山の農場だより

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7月5日ごろから始まったトンボの羽化が最盛期となっています。



7月20日頃まで続くので、トンボの羽化を待って田んぼの水を抜く中干作業に入ります。

田んぼの草取りも、そこまでで一区切りつけます。

雨が続いて思うように除草作業出来ない時が多く、雑草優勢の田んぼも出てしまいました。

お天道様次第ですので、そんな時もあります。

小学校の総合学習で、当農場の見学がありました。



1時間ぐらいあったのですが、ブルーベリー、田んぼ、セリを案内したので、あっという間に終わってしまいました。

子供たちの沢山の質問に充分答えられず、残念でした。でも、とっても楽しかったです。


毎日田んぼを歩き回って、足が限界です。

田んぼによって深さが違うのですが、今日の田んぼは深くて歩くのが大変。

合羽のズボンを着ての作業なので、汗だくです。







今年は気温が高いので、いつもより稲が伸びている感じです。

今日は、不思議な雲が出ていました。七夕仕様かな。



まだまだ作業が続きます。ふ~。
田植えが終わってから、毎日除草作業をしています。

ふ~。

夜明けから、日暮れまでコツコツです。

朝焼けが綺麗なんですよ。



除草作業をしてあげると、稲がのびのびして嬉しそうです。



今は株間を除草していて、これが終われば機械除草機で条間を除草し、後は手取りで取ります。

まず、株間の除草さえ終われば先が見えてくるのですが、もう少し掛かりそうです。

7月に入ると、雑草は成長が見えるぐらい加速してくるので、何とか6月末まで終わりたいところです。

田植えが無事終わりました。ふ~。

と、一息付く間もなく除草作業の開始です。

雑草は、代掻きと同時に生育を開始します。

既に、田んぼでは、稲と雑草の勢力争いが始まっているのです。

出来るだけ雑草の発生を抑制するため、チェーンを引っ張って田んぼの表面を削って土を攪拌していきます。



鉄のチェーンなので、まー重いのです。

ぬかる田んぼを歩いて引っ張るので、馬か牛になった気分です。

田んぼの畔では、野花が花盛りです。



この花も田んぼにとっては邪魔な雑草ですが、これを許容する余裕があった方が楽しいですね。

農業は大規模化が進み、省力化のため畔に除草剤を使用することが多くなりました。





田植えを開始しました。



午前中に代掻き、午後から田植えなので、泥水に体内GPSを頼りに田植えをします。

除草機を掛けるので、真っ直ぐよりも条間が狭くなったりしないようにすることを優先しています。まー、曲がって真直ぐです。

今年は、良い苗に育ってくれました。



苗が良いと、田植えが楽です。

苗が良くないと、田植えも苦労します。

ササニシキは良く育ちましたが、亀ノ尾は余り良くなかったので、捕植作業が大変です。

ブルーベリーは、ブルーベリーの形になって来ました。



5月いっぱいは田植えシーズンです。

良い天気に恵まれると助かります。

寒かったり暑かったり大変です。

冬着姿になったり、シャツ一枚で汗だくの日もあります。

さっ、寝て早起きだ!


雨の日が多くて田んぼが乾かず作業が遅れていましたが、ようやく田んぼに水を入れ始めました。



小さい田んぼが40枚ほどあるのですが、蛇口をひねれば水が出てくるものでは無いので、田んぼによって水を入れるために様々な細工が必要になります。

軽トラの荷台に必要な材料を積んで、田んぼを回ります。



材料が一つ足りないだけで、家に戻ったり、遠いホームセンターに買いに行ったりしなければなりません。

塩ビパイプやジョイントなどは雪で壊れたりするので、お持った以上に使うことがあります。

田んぼに水を入れながら、田植えの準備を進めて行きます。

ようやく田んぼが乾いて耕起作業を開始したと思ったら、毎日雨です。



雨が止んでも、3日ぐらいは田んぼに入られないので、田植え開始ギリギリまで耕起作業が掛かりそうです。

田植え前に草刈りもしなければならないので、スケジュール的に厳しくなって来てしまいます。

これまでのお天気と、雨の降り方を見ると、今年の春の気候は2週間前倒しになっているような感じです。

雨よ止んでくれ~。
無事、元気な芽が出てくれました。



稲は、芽が出る時が一番弱いので、芽が出てくれると一安心です。

ビニールハウス内で管理していると、ハウス内の場所によって温度やお日様の当たり方が違うので、思うように均一には出てくれません。

一番温度が高くなる場所では温度が高くなりすぎて芽が出てこないこともあります。

育苗箱の中で、種籾が煮えてしまうんです。当地では、これを焼けると言います。

今年は、思いのほか均一に芽が出てくれて、順調な滑り出しとなりました。

一番最後まで雪が残る田んぼでは、まだ雪があります。




雪が消えて田んぼが乾くまで田んぼの仕事は出来ません。

いつもは5月10日頃まで雪が残るのですが、今年は、もう少ししかありません。

以前、雪が消えずにバックホーで雪割した時もありますよ。

この田んぼは、本当に仕事が進みません。





冷たい沢水に浸けていた種もみを温泉に入れて芽を出させています。



芽出し作業は、芽が出るタイミングを揃えるために行います。

稲の生育に応じた管理をしなければならないので、芽が出るタイミングを揃える必要があります。

芽出しとは言っても、芽が出るギリギリぐらいまでで終了です。

芽を長く伸ばしてしまうと、種蒔きの時に芽が折れてしまったりするからです。

温泉に浸かって気持ちよさそうです。胚芽が大きく膨らんで来ました。

明日、種蒔きの予定です。

今年は、もう桜が満開です。



いつもより2週間以上早い開花となりました。

それでも気温が低く雨も多いので、田んぼの作業が早まることは無さそうです。
近くの桜が咲き始めました。

でも、我が家の山の田んぼは1mぐらいの雪が残っています。



これでも、今年は少ない方です。

雪が少ないのは良いことですが、今年の天気はどうなるのかな~。

種まきに向けた準備をしています。20日頃種まきの予定です。

今年は雪解けが早く、もうブルーベリーの剪定作業をしています。

いつもだと、まだ1mぐらいの雪が残っている頃です。



ブルーベリーの花芽も大きく膨らんで来ました。



今年は生育も進んでいるようです。

生育が早いと霜の影響を受けやすくなるので、早ければ良いというものでもありません。

それにしても好天が続きます。

昼間のお月さまも綺麗です。



今日は剪定作業を中断して、稲の種籾の塩水選です。

タイミングにもよりますが、出来るだけ縁起の良い日を選んで塩水選をしています。

今日は、一粒万倍日、稔良い秋を迎えられますように。

子供たちが春休みなので、一日中お手伝いをしてくれました。



自分の出来ることが増えたり、人の役に立てるのが楽しいようです。

私も仕事というより、塩水選で子供たちと遊んでいる感覚で楽しみました。

塩水で生卵を浮かせるマジックが好評でしたよ。

桜の季節となりましたが、当地は、まだまだ雪に覆われています。

春らしい気候となると、早朝は雪の表面が凍り、硬雪となります。

そのため、サンダルでも雪の上を歩けるような感じになります。

硬雪になると、家の近くの棚田が、絶好のゲレンデになります。



アイスバーンを滑り降りるので、スピードが速く、棚田の段差がジャンプ台になります。

子供たちは楽しんでいますが、大人はジャンプで着地するときにお尻を思いっきり打ち付けられるので、お尻と腰が痛くなります。



雪解けの早い土手には、ばっけ(ふきのとう)が顔を出していました。



今年は、雪解けが早そうです。

ちなみに、この田んぼはゴールデンウイーク頃まで雪が残ります。

先日、岩手高原スノーパークに行って来ました。

岩手県盛岡市に近いスキー場で、ゴンドラがある大きなスキー場です。

昨年からスキーを始めた子供たちが上達し、中級者コースでも転ばずに滑られるようになったので、大きなスキー場に連れて行って見ました。

朝は雪が降っていましたが、滑り始めるころには青空が広がり、最高のスキー日和でした。

岩手山も綺麗です。



写真にギリギリ写っていませんが、写真のすぐ左にスキー場があります。



年長さんの弟は、曲がりたくないと言って、ボーゲン(スキーをハの字)で急斜面を猛スピードで滑り降ります。

小学校2年生の兄ちゃんは、ほぼ、パラレルターン(スキーを平行)になって来ました。

子供たちは、あっという間に上手になって行きますね~。

この日は、ゴンドラを8回、リフトも10回近く乗りました。

子供たちは疲れ知らず、お父さんは、付いていくのが精一杯です。

子供たちは、家でも、暗くなるまで雪遊びです。

今年は雪が少ないとは言え、スキー場より我が家の方が雪が多いです。



冬は空気が澄んで、お月さまも綺麗です。



月明りと雪明りで、子供たちの遊びは終わりません。

晩御飯だよ。お父さんお腹すいたよ~。と、お父さんがギブアップです。

好天が続き、今年の冬は楽をさせて頂いています。

今後、荒れる天気が続く予報なので、稲の育苗ハウスを確認しに行きました。



今の時点で、いつもの半分くらいしか雪が積もっていない感じです。

パイプハウスを骨組みだけにし、支柱を立てていても雪の重みで潰されてしまうことがあります。

いつもこれぐらいだと、パイプが痛まずに済むんですけどね~。

特に管理する必要もなかったので、ブルーベリー畑と田んぼを見に行き、ついでに一山越えて水源地の貝沼を見に行きました。

出かけるとき、息子が小学校から帰ってきたので、一緒にトレッキングです。



貝沼の湖上で寝っ転がって景色を眺めて、静かな時間を楽しんで来ました。

急に厳冬期に突入です。



最低気温がー10℃を下回るなど、寒い日が続いています。

我が家の凍み大根もカチンコチンです。



少々寒いくらいでは、給湯器の凍結など心配していないのですが、

連日寒さが続いているので、電源を入れっぱなしです。

さて、今日は、今シーズン4回目となる屋根の雪降ろしです。

12月の豪雪が一転、1月は穏やかな天候に恵まれました。



除雪作業の時間が少なかったので、いつもより早く、15日頃でセリの収穫作業が終わりました。

あー、終わった。

ちょっと休んでから後片付けをしようと思ったのが間違い。

気が緩んだら一気に疲れが出て寝込んでしまいました。

一年に一度のルーチンのようなもので、体の強制ストライキです。

昨日から、ようやく体を動かせられるようになって来ました。

ここまで、雪が降らなくて助かりました。

今日の夜から寒波が来て、真冬日が続きそうです。

徐々に体を動かしながら復活して行こうと思います。

皆さんも、お体大切に。



明けましておめでとうございます。

昨年も大変お世話になりました。

今年もよろしくお願い致します。

大晦日の午前中までセリの出荷作業に追われ、午後と元日の午前中は今シーズン2回目となる屋根の雪降ろしをしました。

お昼過ぎに年賀状を買って来たので、これから年賀状を書きます。

今年も雪が多いですね~。



屋根と屋根がくっつきそうです。



雪が多くなさそうに見えますが、屋根に上ると目線の高さぐらいまで積もっています。

2日から、セリの収穫作業再開です。

大晦日と元日は、毎年こんな感じです。

今年はセリの収穫作業が進み、1月20日頃には終われる予定なので、それからゆっくり休み、次のシーズンの事を考えて行きます。

年賀状を郵便局に買いに行ったら、12時半で販売を終了していました。

車で40分も掛けて買いに行ったのにガックリ。

コンビニに行ったら無地の年賀状が残っていて買うことが出来ました。

いつもは無いのに、今年は幸先が良いですね~。

皆様にとって、ご健康で良い一年になりますように。

ちなみに、年賀状は早くから買って手つかず。

家族が先に使って自分の分が足りなくなったので、不足分を買いに行ったのであります。

本格的な冬がやって来ました。

少し早すぎます。

子供たちは関係なく、雪と水遊びです。



私は、ギリギリセーフで露地のセリの収穫を終え、ハウスのセリの収穫をしています。

我が家から車で10分くらいの場所に、ビニールハウスがあります。

雪で車を止める場所が無いので、少し離れた広い場所に車を止めて歩いて行きます。



帰りは、車が雪に埋もれています。

この分だと、20日頃には一回目の屋根の雪降ろしになりそうです。



山が俺を呼んでいる。

山に呼ばれて、ちょっと山に行こうとしたら、息子も行きたいというので連れて行きました。

今回の場所は、這いつくばって登るような急斜面を登ります。



やっぱり、キノコたちが私を呼んでいました。大量のナメコが採りごろです。





高い場所に生えたキノコに手が届かず、家に引き返して脚立を担いで再度ナメコたちへ。



我が家の冬の食材ゲットです。天然のナメコは味が濃くて美味しいですよ。

あと、アカモダシとムキダケを収穫しました。

息子たちが休みで天気が良かったので、息子たちを当てにして、山から小屋に薪を運び入れました。





息子たちは、しっかり働いてくれるので大助かりです。

薪運びが楽しいようです。



今朝は初霜となりました。



稲刈りが終わってから、田んぼの排水性を改善するための暗渠工事をしています。

この田んぼは、我が家で最強の湿田です。



暗渠を入れても乾かず、今年も代掻き状態の稲刈りとなってしまいました。

そこで、暗渠を追加する工事をしています。



このバックホーは、私の相棒です。

山間地の田んぼは、整備しなければならない場所が沢山あるので、本当に重宝しています。

働かせ過ぎてアームが折れてしまい、鉄工所でくっつけてもらったこともあります。

あっちこっち不具合がありますが、だましだまし使っています。

機械には癖があるので、その癖を知って上手に使えば、結構使えるものです。