今日は雪です。

昨夜から雪が降り続いています。

今年最後の雪かな。



昨日、種もみの塩水選をしました。

今は、田んぼの泥を溶かした水に種籾を浸けています。

通常は、殺菌剤で無菌状態にするところ、当農場では田んぼの泥水に浸けて種に沢山の微生物を棲まわせることで、特定の病原菌だけが繁殖するのを抑えます。

病原菌とも、ある程度お付き合いしながらの栽培です。

そのため、病気に負けない強い種が必要になります。

通常、塩水選は1.13の比重で行われます。当農場では1.17で厳選します。

この塩水の濃度だと、種用として販売されている種もみは沈みません。

我が家の自家採取の種は、沈みます。

見た目は同じでも、当農場のお米と一般のお米は全く別物だと言う事を実感します。

購入した種を使用する場合は、やむを得ず1.15まで下げて塩水選します。

それでも、沈む籾は半分も有りません。

通常の栽培方法では、化学肥料と農薬で張りぼてのお米を作っているような感じです。

でも、99%の方は、こちらを選んでいるのが現実です。