2017年9月

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稲の穂です。

スズメが食べてしまいました。こんなに食べるなんて、どれだけ旨いんだ。

スズメの為にお米を作っているようなものです。



こちらの穂は、イモチ病に掛かってしまいました。



稲穂の付け根に病気が発生すると、そこから先に栄養が行かなくなり、稲穂が枯れてしまいます。

大切に育てて、収穫直前に収穫出来なくなるのは残念です。

農薬を使用していないので少々の病気は出ますが、一般的な栽培方法のように広がりはしません。

部分的にポツリポツリと白くなってしまった稲穂が見えます。

茎や葉は大丈夫なのに、収穫直前に一番大切な稲穂だけ枯れてしまうなんて残酷な病気です。

さて、こちらは田んぼの横にある他の農家さんの栗の木です。



写真の中央にあるのが、熊棚です。

熊が樹に登り、枝で自分の座る場所を作ります。これを熊棚と呼んでいます。

熊棚に座って、栗を取ってここで食べます。

栗が落ち始めたのが昨日からなのですが、そのタイミングで熊がやって来ました。

栗が美味しくなるタイミングを巡回して見ているのか、匂いで分かるのか、どうやって分かるのでしょうね。

熊に限らず、鳥や獣は、明日収穫しようかなと思っているタイミングで食べに来ます。

熊が田んぼに来ているので、注意して仕事しようと思います。

セリが伸びて来ました。





昨年は植えて直ぐに台風が来たり、季節外れの猛暑が続いたり、セリ田の土の状態が良くなかったりして大失敗しましたが、今年は順調そうに見えます。

稲刈り後の10月中旬から収穫を開始出来るように伸びてくれればと思っています。


里芋のシーズン到来です。

食卓に里芋が登場するようになりました。

里芋が登場するようになると、秋だな~と感じます。

息子は里芋の葉っぱで水遊びです。里芋の葉っぱは水を強力に弾くので、真ん丸な水玉になります。




今は、田んぼのヒエ取りをしたり、畔の草刈りをしたり、大雨で崩落した法面の復旧工事をしたりしています。

最近は好天が続いてくれて助かります。

穏やかな秋晴れの下での仕事は、とても気持ちいいですね。