今シーズンのお米の作業がスタートしました。
まずは、種籾の脱芒(だつぼう)作業です。
籾米には、軸や芒(のぎ)などが付いていますので、それを取り除きます。
これらが付いていると、この後の塩水選(えんすいせん)や種まきに支障が有ります。
塩水選は、塩水に籾米を入れて選別する作業です。
充実した籾米は沈みますので、沈んだ籾米を種籾にします。
この時、芒などが付いていると、選別の精度が低くなってしまいます。
また、種まきの時も芒などが付いていると引っかかったりして均一に種を播くことが出来ません。
脱芒作業は、脱芒機で行うので簡単です。

機械の前に良い種が出て来て、機械の側面に芒や充実していない籾米が出て行きます。
これは、今年新調した優れものの機械です。
昨年まで、選別する機能の無い機械を使用していましたので、作業効率が格段に上がりました。
こちらは、良い籾米です。
通常、このまま種籾に使用しますが、当農場では、更に塩水選で厳選します。

こちらは、除外された籾米などです。

脱芒作業をするとき、籾殻が剥けて玄米になってしまうお米が出てきます。
この玄米が、種まきの時に目詰まりの原因になっていました。
この脱芒機だと、選別で玄米を除いてくれます。
完璧に選別されるものでは有りませんが、玄米の混入率が格段に低くなりましたので、種まきに大きな支障が出ないのではと期待しています。
私が高校生ぐらいの時までは、餅を搗く臼に籾米を入れ、足で何度も踏んずけて芒取りをし、風選機で選別してから塩水選をしていました。
何時からなのか、籾踏みが私の仕事でしたね~。
色んな仕事のスタートの記憶が無いのです。真似事しながら、私の仕事になって行ったんだと思います。そんな時代だったんです。
今では、自家採取する方も殆どいません。
新しい品種は、一代限りの特性を持った種もあり、毎年購入しなければならないのです。