山の農場だより

642

今日は、タラノキの定植作業です。
タラノキは、6~7年毎に植え替えをしないと、良いタラノメを収穫する事が出来ません。
根っこを掘り上げ、整地し、植えつけることになるのですが、これが、かなり大変な作業です。
ようやく畑を準備し、植え付けする事が出来るようになりました。
定植の段取りだけをして、家族に定植を頼み、私は田んぼへ。

ブルーベリーの収穫が始まるまでには、一定の作業を終えなければならないので、
少々焦りながら、コツコツ作業を進めています。

ブルーベリーが2~3粒熟してきました。
早くネット張らないと、鳥に食べられてしまいます。
う~ん。手が回らん。
とりあえず、タラノキの定植は片付くので、ちょっと心に余裕が出てきました。
では、草取り、午後の部出発です。




ハスカップの収穫が始まりました。
春先、沢山の花が咲きましたので、今年は豊作かと思っておりましたが、実が付いていません。
上手くミツバチが飛んでくれなかったのか、季節はずれの連日の猛暑が原因か分かりませんが、不作です。実が少ない分、今年は粒ぞろいの良い大きめのハスカップが多いようです。まだ、収穫量がありませんので、もう少し収穫してから販売を開始したいと思います。

私は、相変わらず田んぼの草取り。人力の除草機を押していますので、身体中バキバキです。草の勢いは、相変わらず凄いな~。稲の元気に育ってくれているので、何とか稲をサポートできるようにしたいところです。

今日は、一日中雨。恵みの雨です。
雨にも関らず、田んぼの草取りに精を出していました。
草の勢いが増してきて、雑草との競争に負けつつあるので休んでいられません。
雨の音、マイナスイオンたっぷりの田んぼも楽しいものです。

田んぼでは、ヤゴが大きく成長してきていました。
トンボの羽化の観察会をしたいなと思っていても、未だ実現せず。
子供の頃、オニヤンマの羽化は、いつも見ていたのですが、トンボの羽化は見たことが無かったのです。自分が無農薬の田んぼを始めたとき、田んぼで、沢山のトンボが羽化しているのを見て感動しました。家の周りが田んぼでも、トンボの羽化を見ることが出来なかったのは、やはり農薬が原因だったんだなと、つくづく思いました。トンボの観察会やりたいな~。田んぼで、トンボが生まれるんだってことを知って貰えたらと思います。

雨で、ブルーベリーも勢い付いて来ました。実も順調に大きくなってきています。


ハスカップが色付き、収穫時期が近付いてきました。
ハスカップは、春以降の日照りで、状態が余り良くありません。
花は沢山咲いていましたが、殆ど落ちてしまい、実が少ししか付いていません。

今年は、雪対策が上手く行ったので、期待していたのに、日照りでやられるとは思ってもいませんでした。

ハスカップの状態を見ながら、ご注文のお受付を開始しますので、ご利用いただければ幸いです。

ふ~。久々の更新となってしまいました。
無事、田植えが終わり、あれよこれよと春作業をこなし、田んぼの雑草と格闘しています。
仕事に追われまくっている今日この頃であります。

相手が植物なので、「ちょっと待って」が出来ません。
雑草は、生育環境が整った途端、我先にと逞しく成長してきます。
あるタイミングを外してしまうと悲惨な状況になってしまいます。

今朝も田んぼの草取りに行って来たのですが、他の農家の方から「まさに、雑草との闘いだな。」と言われてしまいました。写真の田んぼと違う田んぼですが、その田んぼは、とにかくヒエが凄まじい田んぼです。ヒエで、稲が何処にあるのか分からないぐらいの状況です。普通の人だったら、多分、諦めてしまいます。でも、私はへこたれません。

お米の送付状に、農作業の状況などを書いているのですが、「俺はアホだ、アホだと言い聞かせてやっている。」と書きました。それを見た嫁さんに、こんなこと書いていいの?聞かれてしまいました。そうか、あまり書くべきことでは無いかとも思ったのですが、この田んぼの草を取ろうなんていうのは、やっぱりアホな人間なのです。

たとえ、仕事とはいえ、お金を貰ってもやりたくない仕事です。お金のためだったら、直ぐに投げ出してしまいます。百姓としての意地、生き方なのだと思います。

「ウルトラマンは現代社会を救えるか」(神谷和宏 著)で、「お金が欲しいと思う欲求は、ほぼ生理現象のようなもの」と、こんなニュアンスの事が書かれていました。私は、なる程と思ったのですが、例えば、食べられれば何でも良いとか、そう言った生理現象を超えたところを、百姓として、人間として求めているんだな~と、田んぼの草取りをしながら思いました。

それにしても、ただ、ただ、しんどいぞ~。
さて、今日も暑くなりそうだ。草取りに出発です。

皆さんも、お身体大切に。では、今日も良い一日を。


田んぼの草取り、草取り準備中。


ブルーベリーの形になってきました。






今朝は寒いのですが、天気の良い日も増えて安心しています。
稲の苗は、寒い状態で育てていることもありますし、使用している肥料も少ないため、生育が遅く、人間が思うように伸びてくれません。ずんぐりむっくり丈夫な苗で、ゆっくり育っています。それでも、この苗箱の下には、真っ白い元気な根っこが、びっしり伸びています。



私が勝手に呼んでいる「桜の谷」の桜が満開です。
桜の後ろの樹々も芽を吹き出し、日々景色が変化しています。



ブルーベリーの早い品種が開花しています。
この品種の花は、丸い白。品種によってピンク色の花もあります。
しっかり受粉して、大きなブルーベリーになって欲しいな~。
ハスカップ、カシスの花も咲き始めました。

桜が咲き、ようやく春らしくなって来ました。
山桜と新緑の淡い緑、そして残雪の白と、淡い春らしい景色が、心地よく感じます。

今年は、天気が続かず、田んぼが乾いてくれません。
急激に暑くなって、ようやく田んぼが乾くかなと思えば、雨がザーッと降ってリセットされてしまいます。タイミングを見計らって、良い条件化で田んぼを耕したいと思っています。

濡れていようが、乾いていようが、耕すのは一緒なのですが、耕すときの土の条件によって、土の物理性が大きく変わり、稲の生育に影響してしまいます。稲が元気に育てる環境を整えるのが、私の仕事です。

今日は、良い天気。あと、3日ぐらい続いてくれればと思うのですが、明後日には、また、雨の予報です。

せっかくのゴールデンウイークなのに、雨が降り、寒い日が続いています。
こちらは、一番最初に咲く山桜が、良い天気待ちの状態で、中々咲けません。

今日は、特に寒いな~と思ったら、山に雪が降っていました。
稲の育苗ハウスの後ろの山が、薄っすら雪化粧をしています。



それでも、ハウスの中では、稲の苗が元気に育っています。
ようやく、一枚目の葉っぱが出てきたところです。
おおよそ、2cmぐらいになりました。

寒くて、いつもより生育が遅れ気味です。
元気に育って欲しいものです。


春作業をあれこれやりたいところですが、まだ雪が残っているところがあり、また、天候も悪く、作業が進みません。この分だと、春仕事の後半に、作業が集中してしまいそうです。

世間様は、ゴールデンウイークに突入ですね~。
私は、晴れ待ちで仕事をする事になるので、晴れた日は仕事をし、雨の日は、近場の温泉にでも行こうかな~と言った感じです。これは、凄く余裕な仕事の仕方で、田植後は、天気に関係なく外仕事をする事になります。今は、ちょっとのんびりペースで、晴れの日だけ、朝から晩までむたっと仕事をします。

秋田県は、寒かった事もあり桜の開花が遅れていて、これから桜の見ごろを迎えます。ゴールデンウイークは秋田へどうぞ!ここ皆瀬は、ゴールデンウイーク後半が見ごろかな。雪の上に咲く山桜が綺麗ですよ。

明日は、稲の種まきをします。
それに向けて、各種準備中です。

今年のタラノメの作業は、10日ほど前に終了しましたが、一本だけ残し、部屋に飾っているタラノメが有ります。

通常、一芽のところから一芽しか出ないのですが、寄り添うように二芽出ているとってもラブラブな縁起の良いタラノメです。

夫婦円満を祈りつつ、大事に飾っています。


ラブラブたらの芽


育苗ハウスの準備中


ブルーベリー畑の雪が消えました。剪定作業中。


今日は、素晴しい青空です。
ちょっと冷たい風が清々しいですね~。

タラノメの収穫が終わり、ブルーベリーの剪定と、稲の種まきの準備に勤しんでいます。

ブルーベリーは、昨年、一昨年の雪害から回復出来ていない樹があります。それでも、早く回復できた樹は、充分な花芽を付けてくれているので、豊作になる見込みです。被害に遭った痛々しい樹の剪定は、辛いものがありました。今年は、久々に剪定らしい剪定が出来て楽しいですね~。美味しいブルーベリーが実るよう、しっかり剪定したいと思います。

まだまだ雪が降ったり、風の強い日がありますので、そんな日は、小屋で種まきの準備です。今日は、素晴しい天気ですので、ブルーベリーの剪定に出かけます。今日のような天気だと、ピクニック気分です。さて行くか。

今期のタラノメが終了しました。
タラノキの収穫量が少なかったため、ほんの1ヶ月程度の収穫期間しか有りませんでした。
タラノキの収穫量が多かった頃は、12月~5月まで、やっていましたので、大幅に減収です。

タラノキの収穫量が少なくなってきたのは、タラノキが老化してきたからです。
順次植えかえして、タラノキの若返りを進めてきているのですが、根を抜き、根を処分し、苗を植えて木を育てるのは、かなり大変な作業なので、思い通りに進みません。
来年こそは!

タラノキの収穫が終わったので、稲の種まきの準備をしつつ、ブルーベリーの剪定作業を開始します。ブルーベリー畑は、まだ雪が50cmぐらいありますが、剪定作業には支障ないでしょう。でも、きっと寒いし、足が冷えるだろうな~。

タラノキは、思いっきり減収でしたが、今年のブルーベリーは大豊作の予定です。嬉しい事に、今シーズンの雪対策が上手く行きました。今年ぐらいの大雪でもブルーベリーが耐えてくれたので、今後は、安定的に収穫量を確保出来そうです。しっかり剪定作業をし、美味しいブルーベリーが生ってくれるようにしたいと思います。

とりあえず、タラノキの作業が終わって一息です。


タラノメの収穫が始まり、大忙しの毎日。余裕がなく、久々の更新となります。
朝から晩まで、ずっとタラノメを見ているため、目を瞑ってもタラノメが出てきます。
遅ればせながら、タラノメの販売も開始しましたので、ご利用いただければ幸いです。
春一番の木の芽には、これから育つぞーパワーが、ギュット詰まっています。
春の味と香りを楽しいでいただければ幸いです。

実は、凄い場面に出くわしてしまったのです。

それは、一瞬の出来事でした。
私の3mぐらい前に居たすずめを鳩が捕まえたのです。
えー、鳩がすずめを捕まえた?
と思って、良く見たら、隼でした。



隼は、飛んでいるのを見たことが有る程度で、こんなにじっくり見たことがありません。姿かたちは、鳩そのものです。
私から逃げたいはずですが、すずめを捕まえているため、飛び立つタイミングを計っているようでした。お陰で、じっくり観察。偶然持っていたカメラで撮影出来ました。

気持ちの良い写真では無いかと思いますが、自然の現実です。
高校生のとき、実習で、生きた鶏から肉にするまでの作業をしました。それから数年間、肉を食べるのが嫌になってしまいましたが、他の生き物の命を戴いて人間が生かされていることを実感出来た貴重な体験でした。

ようやく穏やかになってきたので、稲の育苗ハウスの雪掘りに行ってきました。
雪に潰されないよう、ハウスのビニールを外し、骨組みだけになっていますが、それでも雪に潰されてしまうのです。それは、余りにも雪が多いから。

特に今年は、いつもより余計降っているので心配です。
いずれは、ハウスの雪を全部寄せなくてはならないのですが、まずは、屋根の部分に掛かった雪だけでも寄せておけば、ハウスが潰れるのを防ぐ事ができます。

雪は、寒さが緩んでくると、全体的に沈みます。
ハウスに掛かった雪が沈む事で、ハウスが潰されてしまうのです。

雪を漕ぎ、ハウスに到着。こっ、これは!ハウスが埋まっています。
天井部分しか雪から出ていません。

写真は、ハウスの周辺をとりあえず1回彫り上げた写真です。



まだ、もう少し掘り下げないと、ハウスの肩に辿り着きません。
ハウスの肩は、スコップの先ぐらい。は~、先が長い。



一日、むたっとやって、ようやくハウスの屋根部分を掘り上げました。
何とか、無事、ハウスが使えそうです。

2月の半ばには、寒さの峠を越え、春に向かってくるのかと思いきや、一気に真冬に逆戻りです。ただでさえ雪の多い所なのに、更に積み増ししてしまいました。

軽トラから撮った写真ですが、道路の横の雪の壁の高さの具合が分るかな?対向車とも比べてみて下さい。青森県の酸ケ湯温泉付近では、550cmも積もっているそうなので、ここより多いのですが、これだけ積もったら、もう充分です。ブルーベリー園の2m50cmある支柱も、見えなくなってしまいました。屋根の雪降ろしも、9回か10回目ぐらいです。腹いっぱいです。



そんな中、ハウスの中では、ちょっと早い春を迎えています。
タラノメの芽が膨らんで来ました。3月上旬頃から収穫出来る予定です。
は~るよ来い。



春に向かっているかな~と思っていましたが、
またもや大寒波到来です。
今日は、日中でも-8℃の予報。
家の窓ガラスが、コッチコッチに凍みています。

タラノメを栽培しているハウスは、温泉の熱を利用してハウスを暖めているのですが、つい、この間までお湯がさっぱり来なく、寒い思いをしていました。原因は、温泉の湯の花がパイプに詰まり、温泉が来なかったのです。それを取り除いたら、わんさか温泉が来ました。使い放題のようなものですが、大切な資源ですので、ハウスを暖める最小限の温泉量に調整して大切に使用しています。

鉄管に温泉を流して暖めるので、ある一定量以上流しても暖房効率は上がらないのです。もっと温度が欲しい所ですが、これから春に向かうので、まー今年は良いか。と思っていたところ、この大寒波到来です。タラノメには、大寒波に負けず、元気に立派な芽を出して欲しいな~。

では、今日も、タラノメの作業に出発です。吹雪いて前が見えない~。
遅ればせながら、先日、犬っこ祭りに行ってきました。



犬っこまつりは、湯沢市の伝統行事です。
近くで行われる行事ながら、実際に会場に見に行ったのは初めてなのです。
何たる非湯沢市民!

雪の多いところから、わざわざ雪を見に行かなくても良いかと思いまして。

さて、初の犬っこまつりは、想像以上にお客さんが多く、賑わっていました。
今までメイン会場となっていた場所は、湯沢市の新庁舎建設地となってしまったため、今年は、湯沢駅横の広場が会場となっていました。

メイン会場と駅前の商店街に沢山の出店が出て、いかにも祭りと言った感じです。
今回は日中行ったので、来年は、夜に行って見たいと思います。


遅れ、遅れていたタラノキの伏せ込みを開始しました。

秋に収穫したタラノキを一芽ごとに切り、ハウスの棚に並べる作業です。
棚は、水を溜められるようにしているので、大きな花瓶と同じです。
大きな花瓶にタラノキを入れて置くと、春を感じて芽(タラノメ)が出てきます。

このハウスが問題なのです。
温泉をパイプに流してハウスを保温しているのですが、温泉のお湯が少ししか来ないので、ハウスの温度が思うように上がらないのです。

このハウスは、湯沢市から借りているハウスです。
湯沢市が、しっかり管理してくれれば良いのですが、
お金が無いために、充分な管理が出来ないようです。

豊富な温泉がありながら、それを充分に活用出来ないのは残念です。
もう少し、何とかならないものかと思いながら、ハウスの温度計を見つめています。

もう少しすれば、寒さも和らぎ、山間地の空も明るくなってくるでしょう。
自然の春の気配を感じながら、あまり暖かくないハウスのタラノキ達も、少し早い春を感じて、元気に大きな芽を出してくれると思います。

3月上旬頃から収穫出来る予定です。
春の香りと味をお楽しみいただければ幸いです。



 タラノメの栽培は、いつも、1月頃からスタートしていましたが、今年は、タラノキの収穫量が少なかったので、のんびりスタートです。これから、ハウスの中を準備し、タラノキをハウスの中に入れていく作業をして行きます。タラノメ栽培は、人の手作業が多いため、作業が始まると大忙しの毎日となります。
 徐々に身体を慣らしてスタートしたいと思います。
 


すんばらしい好天に恵まれたので、ブルーベリーの冬囲いの追加対策をしに行きました。

高く伸びたブルーベリーは、雪の影響が少ないだろうと高をくくり、
ちょっと手抜きの冬囲いをしたのですが、あっさりブルーベリーの背丈を越えそうになったので、
好天を利用して、追加の冬囲いに行きました。

空が、凄い青です。