山の農場だより

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この頃、とにかく会合が多い。タラノメの作業があるので、そんなに出席する余裕無いんですけど。タラノメは、とにかく手間が掛かって大変。しかも、日持ちしないので、放って置くことも出来ません。やむなく会合に参加すると、そのしわ寄せがキツイ。大体が、夜の会合なので、9時頃家に帰って、夜中の1時頃まで作業しなければならない時もあります。

何と、22日から30日まで連続で、会合、飲み会、イベントの予定があります。
どうするタラノメ。体力持ちません。本当は、全部キャンセルしたいところ。どうしようかな。

秋田県の大潟村は、国の干拓事業で出来た村です。日本各地から、稲作大規模経営を夢見た猛者が集まっています。広大な農地を購入するため、多くの人たちが多額の借金を背負っていましたが、減反政策が開始されたことにより、自由にお米を作ることが出来ませんでした。国が、先進的な大規模稲作経営の村として作ったにもかかわらず、お米を作るなと言うのです。ここから、農家と国、県との闘いが始まります。村の中では、減反政策に協力する農家と協力しない農家に二分されました。

減反面積の割り当ては、市町村単位となり、その市町村で割り当て面積を達成できなければ、翌年、より多くの割り当てがその市町村に行くことになります。大潟村では、減反に協力しない農家が多かったため、減反に協力する農家にも多くの割り当てが来てしまうのです。

それは、県全体でも同様で、県として達成できなければ、国からのペナルティーとして、秋田県への割り当てが多くなります。

結果、減反に協力しない農家がいたために、減反に協力する農家が多くの不利益を被っていました。

では、政権交代したことによってどうなったか。国は、これまで、減反に協力しなかった農家の側についたのです。減反に協力しなかった農家の中には、国との戦いに敗れ、自ら命を絶った者もいました。政権交代は、単なる方針転換ではなく、革命が起きたんだなと言うことを実感しました。

これまで、減反に協力してきた農家はどうなるのか。減反面積の割当が増えるのです。減反に協力してきた農家は馬鹿を見るのです。

私は、国に協力して減反し、馬鹿を見る農家の一人です。

やっぱり、国は信用出来ないので、国の政策に踊らされず、自分のやりたい事をコツコツやっているのが一番ですね。

それにしても、赤松農水大臣の秋田県に対する圧力は凄い。農業を良くするためと言うより、自民党知事に対する圧力だな。農業のことなんて、本当は、どうでも良いことなんだろうなと思う。
金曜日の夕食時、下の犬歯が折れてしまいました。しかも、焼きそばを食べているときです。ボロッと簡単に。えーーーーーっ。昔、治療したところからヒビが入っていたようです。月曜日が祝日で休みなので、3日間歯医者に行けません。歯が、こんな調子では、何を食べても美味しくありません。

今日、ようやく歯医者に行ってきました。はー、やっぱり麻酔。怖い、痛い。しかも、根っこが深いので麻酔が効きにくく、2回もブスリ。あの歯を削る音。神経をとるために、何度も針を入れてゴリゴリやられ、足の指先はピンと伸び、両手を合わせてぎっちり握り、肩と背中は硬くなり、意識が歯に集中し、ただただ、じっと耐えました。

やっぱり、歯医者は怖い。歯を磨きましょう。
ようやくタラノメの収穫が開始しました。
お正月明け頃から収穫できるように仕込んだつもりでしたが、1週間遅れの収穫となりました。外は、これからが冬本番となりますが、温泉ハウスの中は、春の息吹が感じられます。

タラノメにも、当たり前のように農薬が使用されています。
農薬を使用しないと、採算の合うタラノメ栽培は難しくなって来ています。

私の場合、タラノメ栽培でも農薬を一切使用しないため、結構大変。
一定の単価が確保できなければ、無農薬栽培は、やっぱり厳しい。
かと言って、農薬は使用したくないし、何とかしなきゃな~と考えるこの頃。

ただでさえ農業で食べていくのが難しいこの地域で、こんな事を言ってたら、何にも出来なくなってしまうな~。さあて、どうしてくれようか。美味いタラノメ食べでけれ~。
明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。
今年も、よろしくお願い致します。

元旦の今日は、大荒れ、大雪です。寒い、寒い。
私の家では、毎年、新年を迎えるとすぐに、近くの神社にお参りに行きます。
紅白が終わる頃にお風呂に入って、12時に出発。徒歩2分くらいで神社です。

この頃のお願い事は、家内安全と世界が平和でありますようにです。
何事も無く、健康で過ごせることが一番だなと思っています。

今年は、コツコツ、農産物と加工品の質を高める取組みをしたいと思っています。また、新たな加工品として、発芽玄米を発酵させた商品の開発が出来たらと思っています。

個人的には、今年こそ、槍ヶ岳に登りたい!

それでは、皆様にとって、笑顔一杯の一年になりますように。
自然を相手にしていると、自然の時間の流れと世間の時間の流れのギャップが大きく、自分がどんどん取り残されていくような感覚を持つことがあります。また、自然に向き合って農薬や化学肥料を使用しない農業をしていると、資本主義的な価値観から取り残されていくような感覚を持つこともあります。本来、自然や社会にとって有益な方法の農業をしているはずなのに、そんな感覚を持ってしまうのは、あまりにも世間とのずれが大きいように感じられるからです。

現在の社会の閉塞感から抜け出す方法として、環境をテーマとした産業の育成が一つの方法として注目されていますが、これまでの資本主義的な価値観で進めても、見せかけのエコに終わるような気がします。お金中心ではなく、もっと自然や社会にとって有益なことに対する価値観が高められるような社会づくりを進めていかなくては、地球も人間もどんどん狂って行ってしまうような気がしてなりません。

いきなり価値観を転換するのは難しいですし、例えば、世界の中で日本だけ転換するのも危ういところがあります。でも、本当に未来の子供たちのことを考えると、価値観の転換は避けて通れないところまで来ているように感じます。口で言うのは簡単でも、難しいだろうな~。

いきなり、こんなことを思ったのは、久々にデパートに行って、多くの商品と人だかりを見たからです。当然のことですが、あの空間は、お金が無ければ何も出来ない空間です。東京とかは、その大型版。こっちより多くの給料を稼いでいる人たちが、失業した途端にホームレスになる。こっちだと、ちょっとぐらい失業しても何とかなる。こんなことを思う時点で、取り残されているのかな。
とうとう、本格的な冬がやってきました。ずっと、暖かい日が続いていたので、この急激な寒さは応えます。ここのところ、ずっとパウダースノーの寒い雪。ハウスの入り口の鉄の取っ手を素手で触ると、鉄に手がくっ付いてしまいます。おー寒い。

話は変わって、先日、秋田県の鹿角市で開催されたEMの関係の集会に、地域の自治組織の研修として参加させていただきました。自治組織で行っている自然教育の関係で、廃油石鹸→EMを活用した廃油石鹸→EMの研修会と言った感じです。良く、EM菌と言う人がいますが、そんな菌はいません。このように言う人が多い時点で、EMは、誤解を招くような名前だなと思います。EMに付いては、賛否両論あります。でも、結果的に、世の中にとって良い影響を与えるものであれば、多くの人が誤解していても構わないのではないかと思います。ただ、強制は駄目ですが。集会に参加した多くの方々も、EMに付いて、どこまで理解しているのか微妙な感じで、最後は、ちょっと引いてしまいました。秋田県は、EM後進県で、秋田県は遅れている。もっと広めようと言う感じです。確かに、EMと言う商品の普及は遅れているようです。でも、EMの本来の意味である有用微生物群を活用した農業をしている人は結構居ます。現在、各地に堆肥センターが出来ています。その堆肥センターでは、EMと言う商品ではない別の商品の有用微生物群を使って発酵を促進しています。その堆肥を利用している農家は、認識していないけれども、有用微生物群を活用した農業の実践者です。それに秋田県は、発酵食品の豊富なところで、有用微生物の活用に長けた県です。EMに乗っかるのも一つの手ですが、秋田県ならではのやり方もあるのかなと思いました。例えば、愛媛県工業技術センターの開発した「えひめAI-2」をベースに考えるとか。皆瀬だと、自家製納豆、栗駒高原ヨーグルト、山葡萄酵母(ブルーベリー酵母)、砂糖を使って、EMに変わる有効微生物群を作るとかね。学校教育に使うんだったら、EMより、こっちの方が面白いと思う。例えば、納豆を作るには、大豆と稲のわらが必要なので、大豆、稲を育てるところから始めるとか、ヨーグルトを作るために乳絞りから始めるとか、酵母を作るために、山に山葡萄を取りに行くとか、砂糖はちょっと難しいけど、りんごとかで糖蜜を作るとか、面白いと思う。皆瀬でやってみたい。
ちなみに私の農業は、土着菌を活用しています。特別な菌ではなく、私の田んぼや畑に住み着いている菌(有用微生物)を活かす方法です。有用微生物が棲み易い土壌環境を整えるのが私の仕事です。
「自分が変わる水の奇跡」江本勝著をお奨めしましたが、お奨めしません。もっと、水の結晶の写真を見たいと思い、ネットで探していたところ、科学的な根拠が全く無いことが分かりました。現代の科学水準で証明出来ないものも有りますが、この本は、科学で証明されているかのような内容となっており、誤解を招きかねません。事実、私はぬか喜び。残念です。
今日、何気なく本屋さんに寄り、ぶらっと店内を歩いていたとき、ふと、この頃気になっているキーワード「宇宙につながる」にヒットする本がありました。「宇宙につながると夢はかなう」浅見帆帆子著 ちょっと胡散臭いタイトルですが、パラっとめくったページに、モノにはすべて波動があって、それぞれが振動しています。(全てのものは原子で出来ていて、原子は極小レベルで振動しているからです。)の記述で引き寄せられてしまいました。こんなことは学校で習って知ってはいますが、今、改めて見ると、ハッとさせられてしまったのです。長くなってしまうので書きませんが、相手に波長を合わせるとか、相手の波長を整えることで、同調し、一体化することが出来るのではないかと考えたのです。宇宙は大きな自然ですが、相手が植物でも同じことです。ついでに見つけてしまったのが、「自分が変わる水の奇跡」江本勝著 帯には、「”いい言葉”の振動が体の中の水をいきいき目覚めさせる!」と書かれています。「水は答えを知っている」がベストセラーになっているようですので、こちらをご存知の方はいるかも知れませんね。面白いのは、同じ水でも、ある字を見せたり、ある言葉を掛けて水を結晶させると、その字や言葉によって結晶の形を変えるということです。良い言葉を掛けてた水は、綺麗な雪の結晶のようになります。悪い言葉を掛けた水は、歪だったり、結晶に成らないのです。
人間では70%、植物も殆どが水で出来ています。稲であれば、水を張った水田で育ちます。人間の波動や言葉が水にそれほど影響を及ぼすのであれば、自分が良い波動を持って植物に接したり、植物に対して感謝の気持ちを持ったり、ありがとうと言葉を掛けることで、植物に良い影響を与えることが出来るのです。そうやって育てたお米は、きっと美味しくなるに違いないと思ったのです。稲を育てている時だけではなく、ご飯を食べるときに、いただきます。美味しそうだねと言葉を掛けることで、ご飯に含まれている水が良い水になります。食べ物に感謝し、ごちそうさまと言うことで、自分に含まれている水がよい水になります。日本は、言霊信仰の国ですが、根拠のある信仰だったんだなと感心しました。今日は、思わず嬉しくて、長々と書いてしまいました。この2つの本はお奨めです。機会がありましたらどうぞ。と言いつつ、私もこれからじっくり読みます。
ついでに、前書は、フォレスト出版。水の結晶の話は、先月、手作り石鹸の講習会でも聞きました。雪の結晶を撮影するため、山形県の蔵王に行ったけど、綺麗な結晶はほんの数枚しか撮れず、殆どが歪な結晶しか無かった。地球がおかしくなっているんじゃないかと言う話だった。うーん、単なる偶然か、それとも私への宇宙の采配か。
ようやく、ジャム工房が完成しました。6畳程度の小さな小さなジャム工房です。ジャムを作ること自体に保健所の許可は要りませんが、賞味期限を長くしようとすると、びん詰め食品製造業の許可が必要となります。今回、びん詰め食品製造業の許可を取得しました。

ずっと、ジャム工房を作りたいと考えていましたが、きちんとした施設を建てるとなると、ちょっとしたお金では建てられません。生産量も多くないですし、これからも、そんなに生産量を増やすつもりも無いので、どうしようかなと考えていました。そんな時、ネットを見ていると、6畳程度のジャム工房を発見しました。早速、山形県のジャム工房を見学に行きました。「おっ、これで許可を取れるんだったら、やれる!」と思い、すぐに計画を立てました。ついでに、宮城県のも発見したので、宮城県にも見学に行きました。

それからが大変。秋田県は、厳しい。山形県、宮城県ではOKでも、秋田県では×だったのです。交渉しても駄目でした。ちょっと大目に見て貰った所も有るので詳細には言えませんが、それでも、山形県や宮城県で許可を取るより、30万円程度のコストアップです。
6畳程度の施設で30万円のコストアップは、かなり大きいです。

許可基準を厳しく設定するのは簡単でしょうが、他の県に比べて厳しくしなければならない特別な理由など有るのでしょうか。私の場合で見ても、他の県に比べて不利な条件からのスタートとなってしまいます。

現在、農産物直売所の人気が高まっています。人気の理由は、新鮮、安心、安いです。この直売所で、多様な加工品を販売できるようになると、直売所はもっとにぎわいますし、地産地消が進みます。地域が活性化します。問題は、加工品を製造販売するための保健所の許可です。より小規模な施設で、少量多品目の加工が可能となるような許可の方法を検討していただければと思います。

要件を厳しくするのは簡単です。秋田県は仕事場が無いのだから、単に厳しくするのではなく、産業の芽が育ちやすい環境にし、衛生管理については、定期的に立ち入り検査するとか、徹底的に教育するとか、別のアプローチの仕方もあるのではないかと思いました。

さあ、美味しいジャムを作りますよ。今は、アロニアジャムを研究中です。
何とか、雪が積もる前に、たらの木の収穫を終えることが出来ました。
今年は天気が悪かったため、排水が悪い畑では、平年の半分も成長していません。逆に、排水が良すぎて、乾燥しすぎる畑では、平年以上の出来になりました。プラスマイナスゼロくらいの平年作かな。
お正月過ぎから出荷出来るように、12月早々から、温泉ハウスに伏せ込む作業を開始します。

今年は、大根を育ててみました。今、切り干し大根や、茹で干し大根を試作中です。ハウスで温泉を利用できるので、この温泉をもっと有効活用出来ないかと考えています。


明日から雪の予報でしたが、その予報が雨の予報に変わりました。あー良かった。まだ雪降らないなと思っていたら、今、雪がわっさわっさ降ってきました。明日の朝までに、結構積もりそうな勢いで、降っています。
今日までで、何とか、たらの木の収穫を終えたので、雪が降っても、もう大丈夫。危なかったなー。雪が降ってしまうと、畑に行けなくなり、たらの木を収穫することが出来ません。今年は、何とか間に合いました。

今、小さな小さな6畳程度のジャム工房を建てています。こちらは、雪の中での作業となってしまいそうです。明日の天気次第で、外壁を貼ると言っていましたが、貼れるのかな?来週早々には完成予定です。

今日は雨。特別急ぐ仕事も無いので、温泉にでも行って来ようかなと思っていた所、知人から「山さえぐべ(山に行こう)。」とキノコ採りのお誘いの電話。「いぐ、いぐ。」と即答。「あど、20分ぐれで迎えさいぐがら、準備してけれ。昼飯のにぎりまんま持ってな。」すぐにでっかい握り飯を準備して、山に直行。ムキダケ、アカモダシ、ナメコが大収穫。山の中で食べた握り飯が美味かった。あっちこっち熊の糞だらけで、木の上には熊の巣もある所。お互い声を出しながら、熊が寄ってこないようし、キノコ狩りを堪能しました。明日は、夜から雪の予報。山は、シーズンオフかな。紅葉の素晴らしい森でのキノコ狩り、いやー面白かった。
昨日の日曜日は好天に恵まれ、栗駒山や小安峡に向かう観光客で大賑わいでした。国道とは言え、普段は、地元の人や工事車両程度が走る程度で、殆ど車が走っていません。昨日は、車が途切れることなく走っていて、中々国道に出ることが出来ないくらいでした。知人は、用事があって小安方面に向かったけど、渋滞がひどくて途中で帰って来たと言っていました。冬は、全く人が来なくなってしまうので、今が稼ぎ時です。私は、あんまり恩恵ありません。今の時期のラズベリー狩り園を計画して畑を整備しましたが、露地栽培では販売できるような果実を得ることが出来なかったため断念し、ハスカップ畑に変えました。んー何か無いかな。
はー、ようやく稲刈が終わりました。
天気が悪くて、思うように作業が進まずに難儀しました。
今年の稲は、出来の良いところと悪いところが極端で、平均すると平年より少々落ちるくらいの収穫量と成りました。
出来の悪いところは、天候と言うより、作業上の失敗です。
丁寧に代掻きをし過ぎて、稲が育ちにくくなり、結果、雑草に負けてしまいました。
代掻きを丁寧にやることで、雑草の生育を抑えることも出来ましたが、
それ以上に稲の生育を抑えてしまいました。
良くも悪くも、原因が分からないと同じ失敗を繰り返してしまいます。
原因を知ることが出来たので、出来が悪くても良かったと言う気持ちのほうが大きいです。来年こそは。

今年で10年目の無農薬栽培。
これまでの集大成のつもりで挑みましたが、未熟さを実感した一年でした。
それでも、これまで続けてきたからこそ見えてきた部分があって、
はっと、閃いて田んぼで思わずガッツポーズしたことも有りました。
あの閃く瞬間がたまりませんね。
農業は、とっても自然で神秘的で創造的な仕事です。

今年も豊かな恵みに感謝、感謝。



皆瀬川の源流に、赤湯又沢と言う沢があります。そこに温泉が出ていますが、登山道も無いので、容易に人が行けるような所ではありません。テレビ東京の番組で、そこに行って温泉に入るという企画があって、その荷物持ちの仕事を引き受けてしまいました。稲刈時期で忙しいため、一旦は断ったのですが、天気が悪くて稲刈が出来ないため、急遽行くことになりました。私自身、行きたくて行きたくてたまらなかったのです。山奥の温泉に行ったタレントは、渡辺正行さんと、どきどきキャンプのお二人です。タレントさんとスタッフ全部で20名弱の大所帯。山で一泊してくるため、テントやら食料やら持つ荷物も半端ではありません。荷物持ちで頼まれた5人で手分けして重い荷物を担ぎ、山を登り始めました。ガイドさんと一緒に登り始めたのですが、予定していたコースからずれ、登山道ではなく、沢登りをさせられてしまい、とんでもない目に合いました。他のタレントさんやスタッフさんは、一般の登山道を登ってきたので、結構余裕のようでした。私は、前日、籾摺り作業や発送の準備、登山の準備で2時間しか寝られなかったので、この時点でボロボロでした。はー参った。登山道を登りきると、ここから、道無き道を進んでいきます。朝、8時前頃から登り始め、温泉に着いたのが3時頃でした。タレントさんたちは、4時頃。それから真っ暗になるまで撮影でした。夜は、焚き火を囲んでの酒盛り。後半は記憶が無い。翌日は台風。沢が増水してしまったので、来たときとは別のコースで、藪こぎです。と、何とも大変で疲れた2日間でした。それにしても、渡辺正行さんは、面白かった。撮影中はもちろんのこと、撮影以外でも周りを笑わせていました。どきどきキャンプ頑張れー。ちなみに、赤湯又沢の温泉は、すごく温まる素晴らしい温泉でした。
ようやく稲刈が始まりました。
今年は、天候不順で生育が遅れ、ちょっと遅めの稲刈スタートです。
稲刈シーズンも天候不順の予報で、ちょっと難儀しそうな感じです。

今年は、あまり稔が良くないかなと思っていたのですが、思っていたより充実したお米で、平年作程度の収量は確保出来そうです。きっと、皆さんにも美味しく食べていただけるお米だと思いますので、是非、食べてみてください。

さて、今日は、貴重な晴天日。稲刈スタートです。




秋の大型連休と言うことで、特に何もありません。北アルプスに行く予定を立てていましたが、直売所の当番が有ったり、稲刈りの準備をしたり、天気が悪かったりと、行く機会を逃してしまいました。来年こそは。とりあえず、朝日岳、飯豊山には行ってきました。雹が降ってくるなど、寒くて視界も悪く、散々な登山でした。次回は、是非、天気のよい日に行って見たいと思います。田んぼで鍛えているお陰か、結構、健脚です。一日目の朝日岳は、コースタイム13時間を7時間で日帰り、2日目の飯豊山は、コースタイム16時間程度を9時間。飯豊本山小屋に泊まって、翌日ダイクラ尾根を飯豊山荘まで下山。コースタイム7時間35分を4時間30分で下山。足はボロボロですが、面白かったなー。稲刈りが終わったら、鳥海山にでも行って見ようかな。
 さて、今月末から稲刈りです。いつもより、稲刈りの開始が遅れそうです。
今年は、大根に挑戦。切干大根、凍み大根に加工してみようと思っています。
野菜には、さっぱり興味が無かったので、百姓なのに大根を育てるのは始めて。
とりあえず教科書どおり。
でも、やっぱり農薬は使いません。
肥料は、無肥料で作ってみようと思っています。
前作は稲なので、稲わら分で多分大丈夫だとは思うのですが、
とりあえず、肥料無しで栽培して、自分の基準を作ろうと思います。
さて、どうかな。楽しみです。

食べ物の安全性を高めるにはコストが掛かりますし、大きなリスクもあります。
家庭菜園としては、それでも作る価値はあります。
でも、仕事としてやるには、理想だけでは無理です。
やはり、それに見合う対価が無いと続けるのは難しいです。
よりコストを下げ、どれだけリスクを軽減しけいけるかが課題。
気象変動が激しくなってくるので、だんだん難しくなってきているんですけどね。


フォレストファーム便りを送信した途端に晴れ間が出てきました。雨だ雨だと愚痴をこぼしたのですが、ようやく聞き入れてくれたようです。このまま一週間程度好天が続いてくれれば、何とか稲の受粉もスムーズに行くでしょう。今日は、これから、皆瀬地区の盆野球があります。集落対抗の野球大会で、帰省客も混じってのチーム編成。人口の減少とともにチームを組むのも難しくなっていますが、何とか人を集めて野球大会が続いています。ここ貝沼チームは、嬉しいことに世代交代が進み、若手がどんどん出てきています。私も一気に年配組み。野球は上手ではありませんが、9人揃わないと試合にならないので、頭数合わせで参加させていただいています。まーその後の反省会目的での参加ですが、頑張ってきます。