新米の発送を開始しました。
丹精込めて育てたお米をご賞味いただければ幸いです。
今年は、いつもより収穫量が少なくなりました。
田植え後のお天気に恵まれなかった事が、後々まで影響してしまいました。
肥料を与えなかったり、有機質肥料のみを使用する栽培方法では、生育初期の生育を確保することが課題となっています。
化学肥料は、植物が直接吸収しますが、有機質肥料は有機質が分解されてから植物が利用出来る養分となります。
生育初期の低温は、有機物の分解を遅らせてしまうため、生育が遅れる原因となります。
収穫量は少なくなりましたが、カメムシによる被害が少なく助かりました。
稔り良い秋です。
息子も稲刈に参戦。いねかりだー。
無農薬栽培、無肥料栽培の現実。
この田んぼは、毎年苦労する田んぼです。
昨年は豊作でしたが、今年はこの有様です。稲が無い!
春先の雑草は抑えましたが、稲が伸びずに後から別の雑草が生えてきてしまいました。
稲が住みよい土壌環境では無かったようです。
コンバインで刈れず、手刈りしました。
この田んぼは極端ですが、これも自然栽培の現実です。
見せるのも恥ずかしいのですが、こんなリスクがあることも知っていただきたいと思います。
この田んぼは、上の写真と別の田んぼですが、こちらも一部コンバインで刈れずに手刈りです。
やればやるほど、難しさが身に沁みます。