午前中に代掻き、午後から田植えを繰り返しますので、日数が掛かってしまいます。

代掻きの後の田植えなので、泥水に稲を植える感じです。



今日は休日のため、子供たちも手伝ってくれました。



四隅など、田植え機で植えられない場所が出るので、補植作業です。

殆ど泥遊びのような感じです。

今朝は寒いなと思っていたら、霜が降りていました。



我が家の苗は、こんな感じで短く、色が薄いです。



他の農家さんからしたら、こんな苗で大丈夫かと思われるような苗です。

他の農家さんの苗は、こんな感じです。



これは極端に伸びすぎている苗ですが、こんな苗もも珍しくありません。

私が短い苗を田植えするようにしたのは、結果的にこの苗の方が成績が良かったからです。

ただ、田んぼの均平度が求められる苗なので、田んぼづくりが大事になります。

ようやく田んぼの準備が出来たので、水を入れ始めました。



水を入れるためには様々な小道具が必要です。

土嚢袋、板、塩ビ管を軽トラに積んで、田んぼを巡ります。

全ての田んぼに暗渠排水を設置していますので、出口を塞ぐ栓も必要です。

良くやってしまうのが、暗渠排水の栓をせずに水を入れてしまうこと。

田んぼに水が溜まったとしても、直ぐに無くなってしまいます。

山水なので、落ち葉や枯れ枝なども流れて来て水口に詰まって田んぼに水が入らなくなります。

田んぼを行ったり来たりしながら水を入れていきます。

田んぼに水を入れるという単純な作業ではありますが、思ったほど簡単ではありません。

傾斜地の段々田んぼなので、水を入れすぎると畔が崩壊する心配もあります。

20日頃から田植えの予定です。
良い芽が出て、苗が元気に育ってくれています。



こちら、左が亀の尾、右がササニシキの苗です。



亀の尾は葉の色が薄く、苗が伸びやすいです。

今は、田んぼを耕す作業をしています。

昨日今日は雨で中断し、明日から耕起作業再開です。

お天気次第ですが、引き続き、2回目の耕起作業をします。

苗の管理をしたり田んぼに行ったりするので、思いのほか作業が捗りません。

農繁期に突入で、日の出前から田んぼで朝仕事です。



時間、土日休日関係なく、明け方から日暮れまでが勤務時間です。

超ブラック農家です。

でも、一日があっという間に過ぎ、時間が足りないのです。

これって、結構幸せな事だなと思っています。

ブルーベリーなどの剪定作業を進めています。

いつもであれば雪の上での作業なのですが、今年は早々に雪が消えて足が冷えずに助かります。



息子もお手伝いです。



田んぼでは、カエルが卵を産んでいました。



山の方の田んぼは、まだ雪が残っています。



この田んぼは、ゴールデンウイークが終わる頃まで雪の残る田んぼですが、今年はもう少しで消えてくれそうです。

春となり、農作業がスタートしました。

当農場で採取した籾米を種として使用しますので、種として使用するための準備作業をします。

籾には、稲穂の枝部分や芒(のぎ)と呼ばれるトゲのようなものが付いています。

これらが付いたままだと、この後の選別作業や種まき作業に支障があるため、これらを取り除く作業をします。



餅つき機のような機械に入れると、綺麗に取れます。



昔は木の臼に籾米を入れて、踏んづけて籾米と籾米をこすり合わせて取り除いていました。

そして、石抜機を使って粉塵や玄米になってしまったお米を取り除きます。

次に、籾米を塩水に浸け、沈んだ籾米を種もみとして使用します。

塩分濃度が濃いほど浮き上がる籾米が多くなりますが、当農場では通常の濃度より濃い濃度で選別し、より充実した籾米を種もみとして使用します。

今日は天気が良かったので、ブルーベリーの冬囲い取りをしました。



雪が少ないので、いつもより1か月近くも早い作業となりました。

平年だと、4月下旬頃の雪の量しか有りません。

ブルーベリーの花芽も大きく膨らんで来ていました。



何と、太陽の周りに虹もかかっていました。



昨日は、家の裏の沢の水量を調整するため、山に行き、ついでに山を越えて田んぼの水源地の貝沼に行って来ました。



熊のように山を登る息子です。


3月に入ってから、ずっと雪降りです。

それでも積もるような降り方では無いので、のんびり眺めています。



少しずつ春作業を始めていますが、雪が少ない割に春が早く来る感じでもありません。

毎年、除雪作業から始まる春作業が無い分、のんびりスタートです。

雪が無いだけで、本当に楽ですね~。




下記のとおり講演会が有ります。

私もパネリストとして参加することになりました。

お近くの方は、是非ご参加いただければ幸いです。