山の農場だより

617

今日は選挙。

私の所には、選挙期間中に1回か2回、名前を連呼する選挙カーが来る程度。
選挙期間中でも静かなものです。

今回は、一点突破。
原発を廃止する政治家、政党に一票を投じたいと思います。

原発の安全神話が崩壊しましたし、核廃棄物の処理方法も確立されていません。また、現在ある原発についても、経済性が最優先され、過小評価した津波対策や、活断層上への建設など、これまで隠されていた事実が次々と出て来ています。

現在の流れを変え、進もうと思う方向を示さなければ、現在の流れを変えることは出来ません。
原発廃止を明言している方を支援したいと思います。

福島の原発の事故処理は、まだ終わっていません。
作業員は、生命の危険に脅かされながら作業を続けています。
簡単では無いと思いますが、自然エネルギーなどで、エネルギー自給率を上げる方法を模索していかなければならないと思います。

地方は、地域資源を生かした地域づくりをするべきだなんて言われます。眠っている資源を活かして、地域を活性化していくべきだと。
世界の中の日本も、一つの地域です。日本の地域資源を活かし、日本を活性化していく道を考えてはどうかと思うのです。

秋田県内では、電気の買取制度が導入されてから、風力発電、太陽光発電、地熱発電など、自然エネルギー開発への参入が活発化しています。原発を廃止し、新たなエネルギーに転換していく事は、地方の活性化にもつながります。

さて、では、投票に。
大雪です。
東京から帰ってきた途端、大雪です。
やはり、ここは雪国でした。
降り止む気配無く、一日中降り続けています。
慌てて、ビニールハウスの雪かきへ。
冬は、除雪作業だけでも一苦労です。
不在期間中、ご不便をお掛けしました。
無事、帰って来ました。
奥さんの妹さんの結婚式に出席するため、14年ぶりに東京に行き、ついでに、農繁期のため保留にしていた新婚旅行的な旅行をして来ました。
行き先は、人が住んでいる日本最南端の島、波照間島です。
気温は22℃と暖かかったのですが、観光客は少なく、海で泳いでいる人もいませんでした。それでも、せっかく来たのだからと、泳ぎました。さすがに寒かったです。
波照間は、波照間ブルーと呼ばれる素晴しい青色の海があります。
本当に、ただ見ているだけでも飽きない素晴しく美しい海でした。

昨日、家に帰ってきたら、雪が降っていて気温は0℃。寒い。
青い海から、白い世界に戻ってきました。

初めて沖縄に行ったのですが、日本は、領海を含めればそれほど小さい国では無いと実感しました。そして、これまで、それほど実感が無かった尖閣諸島、竹島問題が身近な問題となりました。
中国、韓国のやり方を見ていると、国境をしっかり守らなければ、沖縄本島も乗っ取られかねないと思えてしまうのです。平和を維持するのは、簡単ではないな~。

青い海とサトウキビ、のんびり牛とヤギ。平和で有りたいものです。







寒い、寒い。
とうとう雪が降ってきてしまいました。
まだまだ外仕事が沢山有ります。余り降らないで欲しいな~。

昨日は、慌てて、吹雪の中、タラノキの収穫作業をしました。
雪が積もってしまうと、畑に行けなくなり、収穫出来なくなってしまうのです。
何とか日暮れまでに終わらせる事が出来たので、一安心です。

今日は、切り干し大根用の大根を収穫する予定です。
寒い中、大根を洗わなければならないので、今日も大変そうです。

ブルーベリー園や田んぼの整備など、まだまだ外仕事があるので、
もうちょっと雪には我慢して欲しいところです。

寒くなります。
皆さんも、お体大切に。


毎日、毎日雨です。
夏場は、雨が欲しくて欲しくて天気予報とにらめっこしていましたが、
今は、太陽が欲しくて欲しくて天気予報とにらめっこしています。

夏の分を挽回するかのように毎日雨で、太陽がさっぱり出てきません。
勝手な都合では有りますが、極端すぎる天気は勘弁して欲しいな~。

今は、果樹園の大改造中です。
数種の果樹をまとめて植えていましたが、
例えば、カシスに付く害虫がブルーベリーに悪影響を及ぼすなど、
当初想定していなかった問題が出てきたりしたので、
カシスを離れた畑に移植するなどしています。

農薬を使用するのであれば、特に問題になるものではありません。
しかし、農薬を使用しないため、
少しでも良い環境で農作物を育てる方法を考えなければならないのです。

天気が悪いため、ただでさえ重い苗木が更に重くなり、かなり大変な作業です。
もう直ぐ雪が降ってきてしまうため、天気が良くなるのを待つ事も出来ません。

は~、天気が良くなって欲しいな~。


急に寒くなってきたら、山々が秋めいて来ました。
日々、山の色が変わって来ます。
今、ブルーベリー畑の支柱を立てているのですが、日々、ブルーベリーの葉も赤みを増して来ています。
普段見慣れた景色では有りますが、やはり秋はいいですね~。
仕事の合間にボーっと景色を見ているだけで豊かな気持ちになって来ます。

今度の休日頃には、里山の紅葉も見ごろになりそうです。

先日、栗駒山に登ってきたのですが、突然、吹雪に見舞われてしまいました。
下山時、キノコでも採っていこうと思っていたのですが、逃げ帰って来てしまいました。
暑いと思っていたのに、冬がそこまで来ているんだな~。
この前まで暖かかったのですが、一気に寒くなってきました。
今日の夕方は、日が暮れると急に冷え込んできたので逃げ帰ってきました。

無事稲刈りが終わり、今は、来年に向けて田んぼの整備をしています。
田んぼに人の姿は見えず、田んぼにいるのは私ぐらいです。

今年も豊かな恵みをくれた田んぼに感謝しながら、田んぼを眺めつつ、より良い田んぼにするためにせっせと手を掛けています。

田んぼは生き物です。単に固形物の「土」が有るのではなく、多くの微生物の住処で、その微生物の働きによって稲が育ちます。田んぼの整備とは、単に形を整えるのではなく、田んぼの生物が住みやすい環境を整えることを目的にしています。

田んぼを育てるのが私の仕事です。

寒いですね~。今日は、日中もマイナス気温の予報。
雪が融けて山道と農道の整備を再開していましたが、今日は無理かな。
昨日も、午後から雨が強くなったので中止しました。
道が濡れると、軽トラが坂道を登れなくなってしまうのです。運ぶ土も重くなってしまいますしね。余り降らないで欲しいな~。
明日は、一日中晴れマークなので、明日一気に完成させよう。

タラノキは、植えてからおおよそ7年ぐらいで良いタラノキが収穫できなくなり、植え替えが必要になります。計画的に植え替えるつもりでしたが、植え替えにはバックホーが必要なため、計画倒れになってしまいました。やはり、教科書どおり7年目ぐらいでタラノキの収穫量が激減してしまったため、昨年、中古の小さいバックホーを入手しました。
これから順次植え替えをしていくのですが、生産量を回復するには4年ぐらい掛かってしまいそうです。ま~焦らずコツコツです。

このバックホーが本当に働き者。小さいのですが、スコップより働きます。
ここは山間地なので、農地、農道、水路を維持するには、それなりに手を掛けなければなりません。その作業に、バックホーが大活躍です。

今は、自分の山林に行く山道を整備中。そして、そこの土を農道に運び、農道も整備中。一石二鳥で、どちらの道も安心して走ることが出来るようになります。

いざ、軽トラに土を積もうと思っても、スコップでは、2台分ぐらいでへたばります。それが、小さいバックホーとはいえ、慎重に積んでも、5分ぐらいで1台分積んでしまうのです。

冬は、除雪にも利用出来るので、大助かり。

あと、1日で考えていた工事が終わるのですが、明日から雪だるまマークが並んでしまいました。もうちょっと雪には我慢して欲しいところです。
とうとう雪が来てしまいました。
まだ、冬支度が出来ていません。
もうちょっと我慢して欲しいところです。
今日は、午前中タラノキの収穫。午後から雨が強く、時々雪。
雨だと、タラノキのトゲの都合上、作業性が極端に悪くなるので休み。
慌てて、家の周りの片付け方をしました。

雪が降ると、タラノキを植えている畑に行けなくなってしまうので、あと2日我慢して~。
今日の朝は、一面真っ白。初霜です。冬に向かっているな~。
紅葉もピークを過ぎ、山は木肌が見えるようになって来ました。

今は、歳を取って生産力の無くなってしまったタラノキの根っこを抜く作業をしています。
植え付けから8年目、枯れたり、弱ったりして、殆どタラノキを収穫することが出来ませんでした。今年ぐらい持つかと思ったのですが、駄目でしたね。

両親も歳を取って来て、労働力としてあまり当てに出来ないので、タラノキを縮小し、竹の子(ネマガリダケ)を植えることにしました。上手く根っこが付いてくれれば、3年後ぐらいから、ちょっとずつ収穫できる予定です。さて、どうなることか。楽しみです。

来週から雪だるまマーク。早くタラノキを収穫せねば。

秋晴れの良い天気が続いています。
田んぼに通い、高いところの土を低いところに運んで、田んぼを平らにする仕事をしています。田植え頃の田んぼの様子を覚えておいて、秋や春に少しずつ平らにする作業をしているのです。こんな作業は、この辺では私ぐらいのものです。

かなりシビアな栽培方法なので、田んぼが平らかどうかで結果が全く違ってきてしまうのです。稲が育ちやすい田んぼの条件を整えてあげるのが、私の仕事です。

紅葉した景色を眺めながら、田んぼに感謝しつつ、少しのんびりと楽しんでいます。
あと、2日ぐらい掛かるかな?

この頃、TPPの話題が盛んです。
農業を強くするとか、農業も成長産業だとか色々言っていますが、私の住む山間地では、生産性を上げるのにも限界があり、現時点で、どうあがいても平野部の農業にすら勝てません。平野部にすら勝てないものを、海外とどう対抗しろと言うのか。軽トラでF1の大会に出るようなものだ。
農業が駄目になると、地域が駄目になります。私が守りたいと思うのは、農業ではなく、地域です。かりに、国全体として生産額が高くなるなど、農業が強くなったとしても、私の地域はぼろぼろになるでしょう。

農業の生産額は、GDPの0.9%しかありません。どう思います?そんなものだったら、無くなっても良いんじゃないかと思いませんか。
でも、たかが0.9%の産業が、広大な国土を保全しているんです。食糧自給率は4割を切っていますが、それでも、0.9%の産業が、国民の食糧の4割をも生産しているんです。

ある意味、破格の低賃金で多くの仕事をし、また、水源涵養など副次的な効果も生んでいるんです。ちなみに、水源涵養など公益的な効果を金額に換算すると、年間7兆円程度の価値が有るとされています。

農業就業者の平均年齢が60歳を超えてて壊滅的な状況だと言っていますが、70歳まで雇用期間を延長しようとしているときに、60歳を超えたぐらいで壊滅的なんて可笑しな話です。農業は、定年退職した人の受け皿になっているので、平均年齢が上がりやすい産業だと思います。しかも、その後の定年が無いので、80歳ぐらいまでは、若者に負けないくらいの仕事をします。定年が無い産業の平均年齢が上がるのは当たり前のことです。

さてさてどうなることか。
今日は雨。午前中は小雨で、午後からは本降り。
昨日からネマガリダケの植え付けをし、今日の午前中も植え付け。
あと、2株で終了の予定でしたが、午前中の小雨程度で軽トラが山道を登れなくなり、午後からの作業を断念。午後は、一休みです。

ネマガリダケは、もう7~8年くらい前に立派な竹の子が生える株を買ってきて自分の山に植えていたもの。その後、順調に増殖してくれたので、株分けし、軽トラが入れないなど、作業の便が悪い畑に植えつけることにしました。

出来るだけ土を付けたまま掘り上げ無ければならないので、結構大変。土が付いている分、運ぶのも大変。ヒイヒイ言いながら、何とか植えつけました。

上手く根付いてくれると良いな~。見事な竹の子林に育って欲しいと思います。

ネマガリダケは、奥地の高い山に生える竹の子で、癖の無い美味しい竹の子です。竹の子シーズンは、遭難者が相次ぐのですが、それにも懲りず、山に入る人が後を立ちません。私も竹の子採りに行くのですが、笹薮の中は、本当に方向が分らなくなり、確実に迷います。しかも、立派な竹の子を採れる場所は、結構歩かなければならない場所になるので、片道1時間程度は、山道を歩かなければなりません。行きは登りで大変ですし、帰りは、採った分背負ってこなければならないので、これまた大変です。私は、楽して、春の味覚を楽しむぞ大作戦です。

上手く育ってくれれば、タラノキの面積の半分くらいをネマガリダケに転換する予定です。

稲刈りが終わったというのに、直ぐにこんなことをやっています。お疲れモードですが、天気と植え付けのタイミングがあるので止むを得ません。午後からの雨は、一息付く良い雨となってくれました。ふ~。
大変お待たせいたしました。
新米の販売を開始しました。

放射能汚染の問題も有り、どうなるかと思っていましたが、検査の結果、私の地域を含め、秋田県内のお米から放射性セシウムが検出されたかったので、安心してお届けすることが出来ます。

丹精込めて育てたお米。無事、販売することが出来て、一安心です。

現在、販売を開始したのは、「あきたこまち」です。

「ササニシキ」は、あきたこまちより晩生なので、あきたこまちの刈り取りが終わってからの収穫となります。10月15日頃からの販売となる予定です。

今年は、大雪の影響で春作業が遅れた分、ちょっと遅めの稲刈りです。
どうなるか心配でしたが、好天に恵まれ、稔り良い秋を迎えることが出来ました。

ササニシキは、無肥料栽培を始めて2年目。昨年よりは、収穫量がありそうです。
収穫が楽しみです。



稲刈りがスタートしました。
もう少し後に始めたかったのですが、雨の日が多い予報でしたので、ちょっと早めのスタートとなりました。
稲刈りをして見ると、思いのほか雑草優勢で稲が少なく、少々落ち込み気味。ん~、またもや雑草に負けてしまったか。参ったな~。雑草の種類が変わって行き、その雑草に応じて対策が違ってきます。ある優勢雑草の対策をすると、こんどは、その環境を好む雑草が増えて来てと、終わり無き戦いです。
来年の作戦を考えねば。

まずは、少しでも、収穫できたことに感謝、感謝。
じっくり、ゆっくり時間を掛けて乾燥し、美味しく仕上げたいと思います。

新米は、10月5日頃から発送出来る予定です。

毎日、雨、雨、雨。今日も雨。
明日から、ようやく天気回復する予報なので、2~3日後ぐらいから稲刈りを始められそうです。
大雪の影響で春の作業が遅れ、いつもより2週間程度遅れた春の作業でしたが、好天に恵まれ、例年並みの時期に稲刈りを迎えられそうです。
毎年、毎年、「はー、何とか収穫まで漕ぎ着けた。」と思うのです。
ここは、山間地のため、田んぼが何角形か分らないぐらいの田んぼや、小さな田んぼが殆どなので、除草機を使っても除草しきれない部分が多く、結局は手取り除草となります。毎年、毎年試行錯誤しながらの草取りですが、最終的には体力勝負の草取りとなってしまうため、「はー、何とか乗り切った。」と言った感じになります。実は、雑草優勢で、殆ど収穫出来ないような田んぼもあるので、乗り切ったとは言えないのですが。
大変な思いをしているだけに、黄金色に染まった田んぼを見ると、本当に嬉しくなります。刈り取るのが勿体無い。
まー、そうは言っていられないので、ありがたく刈り取らせていただきます。有機質肥料を使用している田んぼでも、その使用量は少ないですし、また、有機質肥料も一切使用していない田んぼもあります。特に、有機質肥料も使用しない無肥料栽培の田んぼは、まさに、田んぼからの恵み。田んぼのお米です。色んな資材を使う栽培方法は沢山あります。それはそれで良いのですが、自然豊かな山間地の田んぼで、山から生まれたての水を使用し、田んぼと稲の力で育った純粋なお米って良いな~と思うのです。
さて、収穫の秋です。お楽しみに。


地元の山の達人に同行させていただいて、地元の源流を歩いてきました。
一泊二日の行程で、源流を登り雄大な自然を満喫。舞茸を探したり、焚き火を囲んで酒盛りしたり、何とも楽しい二日間でした。残念ながら舞茸の時期にはちょっと早かったようで見つけることが出来ませんでしたが、平茸とミズで「かやき」を作り、自然の味覚も楽しめました。
皆瀬は、総面積の90数%が山林地帯で、人が容易に立ち入ることが出来ない懐の深い山々があります。この豊かな自然をもう少し人々に知っていただくような機会を作れないかを探る旅でもあったのですが、知って欲しいような、知って欲しく無いような。
上手に、保全しながら活用して行く方法を考えられたらと思います。

また、紅葉の時期にでも行って見たいと思います。
昨年から挑戦している無農薬、無肥料の田んぼ。田んぼに刈り取った稲わらだけを返し、有機質肥料なども使用しない稲づくり。昨年は散々な結果でしたが、今年は、田んぼらしくなって来ました。初期の生育が遅く、茎数が増えないのが難点ですが、後半挽回で、立派な稲に成長してくれています。
今は、あんまり面倒なことを考えず、自然と真摯に向き合って、田んぼと稲の本来の力を見たいがためにやっている栽培方法ですが、この栽培方法をベースに、今後の栽培方法を考えて行きたいと思っています。

感覚的なものですが、この栽培方法の田んぼは、とても居心地が良いのです。特に用事が無くても、ついつい見に行ってしまいます。
今は、徐々に稲穂が垂れてきました。稲穂が垂れてきた田んぼを眺めているだけで、とっても豊かな気持ちになりますよ。
あれよあれよと、もうお盆。甥っ子達も遊びに来ていて賑やかになって来ました。
今年は、ブルーベリーが壊滅的なので、時間的に余裕が有るはずなのに、それはそれなりに何かと行事が多くて、あっち行ったり、こっち来たりとウロウロしています。
田んぼでは、穂が出て花が咲き、炊き立てのお米のような香りが漂っています。何とか、稔り良い秋が期待出来そうです。ササニシキは、これから穂が出ます。もう少し頑張って夏日が続いて欲しい。ササニシキは、有機質肥料も入れていない田んぼで育てています。有機質肥料を入れている田んぼより生育が遅く、生育量も少ないのですが、とりあえず、田んぼと稲の可能性を見て見たくて取組んでいます。今年で2年目となりますが、昨年よりは上手に育てることが出来ています。昨年は、2俵/10aと大惨敗でしたが、今年は、4俵はあるかな。どうかな。秋が楽しみです。
夏だというのに寒い日々が続いています。大丈夫なのか?
今年は、ブルーベリーに続き、稲の出来も怪しくなって来ました。
水管理をしっかりやって、何とか乗り切りたいと思います。

今、止むを得ず、エコファーマーの申請をしています。
農薬や化学肥料の使用量を減らす目標を立てて申請するのですが、
私の場合、最初からどっちの使用量もゼロなので、現況も計画も同じになります。
問題となるのは、有機質肥料の使用量です。
私は、有機質肥料の使用量も抑える方向で来ているのですが、県で決められた使用量を目標とすることが求められるそうです。その使用量は、私が現在使用している量より多い量です。手続き上、最低、その数値を目標値にしないと認定されないそうなので、書類上、そのとおりの数値を目標としました。面倒くさい。
ちなみに、有機質肥料の「質」は、問いません。「量」だけです。
あと、エコファーマーは、特定の作物に対して認定されるため、例えば、稲とトマトを栽培している農家は、稲についてエコファーマーとなっても、トマトではエコファーマーにならない場合も有ります。同一人物が、エコファーマーであり、エコファーマーでは無いのです。??。
あと、作目が限定されていて、基準が設けられている作目でしかエコファーマーとなることができません。私の場合、稲ではエコファーマーになれても、ブルーベリーは基準が設けられていないので、無農薬で栽培していてもエコファーマーになれません。

意味の分らないつまらない制度ですが、面倒臭いな~と思いながら、已む無く申請書を作っています。

エコファーマーは、昔、有機質肥料をちょっとでも入れていれば、農薬や化学肥料も使っても、有機農産物と言っていたのと同じような感じです。行政主導の詐欺みたいな制度に思います。