山の農場だより

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タラノメの収穫が始まりました。

タラノメの生産は、1年がかりです。
タラノキを育てる所から始まります。
タラノメを出させるのは、それほど難しいものではありません。

問題は、良いタラノキを育てる事。
良いタラノキからは、自然に良い芽が出てくれます。

しかし、生育不良や高齢化したタラノキからは、どう頑張っても良い芽は出ません。

若いタラノキからは、元気な芽が出てくれます。

ちょっと早い春の味覚も味わっていただけたら幸いです。

湯沢市の社会福祉協議会で、YY会議と言うものをやっています。
YY会議は、湯沢市のY、若者(ヤング)のYで、ワイワイ会議です。

若者と言われると私は微妙な年頃ですが、50代の方も参加しているので何とかセーフでしょうか。30歳前後が中心です。もっと若い方にも参加して欲しいものです。

地域の若い方が集まって、地域のために何が出来るか考え行動しています。

先月末と、2月8日にイベントを行いました。

先月末は、お友達づくり的な出会いの場づくりです。
地元のお蕎麦屋「かえで庵」さんで、そば打ち体験、温泉に入って飲み会です。

お蕎麦屋さんの店長さんからご指導受けているところ。



2月8日は、小学生を対象にした地元食材を使ったお菓子作り教室です。
湯沢市のロイヤルホテル 料理長 中野慎一さんがご厚意で講師になって下さいました。ありがとうございます。



チョコレートタルトほか2品を作りました。タルトが絶品でした。




子供と遊ぶ私。冬の晴れ間。気持の良い青空でした。



さて、屋根の雪降しです。今ーシーズン5回目。
冬は、この話題しかありません。
春になれば融けて無くなるのに、とっても大変な仕事です。

それほど多くは積もっていませんでしたが、風が強かったのか、大きな雪庇(せっぴ)が出来ていました。ずっと「せっぴ」は、雪の屁と書くものと思っていましたが、雪の庇(ひさし)でした。

これから屋根に上がりたいのですが、雪庇が有って登って行けません。頭に落ちても良いように防備し、スコップで少しずつ削って通路を作ります。写真に梯子が掛かっていますが、これは、年中屋根に取り付けています。屋根の雪降しのため、頻繁に屋根に上るので、こちらでは、このように梯子を備え付けている家も多いです。



上から見たところ。おおよそ、スコップの長さぐらいの雪庇でした。雪庇に上がって落ちる方も多いです。私も気を付けていますが、上から見ると分からないので、いつも、ちょっと遠目から雪を掘って屋根の位置を確認しながら作業します。屋根の雪降しは、物心付いた時からやっていましたが、子供の頃は良く落ちました。

昔の家は、このように高度感はありませんでした。今の家は、落ちたらただで済みません。でも、一度落ちました。思いっきりジャンプし、家から遠い柔らかい雪の上に落ちて、何とか無事でしたが、二度と落ちたくありません。ビルの3~4階からジャンプするようなものです。



息子がもう少しで3カ月になります。首が座り、うつぶせにすると首を持ち上げます。抱っこをせがまれますが、重くなったので、ちょっと躊躇してしまいます。順調に育ってくれて感謝感謝です。

明けましておめでとうございます。

1日~3日まで、嫁さんの実家に行ってきました。
比内地鶏で有名な大館市比内です。

同じ秋田県の内陸部、しかも北の方に位置しますが、こちらより雪が少なく、晴天日が多い場所です。秋田県内陸の気候では無く、太平洋側の内陸気候に近い感じです。

私は、毎日、嫁さんの実家の近くにある温泉に行き、のんびり身体の疲れを癒してきました。何とものんびりした良いお正月でした。

今シーズンは、既に屋根の雪降しを3回しているので、我が家ではどれくらい雪が積もっているのだろうと心配しましたが、こちらも余り荒れないお正月だったようです。3日間で30cmぐらいしか積もらなかったようです。

それでも、現在の雪の様子は、こんな感じです。もう降らなくても沢山です。



ちなみに軽トラックの後ろの方に赤と白のポールが立っていますいますが、消火栓の位置を示すポールです。写真では、丁度、雪面の所に給水栓が有ります。雪が多いので、消火栓も、通常の消火栓より背の高い消火栓が設置されています。

さて、今年も健康第一、自然と向き合い、一つ一つ丁寧に仕事をして行きたいと思っています。忙しくても、子供と遊ぶ時間を作る事が目標です。

それでは、今年もよろしくお願い致します。

皆様も、笑顔いっぱいの一年になりますように。
今年も残り1日ちょっと。
毎年の事ながら、早いですね~。
今年も大変お世話になりました。

今年は、子供がお腹の中にいる時から、子供中心の生活になりました。
嫁さんを頼りに出来ない分、私の仕事量が増え、走り回る毎日。
また、田植え前、母親が膝を痛め、母親も頼りにならず、78歳の父親の負担も増えました。

家族経営で、4人のうち2人が頼りにならなくなると、本当に大変です。

両親を頼りに出来なくなる時は必ず来ます。
少し時期は早まってしまいましたが、来年は少し経営内容を見直したいと思います。
タラノキの栽培面積を少し減らせば、何とかなるかな~と思っています。

農業は、毎年同じ事をやっているように見えて、決して同じではありません。
特に、真剣に取り組んでいる農家は、少しでも良い農産物を生産出来るよう試行錯誤、チャレンジを繰り返しています。

来年も、やりたい事、試したい事があるので、忙しくなるんだろうな~。
嫁さんに、「何だかんだ言って、結局毎年忙しいじゃないの。」と言われますが、性分なので仕方が無い。でも、子供と遊ぶ時間も大切にしたいと思います。

子供は良いですね~。めんこくて仕方ありません。
来年も平和でありますように。

今年は、日本中雪で大変ですね。
こちらは豪雪地帯なので、降って当たり前。
降れば降ったなりの対策が出来ます。
経費削減で、除雪車の出動をケチっている感も有りますが、車が走られる程度には除雪車が走ってくれます。冬本番になると、国道は1日2回と、ロータリー除雪車(こちらでは、雪飛ばしと呼んでいます。)が1往復します。

普段、雪が降らない所は、ちょっと降っただけで大変ですね。
雪が少ないところだと、多分、スタットレスタイヤも履いていないのでは?
でも、テレビで、四国のおじいさんが、家庭用の除雪車を持っているとの話をされていたのに驚きました。四国でも、家庭用の除雪車が必要だったのかと。分からないものですね~。

冬の間の仕事場として、湯沢市所有のビニールハウスを一棟借りています。あっちこっちビニールが破けていたのを補修、補修して何とか昨年の冬を乗り切りましたが、冬の仕事が終わるまで我慢してくれたように、仕事が終わった途端、一気に屋根のビニールが破けて修復不可能となりました。

湯沢市で、新しいビニールに張りかえてくれるとの事だったので、良かったな~と思っていたのですが、さっぱり張り替えてくれません。屋根以外もかなり破けているところが有りますが、予算の都合で、全部を張り替えるのではなく屋根だけ張り替えるとの事。でも、春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ、とうとう吹雪になっても張り替えてくれません。ビニールハウスの中に雪が積もる始末。毎月ハウスの賃借料を払っているのに、何とも悠長な大家さんです。

ようやく張り替えてくれましたが、ビニールの長さを間違えたらしく、こんな感じです・・・。



さらに1週間後、継ぎ足しで、ようやくハウス全部にビニールが掛かりました。
とりあえず、何とか冬を越せそうです。

しばらくぶりに雪が降らなかったので、息子とちょっとお散歩。
曇り空でしたが、それでも息子には外の明るさが眩しそうでした。

寒い季節ですが、ちょっとずつ外の空気にも慣れさせようかと思っています。

タラノキは、樹木ですが、6年ぐらいで生産力が落ちてしまいます。1年間の生長量は素晴らしいのですが、樹木では有っても、それほど長生きする樹では有りません。そのため、植え替えが必要です。植え替えに向けて、タラノキの抜根作業をしています。

タラノキ畑に、3年ぐらい前から何らかの獣が棲みついていました。直径15cmぐらいの穴が、かなり深くまで掘られていたのです。穴の周りに掘り出された土は、10畳ぐらいの広さに30cmぐらい積み上げられていました。

私が作業をしていると、10mぐらい先に立派な大きな狐がいて、じっとこちらを見ていました。私はビックリしましたが、気付かないふりをしながら狐を観察しました。私をしばらく見てから、穴の有った所に行って様子を探り、その近くの土手に横になって私を観察し、しばらくしてから山に帰って行きました。

穴の周りには、何の足跡も無かったので、もう使われていないと思っていたのですが、狐が利用していたようです。確か、狐は数か所に巣を持っていると思ったので、1つが壊されても大丈夫だと思います。でも、うなだれているように見えた狐を見ると、申し訳なかったなと思いました。

さて、4日後以降は、急激に気温が下がり、毎日雪だるまマークが並んでいます。今年の外作業は、残すところ3日しかないと思います。急ピッチで作業を進めます。





大根とタラノキを収穫しました。

大根は、切干大根や、1cmぐらいの厚い輪切りにして干す干し大根に加工します。
地元の農産物直売所「菜々こまち」で販売しています。この大根も無農薬、そして肥料を使用していません。タラノキを植えた後の畑なので、適度な養分が有ってのでしょう。立派な大根になってくれました。



タラノキは、根元から切り取って小屋に置き、年明けからハウスに入れて芽を出させます。植えてから長く経っている畑は、株が高齢化して余り良く生育してくれませんでした。植え替えをした若い畑でも、連作障害なのか良く育ってくれず、収穫量はそれほど多く有りませんでした。どうしようかなと考え中です。



どちらも、雪が積もる前に収穫出来ました。
4年連続の大雪でしたので、今年は少し少なめでお願いしたいところです。
嫁殿の実家に行って、我が子を沐浴して来ました。沐浴初体験です。
最初は気持ちよさそうに大人しくしていましたので、簡単だなと思っていました。次第に暴れだしたので、後半は適当にやって済ませました。いつもこの調子なので、暴れだす前に一通り済ませるのがコツだとか。それにしても、この時期の成長は早いものですね。一週間見ないだけで変わっていました。これから忙しくなるので、迎えに行く11月末まで会いに行く事が出来ません。大きくなっているかな。



これからは、タラノ木と大根の収穫、そして、来年の春仕事の先取りです。雪が降って外仕事が出来なくなるまでは、可能な限り外仕事を仕上げます。
今日は、我が家の冬の暖房燃料となる薪を薪置き場から家に運びました。薪置き場は、集落の土地ですが、勝手に一人置き、二人置きしているうちに皆が置くようになり、集落の薪置き場となりました。薪置き場と呼んでいますが、非公認です。

薪は、乾燥させなければ燃えません。おおよそ1年ぐらい乾燥させます。乾燥させるために薪を積んで置く必要があります。他の家では、せいぜい2年分ぐらいのストックしか有りませんが、我が家では父親が働き者なので、7年分ぐらいの薪がストックされています。

暗くなるまで掛かって、ようやく冬の間に使う薪を運び終えました。我が家では、冬に備え、これから畑の野菜類なども家に詰め込みます。スーパーなどで何でも買える豊かさも有難いですが、自然の恵みを家に詰め込んで冬を越せる豊かさって良いな~と思います。

話は変わり、先日、秋田県から「指導農業士」の認定を頂きました。指導農業士は、簡単に言うと、県認定の農業指導ボランティアのようなものです。田舎のしがらみで、止むを得ずなってしまいました。年会費を払わなければならないのが痛い。

仰々しい認証式があり、副知事さん(左)、私(右)から認証状を頂きました。久々に着たスーツ。大切な一張羅なのに、右袖が虫に食われていました。お米は無農薬でも、スーツには、防虫剤が必要だなと思いました。


息子が産まれて4日後、父母を孫見物に連れて行きました。
産まれたときより引き締まって小さくなっていました。



しばらく起きていてくれましたが、とうとう寝てしまいました。
どうやら左のまぶたが赤くなっていたのは痣だったようで、腫れぼったい感じに見えます。大きくなったら消えるものもあるようですが、消えないかも知れません。皮膚科で見てもらって下さいとのこと。ま~、男なので良いでしょう。元気に育ってくれたら充分です。

顔が潰れた不細工さが愛おしくなります。

昨日の14時過ぎ、無事、第一子となる長男が誕生しました。
無事、産まれて来てくれた事に感謝です。

高齢出産なので、いつ何があるのか分からないので心配していました。
母子ともに健康で良かったです。

里帰り出産のため、秋田県の北の端の鹿角市の病院での出産です。我が家は秋田県の県南の端っこなので、家から病院まで3時間半ぐらい掛かります。思っていたより早い時間に出産体制に入ったため、病院に向かっている途中で「早く来て!」とのメール。私が病院に着いて20分後には出産となりました。

病院に向かう途中、出産はまだ先だろうと、床屋に寄りました。思いのほか混んでいたので、諦めて病院に向かいました。もし、髪を切っていたら出産に間に合わず、「出産より床屋に行く方が大事なの!」と一生言われるところでした。危なかったな~。

嫁さんと子供が我が家に戻るのは、1カ月後くらいになる予定です。
楽しみです。元気に育って欲しいものです。

名前は、「佐藤 玄明」(げんめい)(仮)
まだ、嫁さんと協議中です。

「玄」は、「天」を表します。
秋の天高い澄んだ空のような明るく清々しい人間に育ってくれたらと思います。

さて、どうなるかな。


9月24日にスタートした稲刈り。
昨日で、無事、終了しました。
終わった~と思ったら気が抜けて、どっと疲れが出ました。
いつも、5時ぐらいには目が覚めて活動を始めていますが、今朝は起き上がれず、ようやく起き上がる事が出来ました。起きても、ボーっとしている感じです。

自分の田んぼだけでなく、親戚や近所の田んぼの稲刈りもやっているので、おおよそ半月ぐらいは稲刈り期間となります。山間地の小さな田んぼなので、一日に刈り取り出来る面積は、ごく僅か。朝は露があるので、露が無くなる10時ぐらいからしか作業を始める事が出来ません。日暮れも早く、5時ぐらいまでしか出来ません。

夜は、籾米を玄米にして選別し、袋詰めする「籾すり、調整、袋詰め作業」をするので、収穫量によりますが、夜の9時から10時頃まで作業が続きます。

その他、もみ殻を処分したりなどなど、結構ハードな仕事が続くので、かなりくたびれます。
出来るだけくたびれた感情を持たないように、淡々と作業をこなしていますので、稲刈りが終わって気が抜けると、どっと溜まっていたくたびれが来てしまいます。

今日は、昨日の夜やりきれなかった籾すり作業を終わらせて、午後から温泉に行ってこようかな~。
昨日、今日の1泊2日で、皆瀬の山奥にある温泉に行って来ました。
草刈りや田んぼの整備などなど、少々お疲れモードでしたが、のんびり温泉に浸かってリフレッシュして来ました。この体調のまま稲刈りに突入では身体が持たないと思っていたので、とっても良い休日となりました。

温泉とは言っても、登山道も無い山奥にある温泉です。テントや食べ物、飲み物(これが一番重い)などを背負って行きましたので、登山口から休憩を含めて4時間ほど掛かりました。行程の半分は登山道を行き、途中から登山道を外れて道無き道を藪を掻き分けたり、沢を歩きながら進みます。



ようやく目的地に到着。あちらこちらから温泉が噴き出しています。



以前行った時は、蒸気機関車の煙突のような感じで、もの凄い勢いで湯気が吹き出ている直径30cmぐらいの穴が有りました。地震なのか、大雨の影響なのか、その穴は土砂で埋まってしまっていましたが、以前より勢い良く温泉が吹き出ている穴が有りました。



さて、お楽しみの温泉です。沢が全部温泉になっていますので、丁度良い温度の場所を石で堰き止めて湯船を作り、日ごろの溜まった疲れと、登山の心地良い疲れを癒します。



いくら地元とは言え、登山道も無い場所なので、簡単に行く事は出来ません。地元の山を知りつくしたプロの方々に連れて行っていただいているので、安心して楽しむ事が出来ます。感謝、感謝で有ります。

余りの湯加減の良さに、何と、6時間ぐらい温泉に入ってしまいました。一緒に行った他の方々も、これだけ長く温泉に入った事は無いと言うぐらいの長風呂で、温泉を堪能していました。

早朝、温泉に浸かりながら見た澄んだ青空と、冴えわたる月が素晴らしかったな~。
今は、せっせと田んぼの整備中です。
4枚の小さな田んぼを1枚にする整備をしています。
階段状の田んぼを一枚にするので、高いところ田んぼから低いところの田んぼに、コツコツ土を運んで、平らにします。
想像以上に運ばなければならない土が多く、さっぱり捗りません。稲刈り後だと、日が短くなりますし、雨の日も多くなってしまうため、何とか稲刈りが始まるまでには目途を付けたいと思っています。ちょっと厳しいかな~。



朝露に濡れた稲穂です。秋田県内では、昨日から稲刈りが始まったところがあるようです。私の田んぼは、「あきたこまち」が9月末から、「ササニシキ」は、10月初め頃になる見込みです。

夏場の天気が良くありませんでしたが、お盆過ぎから好天に恵まれていますので、きっと美味しいお米になってくれると思います。稲穂が垂れている田んぼは豊かだな~と感じます。

写真よりもう少し進んでいますが、稲の穂が出ました。
あきたこまちは早くに出ていますが、ササニシキはようやく出そろったぐらいです。
毎日雨続きで生育が遅れています。

自然栽培ササニシキは、ずっと葉っぱの色が薄緑色でしたが、ここに来て葉の色が濃い緑色に変わって来ました。



雑草に覆い尽くされた場所です。生えている雑草は「コナギ」。生育力が凄く、一気に田んぼを覆い尽くします。稲は成育が悪くなり、殆ど収穫出来なくなります。



コナギは、薄紫色の花を咲かせます。憎々しい雑草ですが、花びらの色合いが綺麗ですね~。美しいものにはトゲがある。いずれ沢山の種を付けると思うと、トゲより怖い花です。

自然栽培の稲の勢いが増してきました。
それでも、相変わらずスカスカで、稲全体が太陽の光を浴びて元気です。



こちらは、朝日を浴びて輝く稲です。
雨が降ったから葉っぱに水滴が付いているのではなく、元気な稲は、日暮れ時から葉の先に水滴が登ってきます。朝には、沢山の水滴で稲は瑞々しくなっています。

このまま元気に育ち、元気な稲穂を出してほしいものです。




ブルーベリーは、一番遅い品種の収穫が始まりました。
あと2週間ぐらいで収穫終了になりそうです。


今年も、私の田んぼから、沢山のトンボが飛び立って行きました。
トンボの羽化は、7月7日ごろから始まり、14日頃がピーク、今日は数匹見えた程度でしたので、ほぼ終了です。




今日は、オニヤンマも羽化していました。



他の農家の方は、おおよそ10日ぐらい前から、田んぼの水を抜いて田んぼを干す「中干し」と言う作業をしています。稲わらなどが田んぼの中で発酵すると、稲にとって有害なガスを出します。乾燥させることでそのガスが抜け、稲の成育が良くなるのです。

私は、他の農家の方より遅くなりますが、トンボの羽化が完了してから田んぼの水を抜いています。肥料などを使用していない稲は生育が遅いため、他の農家の方より遅れますが、私の稲にとってのタイミングとしては丁度良いように思います。

稲は、少々伸びて来ましたが、他の農家の稲と比べると、本当に大丈夫かと心配になりますが、やれるだけの事はやったので、後は祈るばかりです。

稔り良い秋となりますように。