山の農場だより

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今日は、我が家の冬の暖房燃料となる薪を薪置き場から家に運びました。薪置き場は、集落の土地ですが、勝手に一人置き、二人置きしているうちに皆が置くようになり、集落の薪置き場となりました。薪置き場と呼んでいますが、非公認です。

薪は、乾燥させなければ燃えません。おおよそ1年ぐらい乾燥させます。乾燥させるために薪を積んで置く必要があります。他の家では、せいぜい2年分ぐらいのストックしか有りませんが、我が家では父親が働き者なので、7年分ぐらいの薪がストックされています。

暗くなるまで掛かって、ようやく冬の間に使う薪を運び終えました。我が家では、冬に備え、これから畑の野菜類なども家に詰め込みます。スーパーなどで何でも買える豊かさも有難いですが、自然の恵みを家に詰め込んで冬を越せる豊かさって良いな~と思います。

話は変わり、先日、秋田県から「指導農業士」の認定を頂きました。指導農業士は、簡単に言うと、県認定の農業指導ボランティアのようなものです。田舎のしがらみで、止むを得ずなってしまいました。年会費を払わなければならないのが痛い。

仰々しい認証式があり、副知事さん(左)、私(右)から認証状を頂きました。久々に着たスーツ。大切な一張羅なのに、右袖が虫に食われていました。お米は無農薬でも、スーツには、防虫剤が必要だなと思いました。


息子が産まれて4日後、父母を孫見物に連れて行きました。
産まれたときより引き締まって小さくなっていました。



しばらく起きていてくれましたが、とうとう寝てしまいました。
どうやら左のまぶたが赤くなっていたのは痣だったようで、腫れぼったい感じに見えます。大きくなったら消えるものもあるようですが、消えないかも知れません。皮膚科で見てもらって下さいとのこと。ま~、男なので良いでしょう。元気に育ってくれたら充分です。

顔が潰れた不細工さが愛おしくなります。

昨日の14時過ぎ、無事、第一子となる長男が誕生しました。
無事、産まれて来てくれた事に感謝です。

高齢出産なので、いつ何があるのか分からないので心配していました。
母子ともに健康で良かったです。

里帰り出産のため、秋田県の北の端の鹿角市の病院での出産です。我が家は秋田県の県南の端っこなので、家から病院まで3時間半ぐらい掛かります。思っていたより早い時間に出産体制に入ったため、病院に向かっている途中で「早く来て!」とのメール。私が病院に着いて20分後には出産となりました。

病院に向かう途中、出産はまだ先だろうと、床屋に寄りました。思いのほか混んでいたので、諦めて病院に向かいました。もし、髪を切っていたら出産に間に合わず、「出産より床屋に行く方が大事なの!」と一生言われるところでした。危なかったな~。

嫁さんと子供が我が家に戻るのは、1カ月後くらいになる予定です。
楽しみです。元気に育って欲しいものです。

名前は、「佐藤 玄明」(げんめい)(仮)
まだ、嫁さんと協議中です。

「玄」は、「天」を表します。
秋の天高い澄んだ空のような明るく清々しい人間に育ってくれたらと思います。

さて、どうなるかな。


9月24日にスタートした稲刈り。
昨日で、無事、終了しました。
終わった~と思ったら気が抜けて、どっと疲れが出ました。
いつも、5時ぐらいには目が覚めて活動を始めていますが、今朝は起き上がれず、ようやく起き上がる事が出来ました。起きても、ボーっとしている感じです。

自分の田んぼだけでなく、親戚や近所の田んぼの稲刈りもやっているので、おおよそ半月ぐらいは稲刈り期間となります。山間地の小さな田んぼなので、一日に刈り取り出来る面積は、ごく僅か。朝は露があるので、露が無くなる10時ぐらいからしか作業を始める事が出来ません。日暮れも早く、5時ぐらいまでしか出来ません。

夜は、籾米を玄米にして選別し、袋詰めする「籾すり、調整、袋詰め作業」をするので、収穫量によりますが、夜の9時から10時頃まで作業が続きます。

その他、もみ殻を処分したりなどなど、結構ハードな仕事が続くので、かなりくたびれます。
出来るだけくたびれた感情を持たないように、淡々と作業をこなしていますので、稲刈りが終わって気が抜けると、どっと溜まっていたくたびれが来てしまいます。

今日は、昨日の夜やりきれなかった籾すり作業を終わらせて、午後から温泉に行ってこようかな~。
昨日、今日の1泊2日で、皆瀬の山奥にある温泉に行って来ました。
草刈りや田んぼの整備などなど、少々お疲れモードでしたが、のんびり温泉に浸かってリフレッシュして来ました。この体調のまま稲刈りに突入では身体が持たないと思っていたので、とっても良い休日となりました。

温泉とは言っても、登山道も無い山奥にある温泉です。テントや食べ物、飲み物(これが一番重い)などを背負って行きましたので、登山口から休憩を含めて4時間ほど掛かりました。行程の半分は登山道を行き、途中から登山道を外れて道無き道を藪を掻き分けたり、沢を歩きながら進みます。



ようやく目的地に到着。あちらこちらから温泉が噴き出しています。



以前行った時は、蒸気機関車の煙突のような感じで、もの凄い勢いで湯気が吹き出ている直径30cmぐらいの穴が有りました。地震なのか、大雨の影響なのか、その穴は土砂で埋まってしまっていましたが、以前より勢い良く温泉が吹き出ている穴が有りました。



さて、お楽しみの温泉です。沢が全部温泉になっていますので、丁度良い温度の場所を石で堰き止めて湯船を作り、日ごろの溜まった疲れと、登山の心地良い疲れを癒します。



いくら地元とは言え、登山道も無い場所なので、簡単に行く事は出来ません。地元の山を知りつくしたプロの方々に連れて行っていただいているので、安心して楽しむ事が出来ます。感謝、感謝で有ります。

余りの湯加減の良さに、何と、6時間ぐらい温泉に入ってしまいました。一緒に行った他の方々も、これだけ長く温泉に入った事は無いと言うぐらいの長風呂で、温泉を堪能していました。

早朝、温泉に浸かりながら見た澄んだ青空と、冴えわたる月が素晴らしかったな~。
今は、せっせと田んぼの整備中です。
4枚の小さな田んぼを1枚にする整備をしています。
階段状の田んぼを一枚にするので、高いところ田んぼから低いところの田んぼに、コツコツ土を運んで、平らにします。
想像以上に運ばなければならない土が多く、さっぱり捗りません。稲刈り後だと、日が短くなりますし、雨の日も多くなってしまうため、何とか稲刈りが始まるまでには目途を付けたいと思っています。ちょっと厳しいかな~。



朝露に濡れた稲穂です。秋田県内では、昨日から稲刈りが始まったところがあるようです。私の田んぼは、「あきたこまち」が9月末から、「ササニシキ」は、10月初め頃になる見込みです。

夏場の天気が良くありませんでしたが、お盆過ぎから好天に恵まれていますので、きっと美味しいお米になってくれると思います。稲穂が垂れている田んぼは豊かだな~と感じます。

写真よりもう少し進んでいますが、稲の穂が出ました。
あきたこまちは早くに出ていますが、ササニシキはようやく出そろったぐらいです。
毎日雨続きで生育が遅れています。

自然栽培ササニシキは、ずっと葉っぱの色が薄緑色でしたが、ここに来て葉の色が濃い緑色に変わって来ました。



雑草に覆い尽くされた場所です。生えている雑草は「コナギ」。生育力が凄く、一気に田んぼを覆い尽くします。稲は成育が悪くなり、殆ど収穫出来なくなります。



コナギは、薄紫色の花を咲かせます。憎々しい雑草ですが、花びらの色合いが綺麗ですね~。美しいものにはトゲがある。いずれ沢山の種を付けると思うと、トゲより怖い花です。

自然栽培の稲の勢いが増してきました。
それでも、相変わらずスカスカで、稲全体が太陽の光を浴びて元気です。



こちらは、朝日を浴びて輝く稲です。
雨が降ったから葉っぱに水滴が付いているのではなく、元気な稲は、日暮れ時から葉の先に水滴が登ってきます。朝には、沢山の水滴で稲は瑞々しくなっています。

このまま元気に育ち、元気な稲穂を出してほしいものです。




ブルーベリーは、一番遅い品種の収穫が始まりました。
あと2週間ぐらいで収穫終了になりそうです。


今年も、私の田んぼから、沢山のトンボが飛び立って行きました。
トンボの羽化は、7月7日ごろから始まり、14日頃がピーク、今日は数匹見えた程度でしたので、ほぼ終了です。




今日は、オニヤンマも羽化していました。



他の農家の方は、おおよそ10日ぐらい前から、田んぼの水を抜いて田んぼを干す「中干し」と言う作業をしています。稲わらなどが田んぼの中で発酵すると、稲にとって有害なガスを出します。乾燥させることでそのガスが抜け、稲の成育が良くなるのです。

私は、他の農家の方より遅くなりますが、トンボの羽化が完了してから田んぼの水を抜いています。肥料などを使用していない稲は生育が遅いため、他の農家の方より遅れますが、私の稲にとってのタイミングとしては丁度良いように思います。

稲は、少々伸びて来ましたが、他の農家の稲と比べると、本当に大丈夫かと心配になりますが、やれるだけの事はやったので、後は祈るばかりです。

稔り良い秋となりますように。
ブルーベリーの収穫が始まりました。
まだ収穫量が少ないのですが、徐々に増えていきます。
田んぼの草取りの合間につまみ食い。うまいな~。

今年は、地域的に毛虫が大発生し、花を食べられてしまい、大幅に減収ですが、好天に恵まれ、美味しいブルーベリーになってくれました。



家の庭のスグリも収穫期です。ピッカピッカに輝いて綺麗ですね。



さて、こちらは、他の農家さんの通常栽培の稲。旺盛な成育です。



こちらは、私の自然栽培の稲。他の農家さんの稲に比べて、かなり見劣りします。自然栽培の稲は成育がとってもゆっくりなので、我慢我慢で見守ります。普通の稲は黒っぽい緑色ですが、私の稲は若草色。稲の姿と色合いがナチュラルで美しいです。

春先に夏日のような好天が続いた影響か、ブルーベリー畑で信じられないくらいの毛虫が大発生し、何と、一本のブルーベリーに100匹ぐらい付いている樹も珍しく無いくらいです。

農薬は使用しないので、毛虫を一匹、一匹捕まえるしかありません。捕り終わったと思って翌日見ると、また隠れていた毛虫が出てきているような状態です。何回も見回り、ようやく毛虫の密度が下がってきました。

葉っぱを少々食べられるくらいであれば、それほど影響は無いのですが、葉よりも花の方が好物のようで、花を食べてしまうのです。今年は、冬越しに成功し、豊作だなと思っていたのに、毛虫に花を食べられてしまうとは思ってもいませんでした。しかも、更に、何とか食べられずに実になったまだ緑色のブルーベリーを食べるのです。

沢山の花が咲いたのに、今年は、昨年の半分~7割程度の収穫量しか無いかも知れません。は~、上手く行きませんね~。

計算上、既に2万匹ぐらいの毛虫を捕っているのですが、残されたブルーベリーを守るには、まだ数日掛かりそうです。

何と、これまで付いた事の無いカシスにまで毛虫が付いていました。しかも稲にも。近所の農家さんは、これまで雑草に毛虫が付くのを見た事が無かったけれど、今年は、雑草にまで毛虫が付いていると呆れていました。

毛虫退治に草刈り、草取り。自然との闘いが続きます。

ハスカップの収穫が、来週ぐらいから始まりそうです。ハスカップも花は沢山咲いたのですが、実が余り付いていません。カシスも実付きが悪いので、春先の暑さの影響があったのかも知れません。難しいですね~。

何とも春はバタバタして更新出来ずにいます。

もう2~3日後から田植えの予定です。
田植えが始まると、他の仕事が出来なくなってしまうので、田植えの前に出来る仕事を片付けて田植えを開始します。

ブルーベリー畑は、ブルーベリーの花が満開です。品種によって花の形や花の色が違います。ブルーベリーは、筒状の花びら1枚です。桜の花びらのように散るイメージではなく、ぽたっと落ちます。見えてはいても、何とも思わなかったのですが、最近、「あー、ブルーベリーの花びらは1枚だったのか。」と気付きました。

白い花のブルーベリー



ピンクの花のブルーベリー



ハスカップの花も咲いています。
花の後ろの田んぼは、これから代かきをします。



昨年植えたタラノキも元気に育ってくれています。




です。
大雪の影響で、まだ、田んぼに雪が残っています。



これだけ雪があるのだから、桜の開花はゴールデンウイーク過ぎだろうと思っていたのですが、気温の高い日が続いたことから、雪の上で桜が開花しました。満開です。いつもより早いぐらいですね。



育苗ハウスでは、稲が一枚目の葉っぱを出しています。とりあえず、芽出しは成功。元気に育って欲しいものです。今年は、ササニシキ、あきたこまち、さわのはなを栽培します。苗の状態でもそれぞれに特徴があり、ササニシキは芽も根も伸びます。あきたこまちは、芽が伸びますが、根が余り伸びません。さわのはなは、芽が伸びませんが、根が伸びます。今後、どのように成長してくれるか楽しみです。


ブルーベリーは、ようやく剪定が終わり、これからタラノメ関係の仕事に入ります。その後、田んぼの準備に入ります。ブルーベリーは、大きな花芽が沢山付いているので、今後の天候次第ですが、豊作傾向です。楽しみです。
今日は素晴らしい天気で、気温がぐんぐん上がりました。
育苗ハウスの温度も急上昇。
あっと言う間に40℃を超え、すぐに換気をしたのですが、全く気温が下がってくれません。まだ種を蒔いたばかりなので、余り温度が高くなるのはまずい。
何とも出来ず祈るばかり。

夕方、育苗箱の土をほじくって種を確認したところ、ちょっと芽が出ていました。特に障害があるようにも見えなかったので、安心。

ほんのちょっとしたタイミングですが、この時期、あんまり天気が良すぎるのも困りものです。でも、好天のお陰で、ブルーベリーの剪定作業は捗りました。ブルーベリー畑に残っている雪も、ぐんぐん消えてくれています。あ~、まだ雪が残っているんですよ。雪の上での剪定作業です。

今年は、雪が多いため、いつもよりちょっと遅めの種まきにしました。
山の方の田んぼでは、まだ1m以上雪が残っているところがあります。
雪を消すために田んぼに水を入れて来ましたが、5月半ばごろまで雪が残りそうです。

昨日、これまで冷たい沢水に浸けていた種もみを温泉浸けて、ちょっと芽を動かし、小屋に置いておいたのですが、早々、ネズミに食べられてしまいました。ネズミが出ないよう仕掛けしているにも関わらず、よっぽど種籾が美味しそうだったのでしょう。

明日は種蒔き。縁起を担いで、一粒万倍日に種蒔きをする事にしました。
雪が多くて春作業が遅れてしまいますが、何とか実り良い秋にしたいと思います。

今年は、残念ながら、古代米(黒米)の作付けを辞める事にしました。
黒米は、一般的なお米とは明らかに違い、色が真っ黒のため、他のお米に一粒混入しただけで目立ってしまいます。そのため、他のお米への混入を防ぐ対策に多くの労力が必要ですし、また、混入を心配しながら作業するのも気が散ります。もっと、あきたこまちや、ササニシキの栽培に労力と心配りを集中し、品質を高めたいと思っています。

その代わりでも無いのですが、あきたこまち、ササニシキに加えて、「さわのはな」を試作する事にしました。「さわのはな」は、お隣、山形県の品種です。一時期栽培面積が広がったのですが、作りにくいため栽培面積が激減し、農家の自家用米程度で作り続けられていた品種です。農家の方が自家用米として作り続けたのは、美味しかったからです。新しい品種が出てきても、農家に愛された続けた品種です。

より自然な栽培方法で栽培するには、品種選びが重要なポイントになります。ササニシキは、自然栽培に適した品種だと思います。あきたこまちは良い品種ですが、ササニシキと比べて、自然栽培に適した品種では無いように思います。

さわのはなの作り難さは、肥料を嫌う事です。肥料を嫌うという特性は、収穫量を高めにくい性質になるため、欠点になると考えられています。自然栽培では、この欠点が良い特性になると考えています。つまり、肥料分が少なくても、自分の力でそれなりに育ってくれるのです。

あきたこまちに代わる品種として、「さわのはな」に期待しているのですが、どうでしょうね~。

さっぱり系の「ササニシキ」、もっちり系の「さわのはな」の2品種体制にしたいのですが。








ようやく春らしい天気が続いてくれるようになりました。
豪雪地帯は春作業は、除雪作業からスタートします。

育苗ハウスの除雪前と、現在の写真です。

冬の育苗ハウス



現在の育苗ハウス



ハウスの中と、ハウス周りの除雪が完了し、ハウスに行くまでの道の除雪作業をしています。

雪の深さは、ピーク時の半分くらいとなりましたが、まだ1m以上雪が有ります。

ブルーベリー畑の様子



冬の間、ギュッと絞められていた冬囲いを外したので、ブルーベリーが気持ちよさそうに枝を広げています。豪雪にも関わらず、それほど枝折れは無さそうで安心しました。

まだ雪が有りますが、ブルーベリーの芽が大きく膨らんできています。



枝折れも少なく、大きな芽が膨らんでいるので、美味しいブルーベリーが期待出来ます。
雪が無くなったら、剪定作業を開始します。

タラノメの収穫が始まり、作業に追われる毎日です。
タラノメの収穫は、午前中と夕方の2回です。伸び始めると、どんどん伸びるので、丁度良い長さで収穫するには、1日2回収穫しなければ追いつきません。収穫後は、パック詰めの作業もあり、夜9時頃まで掛かります。身動き取れません~。

何とも珍しいラブラブたらの芽。夫婦このように有りたいものです。中々ね~。



ハウスの後ろの山の木々。絵のような景色です。



稲の育苗ハウス。埋まっています。ちょっと潰れる心配があるので、周りを掘り上げました。4月に入ると、この雪を全部掘り上げるところから稲づくりのスタートです。



ブルーベリー畑にお見舞い。完全に埋まって支柱しか見えません。積雪2mぐらいだな。雪の下で元気でいてくれるのを祈るばかり。枝が折れなければいいが、・・・。



素晴らしい青空と、雪に埋まったブルーベリー畑。



2月に入ってから、タラの芽の作業を開始しました。

秋に畑から収穫し、小屋に保存しておいたタラの木です。



トゲの無い系統のタラの木もありますが、私はとんでもなくトゲの凄いタラの木を栽培しています。このタラの木はサクッと簡単に刺さってくるので、指先などは穴だらけになってしまいます。作業性を優先すれば、トゲの少ないタラの木を栽培した方が断然楽です。

しかし、トゲの少ない系統のタラの木は、トゲのあるタラの木に比べて病気に弱い傾向にあります。私は、農薬などを使用したくないので、扱いは大変ですが、病気に強く野性味あふれるトゲ有りのタラの木を栽培しています。

鋭いトゲです。簡単に刺さってきます。



タラの木は、てっぺんの芽だけでなく、節々に芽を付けます。その節ごとに切ることによって、タラの芽を収穫することが出来ます。一芽ずつ切って並べる作業は、かなり手間の係る仕事です。



温泉の熱で暖めるハウスの中で、ちょっと早い春を迎えます。
ところが、温泉がストップしてしまったのです。急激な寒波の影響で、トラブルがあり、温泉がストップし、復旧作業の間に温泉を運ぶ管の中で温泉が凍結してしまって温泉がハウスまで来ないのです。現在、復旧作業中とのこと。早く回復してほしいものです。

タラの木は、早春、寒い時期に芽が出てくる山菜ですので、凍らない限りは大丈夫だと思いますが、低温が続くのは、あまり良い環境とは言えません。条件が悪いと、芽がいじけてしまうのです。は~るよ来い。は~やく温泉来い。

昨日から、湯沢市で「犬っこまつり」が開催されています。
湯沢市は、酒で有名なところ。今日は酒蔵が一般公開されているので、ちょっと見学に行ってくる予定です。これだけ近くにいながら、一回も見学したことがないのです。ちょっと味見も出来たらいいな~と期待しています。

「天地明察」 冲方丁著

「土(はに)とは、神道において宇宙を構成する万物の根源であり、その最終的な姿を意味している。神と霊と人の心とを結ぶもので、神も霊も心も、結局は同じものが別の形をとっているのだ、という道理をあらわす上で、なくてはならない言葉である。」

農薬や化学肥料に頼らず、土の力を引き出す農業では、目に見えるものだけではなく、目には見えないものを感じる力が必要になってくると思います。自然の理を知り、その理に基づく技術を見つけていかなくてはなりません。神道における土(はに)の考え方は、自然農業における土(つち)に通じるものがあります。もちろん、昔は農薬や化学肥料などがありませんでしたので、農業の始まりは自然農業でした。人々が生きるための食料を得るために行った古代の農業と、私が行っている自然農業は同じようなものですので、「土」のとらえ方は同じようなものになるはずです。

自然を見つめていると、目には見えないけれども、宇宙の力、地球の力、自然の力、生命力や魂などを無視して自然の理を理解することは出来ないかも知れないと思うのです。このようなことを知る手掛かりとして、古代からの宗教も一つに手掛かりになるのではないかと思っています。

隣の爺様が、昔は対岸に良くキツネ灯が見えたものだと話をしていました。キツネ灯が無くなったのか、それとも人間の感性が劣ってきたのか、どうなんでしょうね~。ちなみに、我が家には、三代前の爺様が白いキツネを鉄砲で撃ってしまったとの事で、それを祀るための祠があります。お稲荷さんは、実際はキツネではなく、キツネのような姿の神様とのこと。昔は、良くも悪くも、人間の世界と別の世界の交流が盛んだったのかも知れませんね。