懲りずに、田んぼの草取りです。
田んぼの中では、ヤゴが脱皮を繰り返して大きく育ってきています。
脱皮したてのヤゴは透明で、凄く綺麗です。
外の皮を脱ぎ捨て、脱ぎ捨て大きくなり、最後の脱皮は羽化。いきなりヤゴからトンボになります。ホップ、ステップ、大ジャンプです。水中で生活していたのに、いきなり空に飛び立つんですよ。
いつもの年だと、7月10日頃から羽化が始まるのですが、今年は遅くなるかな。
やはり劇的な環境の変化は苦しいのか、梅雨の時期と羽化が重なります。
でも、雨の日の羽化は、羽化に失敗するトンボが多くなってしまいます。
もうちょっと、天気の良い日に羽化すれば良いのにと、いつも思うのです。
雨の降る日は、水中から地上に出るのが楽だけど、羽化に失敗し易い。
晴れの日は、水中から地上に出るのは大変かもしれない。でも、羽化は成功しやすい。
楽な道には気を付けろとトンボが教えてくれるのです。それとも、
楽な道でも、羽化に成功するトンボもいるので、上手くやれば、楽な道でも大丈夫とトンボが教えてくれるのです。かな。
一匹でも多く、元気に大空に飛び立って欲しいものです。