山の農場だより

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大変お待たせしました。
新米の発送を開始しました。

今年は、春先の低温が響き、大減収となってしまいました。
その分、沢山のお日様を浴びた貴重なお米です。

これだけ収穫量が落ちてしまうと、収穫の喜び半分、「迷い」が半分になってしまいます。
収穫量が落ちてしまったのは、天候だけが原因では無いと思っています。栽培方法の見直しが必要だと思っています。どう見直したら良いものか。う~んと、今から来年のことばかり考えています。

難儀して、手間暇愛情を掛けて育てたお米たちをお楽しみいただければ幸いです。

天気の良い日は、毎日稲刈りです。
自分の田んぼ以外に、近隣の農家さんの田んぼの稲刈りもしているので、あっちこっち走り回っています。雨の日もあるので、おおよそ20日間程度掛かります。
山間地の田んぼなので、本当に手間が掛かります。一日精一杯刈取っても、3反歩程度しか刈取り出来ないような田んぼも有ります。
平場の農家では、2町歩(20反歩)刈取るのに、3~4時間で終わる人もいます。私が20日間掛かって刈取る面積は、2日ぐらいでゆっくり刈取ってしまうでしょう。
このように効率的な農業が出来る平場でさえ、農業を辞めていく人が多いときに、山間部の農業を維持するのは、並大抵の事ではありません。平場に比べ、作業労力が多く掛かり、また、労働強度も高いです。それに、収穫量も少ないです。

この頃、「農業は駄目だ」と言う人が少なくなったような気がします。
決して良くなったわけではなく、農業に希望を見出せなくなり、諦めてしまったからのように思います。う~ん。何となくまずい状況。どうしたものか。
まずは、しばし収穫の秋を楽しみたいところです。

そろそろ稲刈りシーズンですが、連日、雨、雨、雨です。
私の稲は、まだ稲の先端まで栄養が行っているようなので、もう少し先になりますが、稲刈りを頼まれている近隣の農家の方の稲は、稲刈り適期を迎えています。適期を迎えていることもありますが、今年は倒伏してしまった田んぼが多く、早く稲刈りをしないと収穫量や品質に影響が出るため、早く稲刈りをしたいところです。
今年は、本当に倒伏した田んぼが多い。夏場、例年よりも暑かったために稲が伸びすぎ、また、好天に恵まれて稲穂が大きくなったため、伸びすぎた稲が、稲穂を支えきれなかったようです。倒伏した田んぼは、稲刈りが大変です。しかも、この雨なので、作業が全く進みません。
ちなみに私の稲は、全く倒伏していません。風通しの良いスカスカ田んぼ。一般の稲とは茎の太さが違います。少々傾いた稲もありますが、倒れるまでは行きません。まだまだ根っこも元気で、穂先まで栄養を送ってくれています。倒伏した稲は、もう何ともなりません。あとは、腐るだけです。早く稲刈りがしたい。お天道様が恋しい今日この頃です。稲刈りが出来ないので、ブルーベリー園の間伐をしています。手塩に掛けて育てたブルーベリー。何とも勿体無いですが、美味しいブルーベリーを育てるには欠かせない作業です。チェンソーで伐る方法もありますが、敬意を表して、せっせとのこぎりで切り倒しています。
ETC割引で急浮上した北アルプス紀行。昨年計画していましたが、天気の良さそうなときに都合が付かず、今年に繰越となっていました。とうとう、行って来ました。
いつもどおり?のハードな計画。自宅夕方出発→深夜着→1日目、剣岳日帰り→2日目、槍ヶ岳、穂高岳日帰り→自宅深夜着です。

剣岳は、早月尾根を登りました。朝6時出発、10時山頂、14時登山口の8時間。天気の良さそうな日を狙ったのに、生憎の雨。2800m以上はガスが掛かって何も見えませんでした。木苺を食べたり、雷鳥がいたので雷鳥を観察したり、比較的ゆっくりした時間も有ったのですが、結構時間が掛かりませんでした。

槍ヶ岳は、新穂高から朝6時出発、10時山頂、こちらも思いのほか早く山頂に着いてしまったので、南岳まで縦走してから下山。16時30分新穂高着でした。雨は降りませんでしたが、ガスが掛かっている状態。でも、時折晴れ間が出て、雄大な景色を楽しむことが出来ました。槍ヶ岳山頂では、40分粘って、奥穂高岳の山頂がちょっと見えた程度でした。残念。槍ヶ岳の山頂には、緊張しながら何とか壁をよじ登ったのですが、若い女性達が次々に上ってくるのです。槍ヶ岳だけではなく、若い山女の多さと、強さにびっくりしました。

下山時には、川の対岸の山から熊が出てきました。身の危険が無いので、ラッキーと思って見ていたら、川を渡ってこっちに来るではありませんか。慌てて走って逃げる準備をしていると、熊が私に気づいて慌てて逃げて行きました。来るときは慎重に川を泳いでいましたが、逃げるときのスピードは凄い。半端ではありません。逃げてくれたから良いものの、追いかけられたら勝負になりません。ほんの数分の差で鉢合わせを回避出来ましたが、鉢合わせしたら逃げてくれたんだろうか。やっぱり熊避けの鈴は必要だなと思いました。ちなみに、この日は忘れて持っていませんでした。

それにしても、詰め込み観光型欲張りプランは、やっぱり筋肉痛だ。片道10時間の北アルプスは、やっぱり遠い。
稲刈りを控え、鋭気を養うため、赤湯又温泉で湯治をして来ました。とは言っても、車などで簡単に行ける場所ではありません。登山道を登り、藪を掻き分け、GPSを頼りにやっと辿り着ける温泉です。行きは、6時間ほど歩き、帰りも6時間ほど掛かりました。帰ってきたときには疲れ果て、足が痛くフラフラ状態。湯治ではなく、稲刈り前の体力づくりか?山が大好き人間のKさんに誘われ、私を含め4人のパーティーでしたが、3人の山男に頼り切りの山紀行。温泉地にキャンプし、山と温泉とお酒を満喫した2日間でした。
帰り掛けには、「ヌギタケ」と呼ばれている貴重なきのこを発見。何と、ひと塊5kg以上もある巨大きのこを2個収穫しました。喜んだのもつかの間。これを自分の物にするには、当然、持って帰らなければなりません。ただでさえ重い荷物にプラスして、11kgの「ヌギタケ」を背負い、5時間も沢登りや登山道を歩いて、やっと持ち帰りました。「ヌギタケ」は、味噌漬けにするのが一般的な食べ方。来年には、ご飯のお供になってくれるでしょう。

今、久々に雨が降ってきました。
今年は暑くて、暑くて。ちょっと落ち着きます。
農作物たちにとっても、恵みの雨になります。
ブルーベリー畑で作業をしていましたが、雨が降ってきたので、
これ幸いと逃げ帰ってきました。
今、ブルーベリー畑に強力な毛虫が居ます。
気が付かずに触ってしまうと、とんでもなく痛い。
今日も刺されてしまい、仕事の気力が失せてしまったところに雨でした。
農薬を使用しないと、植物だけではなく、人間にとっても直接的な害を及ぼす虫が出てきてしまいます。結構、無農薬って大変なんですよ。
雨が止んでしまった。もっと降ってくれないかな~。


皆瀬の自然環境が気に入って皆瀬にお嫁さんに来た人が居ます。皆瀬が大好き、皆瀬のために何かしたいと考えている方で、今は、廃油を使った石鹸作りを切り口に環境保全の取組みをしたいと考えているようです。
この方とは、農産物の直売や自治組織の集まりで一緒になることがあり、どうやったら良いのか、いろいろ話をしています。

皆瀬で生まれ、皆瀬で育った人は、地域の良さを認識し難い所があります。地域外から来た人や、皆瀬から離れ、皆瀬に戻った人は、皆瀬の良さを実感する人が多いようです。皆瀬の自然環境の素晴しさを伝え、皆瀬の自然環境を保全するため、何か取組みをしたいと考える人と、上手く繋がって行けたらと思っています。

皆瀬の宝の一つは、「水」。私の家でも、山の湧き水が蛇口を捻ると出てきます。と言うより流しっぱなし。この水で冷やしたトマトが上手い。今年は、水ばっかり飲んでいるので、本当にお世話になっています。コンビニで買う水よりずっと美味しい水です。私は水飲み百姓ですが、最高の水を飲んでいます。

夜は、蛙の鳴き声から、秋の虫の音に変わりました。
何とも心地よいですね~。眠くなります。
稲は、徐々に頭を垂れてきています。
今年、試しに植えてみたササニシキと古代米は、ようやく頭を垂れ始めたところ。
特にササニシキは、これから。
好天に恵まれた今年で、この段階では遅い感じです。
今年はお米になりそうですが、お米に出来ない年も有りそうです。
う~ん。ここでササニシキは難しな。

今年試してえがった。
んねば、収穫でぎねがったがもな。

お盆が過ぎたら、すっかり秋の気配。
朝晩は涼しくなりました。
ブルーベリーは、8月末ごろまで収穫できますが、ピークは過ぎたので、それほどバタバタしなくても良くなりました。少々夏疲れを癒しながら、他の仕事にも手を付けて行こうと思っています。まずは、ゆっくり、ゆっくり。
今年は、天候に恵まれ、ブルーベリーが好調です。

そこで、生ブルーベリー(お徳用)を販売することにしました。

通常、冷凍での販売でしたが、ブルーベリーの出来が良いため、生でも販売します。

天候の状況によっては、収穫後の劣化が激しくなるため、生での販売を中止する場合もございます。お早目にご利用下さい。

こちら、簡単な選別で、収穫後、すぐに発送します。
ブルーベリーは、収穫時が一番美味しく、時間の経過に従って劣化します。
より新鮮なブルーベリーをご堪能下さい。

なお、晩生の品種になるに従い、完熟しても酸味の強い品種が多くなります。
ジャムには最適ですが、生食される方は、お早目のご利用がお奨めです。
今日は、皆瀬保育園の園児をブルーベリー園に招待しました。
ブルーベリーのトンネルを行ったり来たりしながら、約50名程の園児がブルーベリーを楽しみました。
年長さんは手馴れたもので、沢山のブルーベリーを収穫していました。
美味しく楽しんでくれたようで良かったです。
毎日雨降りです。晴耕雨読と行きたい所ですが、こう雨が続くと、そうも言っていられません。毎日、田んぼに入って草取りです。雨の日の田んぼは、雨粒が水面に当たる音が心地よいです。しかも、マイナスイオンたっぷり。でも、やっぱり腰が痛い。
雨が降ると、稲が勢いも増します。ついでに、雑草も勢いを増します。
今年は、比較的、雑草の発生を抑えられたほうですが、それでも、取りきるのは難しそうです。今は、ハスカップが収穫期に入っているので、両親に収穫を頼み、私は田んぼへ。
ブルーベリーの収穫が始まってしまうと、田んぼの雑草取りは終了です。
あと、10日程度、田んぼの草と格闘です。今日も雨か。
お待たせしました。ハスカップの収穫が始まりました。
ハスカップは、皮が薄く柔らかいため、生のままでは品質を維持することが難しい果実です。収穫後、すぐに選別し、急速冷凍しています。
ジャムなどに加工すると、独特の風味が癖になりますよ。
暑い、暑い。毎日暑いですね。作物にとっては、ありがたいことです。でも、畑の作物にとっては、ちょっと一雨欲しいところです。
今は、田んぼの除草作業に追われる毎日です。手押しの除草機を押して、田んぼの中を歩き回っています。一日に何キロ歩いているんだろうか。他の作業もあるので、一日一杯は出来ないけれども、1日7~8時間位は田んぼの中を歩いています。一般的な仕事だったら、この時間だけで一日分の仕事ですけどね。この時期は、結構アスリート的な感じです。
そんなわけで、サッカーのワールドカップも眠くて見られません。
眠いー。見たいー。日本頑張れ!
田植えが終わりました。
まだ、補植作業が有りますが、とりあえず、ほっと一息です。

通常、代掻きをしてから、3日以上置いて土を安定させてから田植えをしますが、
今年は、代掻きの翌日に田植えを試みました。

それを前提に代掻き法などを変えることで、何とか翌日でも田植えが出来ました。

なぜ、田植えを早くやりたいのかと言うと、雑草との競争に負けないためです。

雑草は、代掻きをした時からスタートします。
代掻き後、出来るだけ早く田植えをすれば、その分、雑草より優位に立つことが出来ます。

たかが2日間の優位ですが、これが侮れないんですよ。
雑草の生育スピードは凄い!
とりあえず、代掻き後1週間が勝負どころです。
雑草が目に見えた時点で負けです。手に負えなくなります。
とりあえず、1週間、次に2週間、次に3週間。ここまで抑制できれば、稲の勝ちです。
とりあえず、1週間です。

そろそろ、田植え期を向かえ、周辺の農家も忙しそうにしています。
私は、田んぼの仕事を小休止して、他の仕事に大忙し。
今年は、出来るだけ田んぼを乾燥させ、さっと代掻き、すぐに田植えを目論んでいます。この方法だったら、雑草との競争に勝てるのではないかと思っているのですが、どうなるかな。うーん楽しみです。
ゴールデンウイークに入り、普段、車があまり通らない当方でも、観光客や帰省客の車が引っ切り無しに走っています。この時期、丁度、桜の開花と重なるのですが、今年はちょっと遅め。ようやく山桜が開花し始めたぐらいです。山々の芽吹きも遅れ気味。今は、ブルーベリーの選定作業をしています。もう2日ぐらいは掛かりそうです。これが終わると、田んぼの畦塗り作業に入る予定です。田んぼは、水を溜めるので、畦の良し悪しがお米の出来を左右します。今年は、どうも天気が悪い。春作業は難儀しそうです。

今日は、素晴らしい青空です。
気温も高く、風も強いので、一気に雪が消えてくれそうです。

春の作業が、徐々に慌しくなってきました。
さて、やるかな。
「かんじき」や「スノーシュー」を履いて、地元の山を巡るツアーが開催されました。
私も実行委員の一人ですが、タラノメの作業があるため、貢献度の低い実行委員です。
若畑~貝沼~赤沼~皿小屋のコースを参加者10名で歩きました。
雪のお陰で、普段歩けないルートも歩けますし、木の葉が無いため、見晴らしも最高です。しかも、好天に恵まれ、青空の下で白銀の世界を楽しみました。

カモシカやウサギの足跡を観察したり、普段眺めている景色を逆の方向から眺めたりなど、楽しい一時を過ごしました。ウサギは、自分の居場所を分かりにくくするため、進んだ道をそのまま逆戻りすることがあります。そのため、ウサギの足跡を追っても、急に足跡が途絶えてしまうのです。

子供たちにも体験させたかったな~。

楽しい後には、・・・。
集落の面倒な役を押し付けられてしまいました。

田舎は、ちょっと油断すると、すぐに色んな役が舞い込んできます。
まさか自分に矛先が向けられると思っていなかったので、無防備過ぎました。

集落、農協、自治組織、社協など、今現在で、7つの役です。
ただただ、静かに農業をしたいと思う今日この頃です。




今年のお米づくりをどうしようか考え、ようやく決めました。
あくまで、これまでどおり「あきたこまち」が主ですが、
ササニシキと古代米を試験的に作付けして見ることにしました。

ササニシキは、ここの気候に合うか微妙なところ。
山間部なので、温度が足りないかも。
どうしようか考えましたが、まー、やってみるかってな感じです。

古代米は、地元の温泉旅館「元湯クラブ」さんから種を頂いたので、やってみることにしました。

同じお米ですが、その品種にはその品種の個性があります。
どんなお米たちなのか楽しみです。