山の農場だより

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下記のとおり講演会が有ります。

私もパネリストとして参加することになりました。

お近くの方は、是非ご参加いただければ幸いです。



子供たちの冬の遊び場になっている稲川スキー場が雪不足で予定より3週間も早く終了となってしまいました。

雪不足で営業開始も遅かったので、営業期間は1ヶ月ちょっとぐらいしか有りませんでした。

そこで、次に家から近いジュネス栗駒スキー場に行って来ました。

素晴らしい晴天です!



鳥海山も良く見えました。



素晴らしい景色を眺めているだけで最高でした。

こちらのスキー場も雪が少なく、土が出ている箇所もありました。

今年のスキーシーズンは短いな~。雪が少なくて嬉しく、少なくて残念です。
春の味覚、タラノメを仕込みました。



雪が降る前に収穫して置いたタラの木を1芽ずつ切り、並べて置きます。



後は、水耕栽培です。

暖かい部屋に置くと、20日間ぐらいでタラノメを食べられるようになります。

以前は販売用に栽培していましたが、今は自家用として楽しんでいます。

天ぷらが最高ですね~。
ようやくセリの収穫が終わり、稲刈りから続いた農繁期が終了しました。

3月末までゆっくり身体を休め、次のシーズンに向けて英気を養っていきます。

とは言っても、溜まりに溜まった事務作業を片付けなければならず、お休みモードでもありません。

それにしても、昨年の夏から続いているこの天気は何でしょうね。

夏秋が暑く、冬も暖かいです。

屋根の雪降ろしを5~6回しているころですが、何と1回もしていません。



家の横も、1階の屋根に届くぐらいの雪が積もっている頃なのに、こんな感じです。



雪寄せも殆どしなくて良いので、何とも楽な冬です。

楽は楽だけれども、農家としては夏場の気候が気になって、安易に喜べないところもありますね。



いつもであれば、屋根の雪降ろしを3~4回ぐらいやっている時期です。

今年は雪が降らず、1回もやっていません。

近隣のスキー場も雪が無くて営業出来ず、スキーを楽しみにしていた子供たちは雪を待ちわびています。

暇そうな子供たちをセリのハウスに連れて行きました。



お天気が良くてハウスの中が暑かったので、裸足と素手でセリの収穫体験です。





頭も突っ込んで遊んでいました。



でも、終わりは冷たい沢水で手足を洗って撤収です。見ているだけで寒くなります。



この時期、こんな景色では有りません。いつもであれば雪の壁があって、水路も雪の下です。

こんなお天気だと、夏のお天気がどうなることやらと心配になります。

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

今年は雪がほとんど降らず、雪かきをしなくて良い分、のんびりした感じです。

お正月は子供をスキーに連れて行こうかと思っていましたが、近隣のスキー場は雪が少なくて営業を中止しているとのこと。

それではと、田んぼの水源地の貝沼まで、雪山散策に出かけました。



沼の手前の方は、少し水面が凍っていました。



奥の方は、全く凍っていません。

これは、沼の底から水が湧いているからです。

全く凍っていないので、相当な量の水が湧いているのだろうなと思います。

豊かな山々が育んでくれた水が、美味しいお米を育んでくれます。

今年もコツコツやって行きますので、よろしくお願い致します。






昨日は大雪で、このまま降り続いたらどうなるかと思いました。

今日は穏やかな天気になってくれて、ホッとしています。

でも、もう屋根の雪降ろしをしなければならないだけ降り積もってしまいました。

お天気を見ながら雪降ろしをしようと思います。

子供たちは、雪が降ると大喜びです。

今日は、兄ちゃんが雪だるま、弟が氷のランプを作っていました。







子供たちは、冬を楽しくしてくれます。

日中もマイナス気温となる日が、とうとうやって来ました。



露地のセリの収穫を終え、ビニールハウスのセリの収穫をしています。

本格的な冬が到来する前に露地のセリの収穫を終えられて良かったです。

露地は、氷水に入っての収穫となってしまうので、手足が冷え切ってしまいます。

ビニールハウスは、温泉の熱で暖めているので、手足が冷えること無く身体への負担少なく作業が出来ます。

でも、腰を屈めての作業なので腰は痛くなります。

これから年末年始にかけて出荷のピークとなりますので、全くお正月気分もありません。



昨日、今日と雪が降り続き40cmぐらい積もりました。



雪や雨続きで思うように冬支度が出来ず、まだまだやり残したことがあります。

露地のセリもまだまだありますが、もう強制終了かな。

2~3日後には寒さが和らぎそうなので、もう少し収穫しようと思っているのですが。

セリの収穫が休みとなりますので、その間に冬囲いなどの冬支度を終わらせようと思います。

セリのビニールハウスに穴が空いているのですが、お天気の都合で補習出来ずにいます。

お天気が荒れると、あれこれトラブルが出て対応に追われてしますね。

息子たちは、今朝5時の暗いうちから外に出て雪遊びをしていました。

寒いのに、やたらと元気です。




里に初雪が降りました。

雪が降ると、子供たちの出番です。



子供たちは雪かきが大好きで、朝や学校から帰ってくると雪かきをしてくれます。

雪遊びも大好きです。



初雪の日は、吹雪の中、朝から暗くなるまで雪遊びをしていました。

家の周りは、子供たちの足跡だらけです。
11月19日(日)秋田市で秋田の環境を考えるつどいが開催されます。





講演「ネオニコチノイド系殺虫剤汚染と有機農業」

報告「秋田市水道水中のネオニコチノイド系農薬の測定結果」

ネオニコチノイド系殺虫剤は、日本でほぼ全ての農産物で使用されている農薬です。

秋田市を対象として調査した結果、この殺虫剤の成分が水道水に含まれていることが分かりました。

水道水は残留農薬の調査が義務付けられていませんので、通常検査されることは有りません。

秋田市に限らず、河川下流域で河川の水を水源としている水道水は同じ状況にあると考えられます。

今回は、ネオニコ研究の第一人者、平久美子先生のご講演があります。

神経毒性を持つネオニコが食物を通して母親から胎児の脳に移行し、発達障害の一因となり得る典拠を詳しくお話いただく内容です。

お近くの方や、関心のある方はご参加いただければと思います。

この農薬は、稲作でも一般的に使用されている殺虫剤の成分です。

当農場では、減農薬栽培でも殺虫剤を使用していません。

話は変わり、一気に冬モードに突入しました。

セリの収穫を進めています。水に入っての作業は、寒いし、冷たいし、腰が痛い。



田んぼの水源地も楢枯れが多く、楢枯れの木を伐採しています。

伐採した木を譲り受けましたので、薪を作るための作業もやりたいと思っているのですが、春作業になりそうです。



カモシカが、我が家の田んぼの畔の草を食べてくれていました。



何とも有難いカモシカです。

熊と猪は稲を食べ、田んぼを荒らして行くばかりです。カモシカさんありがとう。
この季節、仕事をしながら頭の中は山に行っています。

子供たちもキノコ採りです。

今年は熊が危険なので、道路に近いところだけに連れて行きました。



私の大好きな「かっくれ」発見です。



一カ所発見すると収穫量が多いですし、食べても美味しいです。
甘辛く煮て、大根おろしと食べるのが最高です。

山はいいですね~。
キノコを収穫出来なくても、山に行くだけで楽しくなります。



この林は、当農場の田んぼの水源地です。

当農場のお米は、豊かな山々の恵みで育まれています。

冬用の薪運びをしていたら、クワガタを発見しました。



こんな時期にクワガタ、しかもちっちゃい。

自然の豊かさを感じる季節です。

無事稲刈りも終わり、田んぼのあれこれの仕事も終わり、セリの収穫作業を開始しています。

カメラを紛失しまって、久々の農場日記となってしまいました。

セリの収穫作業や冬支度の合間を見ながら、山を楽しんでいます。

今日は、当地で「かっくれ」と呼ばれているキノコを狙って山に行って見ました。



やったー、当たりです。

一週間前には全く生えていなかったのに、もうこんな感じです。

「かっくれ」の収穫期間は1週間ぐらいしか無いので、タイミングを逃せば収穫することが出来ません。

私は、「かっくれ」を甘辛く煮て、大根おろしと一緒に食べるのが大好きです。絶品です。

今日は、なめこも収穫出来ました。

なめこは早生から晩生まで種類があり、2か月間ぐらい収穫出来ます。

今は、早生が終わりごろで、中生が発生初期と言った感じです。

仕事は忙しく、山にも行きたい。

美しい紅葉の山々を眺めながら仕事し、紅葉の山を散策しながらキノコ狩りを楽しむ。

いい季節ですね~。でも、熊には気を付けねば。

稲刈りを進めています。

お天気が不安定なので、晴れ間を見ながらコツコツ進めています。



山間地の稲刈りは稲刈り出来る時間帯が限られているので、作業が進みません。

お天気が良くても朝露があると稲刈り出来ませんので、11頃からのスタートとなります。

夕方5時頃には暗くなり、今度は夜露が付き始めます。

風が吹いてくれると良いのですが、滅多に有りませんね。

この頃雨続きなので、田んぼも抜かって作業が捗りません。

気長に進めます。

稲が稲刈り適期になって来ています。



稲穂が大きく垂れ、美味しそうになって来ました。

お天気が不安定で雨続きですが、晴れ間を見ながら稲刈りを始めます。



お天気が良くなることを願うばかりです。


我が家の田んぼの隣の栗林に仕掛けて置いた罠にクマがかかりました。



檻にクマが入っていることを知らず、近くの田んぼで草刈りをしていたところ、巡回に来たハンターがクマが入っていると教えてくれました。

同じ場所で、昨年と一昨年も捕獲しているので、今年で3頭目の捕獲となります。

昨年、檻に入ったクマが檻を壊して逃げていたので、檻に入っているからと言って安心できません。

餌のハチミツが入った鉄の鍋を食いちぎったりして暴れているクマを見ると、クマの力強さを改めて思い知らされます。

この時期、朝夕の薄暗い時間帯は林の近くの田んぼを避けたりして、出来るだけクマとの遭遇を避けています。

今は草刈りをしているのですが、機械で草刈りをしていても背後から襲われる事例があります。

エンジン音があると、背後から近づかれても気付けませんので、どうにもなりませんね。

さて、昨日は息子と岩手山に登ってきました。

1年生の息子は鼻水多めだったので、3年生の息子と二人で登りました。



山頂でご飯を食べる時まで元気でしたが、下山は熱中症気味で元気が無くなり、ようやく下山したような感じです。

でも、本当に良く頑張りました。

岩手山は急な上り坂かずーっと続き、鳥海山以上に足がプルプルしました。

さて、稲刈りに向けて急ピッチで作業を進めて行きます。

今年も、田んぼにクマとイノシシがやって来ました。

参ったな~。





いつも来る時期に来なかったので、今年は来ないのかなと安心していたのですが、先にクマが来て、数日後にイノシシが来ました。

お米を食べるのですが、食べる量は大したことありません。

田んぼで運動会をして稲をなぎ倒したり、ミステリーサークルのように稲をなぎ倒して寝床を作ったりします。

丹精込めて管理した田んぼ。

収穫間近に荒らされるとガックリ来てしまいます。

ふーっと一息ついて、これぐらいで済んで良かった良かったと気持ちを切り替えます。

他にも田んぼがあるのに、我が家の田んぼを狙ってやってきます。

先日、農家の方が当農場を見学に来たのですが、田んぼが良い匂いがするとおっしゃっていました。

獣たちも、良い匂いに誘われてやってくるのかも知れませんね。



子供たちの夏休み最後の日、鳥海山に登るビックチャレンジをして来ました。

鳥海山は、東北で2番目に高い山です。

小学1年生と3年生。

体力的な事や、暑い時期であることもあり、山頂は難しいかなと思いつつスタートです。

目指すは、遠くに写っている高い山です。



広々とした美しい景色です。

ここまでも大変でしたが、これから山登り本番です。



鳥海山の外輪山です。



私もこのコースは初めてでしたが、かなりハードで、思った以上に危険個所もありました。

最後の一踏ん張り、山頂直下です。



何と、山頂まで来ました。



帰りは別ルートです。この猛暑が続く中、まだ雪が残っていました。



家を3時に出発、5時30分登山開始、11時山頂到着、17時登山口到着。

長い一日でした。良く頑張りました。スゴイ!

私も、子供たちの荷物や飲物7リットル分ぐらい担いだので大変でした。

飲物を多めに持ったつもりでしたが、最後ちょっと足りないぐらい飲み干しました。

下りはバテバテ、足も痛くなり、下山に時間が掛かりました。

ここを登れるくらいであれば、何処の山も登れます。

次は、岩手山に連れて行きたいな~。

好天に恵まれ、稲穂が出そろいました。

良い穂が出てくれました。



稲穂が出る時期の天候で病気の程度が違ってきます。

病気があったとしても広がりはしないのですが、今年は風も多くて病気の発生は少ないようです。



この時期、田んぼで人を見かけることは少ないのですが、私はいつもどおり田んぼを見回って水を動かしながら根を健全に保ち、稲が元気に育つよう管理しています。

写真の撮り方が違うので分かりにくいのですが、通常の田んぼは混みあっって田んぼの中が暗くなります。

私の田んぼは、株元まで光が届いて明るい田んぼです。

通常の田んぼは、労力軽減のため、畔にも除草剤を使用している田んぼが多いです。

通常栽培の田んぼ↓

稲穂が出て来ました。



気温が高くて生育が進むかと思いましたが、いつもと同じ時期での出穂となりました。

ブルーベリーは、ほぼ終了です。



こちらも、収穫開始が早かったものの、いつもと同じ時期での終了です。

早くて良いと言うものでもないので、いつもどおりが一番良いです。

息子の鉢植えの朝顔は、支柱を越えてクモの糸を頼りに育っていっています。



クモの糸は、何処まで耐えられるか!

子供たちと海に行って来ました。



当地は、東北中央の奥羽山脈にあるので、日本海も太平洋も遠いのです。

今年は、岩手県の三陸方面の高速道路(無料)が整備されたので、岩手県の海に行って来ました。

これまで、三陸は凄く遠い場所でしたが、高速道路が出来たことで一気に近くなりました。

写真は、山田町のオランダ島です。

この他、荒神海水浴場、仏ケ浦海水浴場も巡ってきました。

日本海側の海は、一日中入りっぱなしが出来るぐらいの水温ですが、岩手県側の海は水温が低くて長時間入りっぱなしは出来ません。

子供たちは震えながら綺麗な海を堪能していました。

私は、荒神海水浴場で見たイワシの群れと、仏ケ浦のホタテとナマコに感動しました。

私も子供たちも、泳ぐと言うより、海の生物を見るのが大好きです。

子供たちには、色んな自然を見せたいと思っています。