遅れ、遅れていたタラノキの伏せ込みを開始しました。
秋に収穫したタラノキを一芽ごとに切り、ハウスの棚に並べる作業です。
棚は、水を溜められるようにしているので、大きな花瓶と同じです。
大きな花瓶にタラノキを入れて置くと、春を感じて芽(タラノメ)が出てきます。
このハウスが問題なのです。
温泉をパイプに流してハウスを保温しているのですが、温泉のお湯が少ししか来ないので、ハウスの温度が思うように上がらないのです。
このハウスは、湯沢市から借りているハウスです。
湯沢市が、しっかり管理してくれれば良いのですが、
お金が無いために、充分な管理が出来ないようです。
豊富な温泉がありながら、それを充分に活用出来ないのは残念です。
もう少し、何とかならないものかと思いながら、ハウスの温度計を見つめています。
もう少しすれば、寒さも和らぎ、山間地の空も明るくなってくるでしょう。
自然の春の気配を感じながら、あまり暖かくないハウスのタラノキ達も、少し早い春を感じて、元気に大きな芽を出してくれると思います。
3月上旬頃から収穫出来る予定です。
春の香りと味をお楽しみいただければ幸いです。