2021年11月

2

雪の予報が出るようになりましたので、雪が降る前に田んぼの見回りをしました。

水路に落ち葉が詰まって溢れたり、イノシシに畔を壊され、水路が埋められてしまうことがあるため、
雪が降る前には見回りをしています。

案の定、イノシシに畔が壊されていました。



イノシシの足跡です。



イノシシは、畔に隠れているミミズを食べるため、強力な鼻で土を掘り起こします。

畔の土が水路に入ると水路の水がせき止められ、田んぼに水が溜まって土手が崩れる心配があります。

数年前まで、当地にイノシシは居ませんでした。

豪雪地帯でイノシシは越冬出来ないと思っていたのに、年々イノシシの被害が増えてきています。

畔は崩され、イネは食べられるのと、踏みつぶして歩かれるので、本当に困りものです。

今年は、とうとう家の前をイノシシが歩いていました。

年々、イノシシが人に近づいてきています。

困ったな~。
当地では、薪を運ぶことを薪引きと言います。

昔、山から薪を運び出す時、「そり」を引いて運んだ名残です。

今は、運搬車や軽トラで運んでいますが、未だに薪引きです。

薪を積んで乾燥させていた場所から、家の横の小屋に薪を引きました。

他の仕事の都合上、中々出来ず、ようやく決行です。

小学校から帰ってきた息子も参戦、その後、保育園から帰ってきた息子も参戦し、家族総力戦です。

子供たちは、何故か薪の仕事が大好きです。

保育園の息子は、「僕のやる分も残しておいて。」と言って保育園に行きました。



薪は、結構な量で、天井近くまで積み上げて行きます。

昔は、風呂も薪でしたので、もっと多くの薪を準備していました。

薪は、集落の山の木を無償で切ることが出来るので助かります。

でも、一冬分の薪を準備するのに2~3週間ぐらいの労力が必要なので、時間を確保するのが大変です。

まずは、薪を準備出来てホット一安心です。