2024年5月

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田植え開始から1週間、あと、もう少しで終了です。

雑草対策のため、午前中に代掻き、午後から田植えを繰り返しますので、日数が掛かってしまいます。

代掻きの後の田植えなので、泥水に稲を植える感じです。



今日は休日のため、子供たちも手伝ってくれました。



四隅など、田植え機で植えられない場所が出るので、補植作業です。

殆ど泥遊びのような感じです。

今朝は寒いなと思っていたら、霜が降りていました。



我が家の苗は、こんな感じで短く、色が薄いです。



他の農家さんからしたら、こんな苗で大丈夫かと思われるような苗です。

他の農家さんの苗は、こんな感じです。



これは極端に伸びすぎている苗ですが、こんな苗もも珍しくありません。

私が短い苗を田植えするようにしたのは、結果的にこの苗の方が成績が良かったからです。

ただ、田んぼの均平度が求められる苗なので、田んぼづくりが大事になります。

ようやく田んぼの準備が出来たので、水を入れ始めました。



水を入れるためには様々な小道具が必要です。

土嚢袋、板、塩ビ管を軽トラに積んで、田んぼを巡ります。

全ての田んぼに暗渠排水を設置していますので、出口を塞ぐ栓も必要です。

良くやってしまうのが、暗渠排水の栓をせずに水を入れてしまうこと。

田んぼに水が溜まったとしても、直ぐに無くなってしまいます。

山水なので、落ち葉や枯れ枝なども流れて来て水口に詰まって田んぼに水が入らなくなります。

田んぼを行ったり来たりしながら水を入れていきます。

田んぼに水を入れるという単純な作業ではありますが、思ったほど簡単ではありません。

傾斜地の段々田んぼなので、水を入れすぎると畔が崩壊する心配もあります。

20日頃から田植えの予定です。
良い芽が出て、苗が元気に育ってくれています。



こちら、左が亀の尾、右がササニシキの苗です。



亀の尾は葉の色が薄く、苗が伸びやすいです。

今は、田んぼを耕す作業をしています。

昨日今日は雨で中断し、明日から耕起作業再開です。

お天気次第ですが、引き続き、2回目の耕起作業をします。

苗の管理をしたり田んぼに行ったりするので、思いのほか作業が捗りません。