稲の根っこの活力を高めるため、田んぼの水を抜き、田んぼを干す時期になりました。一般の農家の方は、10日ぐらい前からこの作業をやっていますが、私は、トンボの羽化を待って中干しに入ります。
私の田んぼは、有機質肥料の使用量も少なく、また、有機質肥料も使用しない栽培方法の田んぼもあるため、稲の生育が遅いです。トンボの羽化が終わる時期と、稲にとっての中干しの時期が、丁度良いタイミングになると考えています。
トンボは、梅雨の時期に羽化をしますので、梅雨が明けてから、自然に田んぼの水位が低くなっていくのが自然の形だと思っています。また、そのよう気象条件下で稲が育ってきていると思うのです。
写真は、無肥料栽培の田んぼの稲です。相変わらずスカスカですが、稲は元気に育っています。