田んぼを見に行ったら、大きな鳥が我が家の田んぼに居ました。
遠目には鶴だと思いました。
私に気付いた鳥は、大きな羽を羽ばたかせて、悠々と飛び立って行きました。
別の場所で作業をしていたところ、先ほどの鳥が、また、我が家の田んぼ付近に舞い降りるのが見えました。
慌てて自宅にカメラを取りに行き、遠くに車を止めて隠れながら鳥が降りた付近に近づいて行きました。
あっ、田んぼに白いものが見える。
まだ遠いので、カメラを最大ズームにして覗き込むと、それは、私が置いた白い土のう袋でした。
何だ、居なくなったのかと思って歩いて行くと、一段下がった我が家の田んぼに先ほどの鳥が居ました。
身を隠しながら数枚写真を撮ったところで、また、飛び去られてしまいました。
写真を確認したところ、鶴とは違う感じがします。
んっ!足にリングが付けられている。
肉眼では見えなかったリングが、写真では確認できました。
もしかして、コウノトリかも。
ネットで確認したら、コウノトリで間違いないようです。
秋田、しかも、沢山の田んぼが有る中で、我が家の田んぼで2回も見られるとは思っていませんでした。
我が家の田んぼを気に入って頂けたようです。
もしかしたら、明日も来ているかも。
もう亡くなった隣のおじいさんから、昔、満月の夕方、見事な松に鶴がとまったのを見た時、とても感動したという話を聞きました。
鶴は木にとまるのか?でも、見た人が居るのだから、とまるのだろうと思っていました。
日本にいる鶴は木にとまれません。
今日、おじいさんは、コウノトリを鶴と勘違いしたんだろうと思いました。
当地にもコウノトリが帰って来てくれたことが、とても嬉しいです。
私も、隣のおじいさんが見た光景を見てみたいと思います。